カルティエの新作腕時計 WATCHES & WONDERS 2025の解説
こんにちは、ベルモントルの妹尾です。
では早速カルティエの新作 WATCHES & WONDERS 2025の解説という内容でお話しして参ります。
この動画では優先的に注目すべき2本だけ解説します。
まず1本目ですが、ア・ギシェですね。
アギシェ
初登場が1928年なので100年前に製造されているモデルを復活させています。
CPCPとかCPって言って、特別なモデルを復活させるコレクションの中で作られてきたのですが、これまでに2回復活されています。
2回とも個数限定で作られていて、1回目は150周年の時に、直近では2005年に150本と100本が作られています。
ですので今回のは3回目の復活となるのですが、形がちょっと違います。
復刻版の1〜2回目は3時位置にリューズがあるんですが、今回のは12時位置にリューズが来てて、スタイルは違いますが作りはバスキュラントに近いですね。
そして、この12時位置にリューズが来るのが初代のスタイルなので、この3回目の復刻が一番原型を再現しています。
私はリューズインスタイルとか、リューズなしスタイルが大好きなので、この形が一番好きですね。
買えませんが。
このア・ギシェなのですが、その意味が『小窓』って意味なんですよね。
今でこそ電子機器を使って、デジタル時計を表示していますが、この頃はまだまだそんな技術はありませんし、機械式をデジタルっぽく見せるためにこんな感じのデザインになってるんですね。
よって、小さい方の小窓は『時間』で、大きい方の小窓は『分』を表しています。
これまでのCPCPとかCPって、個数を限定してたんですよね。
ですので100個しか作りませんよ、的な感じで、もう公に出てきた時にはそれを目にした人は誰も買えない状態だったわけですよ。笑
でも今回のは、1〜3年間作ります。って言ってるので、これまでよりは入手できる可能性が高くなっています。
(プラチナケースの斜め版だけは個数限定のままなんですけどね)
3代目のアギシェは前述した通り、一番原型に近いのでこれは素晴らしいことですよね。
分を表す小窓が5時位置の斜めに入ってるのがプラチナケース、小窓が6時位置にあるのが、それぞれのゴールドモデルと、限定じゃないプラチナモデルとなっております。
搭載ムーブメントはカルティエ社製手巻きcal.9755MCを搭載しています。
ケースサイズは37.6mm x 24.8mmですので、デカくなくてちょうどいいですよね。
日本人男性には、ぴったりのサイズ感だと思います。
プラチナの限定モデルが970万円。
限定じゃない方が880万円。
ゴールドは2つとも760万円。
お金が余ってる方には、とってはこのモデルは絶対に買った方がいいでしょうね。
では次のタンクルイカルティエにいきましょう。
タンクルイカルティエ
新しいスタンダードラインで誕生したのが、一番大きいサイズのタンクルイでケースサイズは38.1mm x 27.5mmです。
これまでのタンクルイは、それまでのスタイルを崩さないように基本的には、手巻きかクオーツが載っていました。
例外的にルイカルティエコレクションの中で、XLサイズが作られてて、それはXLジャンボって言われてたのですが、今回のが出てくるまではこれだけしか自動巻きモデルはありませんでした。
そして、今回はこのような特別なラインではなくスタンダードラインとして、ラインナップに追加されるということなので、普通にいつでも大きいサイズのタンクルイを購入できるようになったんですね。
昔のはXLと表記されていましたが、今回からのはサイズがずれて今のLMサイズが25.5mmなのですがこれが一個下に下がってMMサイズを与えられるらしいです。
そして、今回の自動巻を載せたモデルがLMサイズを与えられるということですね。
搭載ムーブメントはこれまたカルティエ社製Cal.1899MCが搭載されています。
元々はタンクアメリカンに搭載させるために、小型にして薄型に作り上げたムーブメントです。
タンクルイに自動巻を載せてこなかった理由は、ケースが厚くなってしまうからなんですよね。
1899MCは厚さは一般公開されていませんが、今回のモデルが全部で8.18mmと、かなり薄く作られているので、ムーブは相当な薄さでしょうね。
では文字盤を見てみましょう。
これまでのタンクルイは、中央がギョーシェ装飾で外側がサンレイでした。
そして今回の大きいモデルは、中央から放射状に広がりを見せる装飾になっています。
これもスタイリッシュでかっこいいですよね。
私の手首周りが16.5cmなので、基本的にはラウンドなら36mm前後で、スクエアなら25mm前後が一番しっくり来るサイズです。

この写真は、ルイカルティエコレクションの時に作られたXLサイズ(要するに今回新しく出てきたモデルに一番近いサイズの28mm)なのですが、ここまでがギリギリでしょうね。
このXLジャンボは裏蓋がボコッと出てるので、ほんのちょっと厚みもあるんですが今回のはその厚みが8.18とかなり薄いので、腕に載せてみたらそこまでケース径は、気にならないのかなぁと考えています。
価格も236万円ですので、貴金属を使ってながらもこの価格なら釣り合っていると思いますね。
最近のステンレスもそうなんですが、貴金属を使った時計もアホみたいに高いですからねぇ。