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記事: 【50代男性おすすめ】シンプルで美しい一生使える高級時計7選

【50代男性おすすめ】シンプルで美しい一生使える高級時計7選

こんにちは。

ベルモントルの妹尾です。

本日の動画では、【50代男性おすすめ】シンプルで美しい一生使える高級時計7選という内容でお話しして参ります。

 

50代になれば、人生の半分を生きてきた。ということになります。

これまでに、人から評価されてこなかった、たくさんの苦労があると思われますが、自分で自分を労って(ねぎらって)あげて良いちょうど良いタイミングだと言えるでしょう。

 

これからの人生をより良く、充実したものにするために良い時計選びの参考にして頂けると幸いです。

 

それでは早速やって参りましょう。

 

 1.パテックフィリップ Ref.3528/3

パテックフィリップ Ref.3528/3

まず初めにご紹介するのは、シンプルで美しいパテックフィリップのRef.3528/3でございます。

1970年代に作られた時計で、この頃はケースとベルトが一体型になったモデルが世界3大時計ブランドの中で作られていました。

今回のもその1つであり、トノー型のケースからほとんど幅が変わることなく、ベルトに繋がっています。

繋ぎ目がほとんど分からないために、洗練された印象を与えてくれます。

それを実現しているのが、リネンの質感で作られた18Kホワイトゴールドのベルトであり、このベルトが取り付けられることによって、より高級感が感じられいます。

文字盤を見てみましょう。

トノー型のケースに、12,3,6,9時位置だけローマンインデックスが配置され、その他はバーインデックスのプリントです。

おそらく、ケースとブレスの魅力を引き立たせる目的で、プリントインデックスが採用されているのでしょうが、こういったところはさすがパテックであり引き算の美学を感じますね。

ケース径は26mmですので、大きくもなく小さくもなくジャストサイズと言えるでしょう。

このブレスレットとの一体型のスタイルの場合、これで幅があったら結構主張が激しくなるので、これくらいのサイズが一番、パテックの上品な印象を際立たせてくれると思いますね。

ちなみにベルトの部分なのですが、こちらバックル部分でほんの少しの長さしか調整が出来なので、手首に合わせる時にはワイヤーカッターで切って調節する必要があります。

参考価格は160〜200万円程度です。

50代の男性がこのような美しい時計を着用されていたら、とても素敵な大人の男性感が出ますよね。

 

 

2.オーデマピゲ ロイヤルオーク Ref.56175ST

オーデマピゲ ロイヤルオーク Ref.56175ST

オーデマピゲの代表モデルであるロイヤルオークのご紹介です。

もの凄い人気のあるモデルなので、1度は腕時計の候補に入ったことがある方がほとんどだと思われますが、その分値段も物凄く高いです。

ですので、今回はそういった王道を外した33mm径のクオーツモデルであるRef.56175STをご紹介して参ります。

 

こちらのRef.56175STは1980年代半ばから、2010年代まで製造されていた以外にもロングヒットモデルです。

それはやはりちょうど良いサイズ感だったからでしょう。

1970年代半ばから始まったラグスポブームですが、当時の時計のサイズはこれくらいが一番理想的なサイズとされていました。

ですので、この年代の時計はどのブランドのものも33mmがベースに作られています。

現代のラウンドモデルのケースサイズは40mmがベースにあるので、33mmだとだいぶ小さい印象が出てしまいますが、それはただの時代のブームであって大きければならない、という縛りはないんですね。

また、その方の体格によって変わってくるところではありますが、50代の方であればそこまで大きな時計をつけなくても良いと思います。

それよりかは、やっぱり上品さとか美しさの方が優先順位が高くあるべきでは、と考えますね。

搭載ムーブメントはクオーツであり、男性は多くの方が機械式よりクオーツが下と考えがちですが、今回のロイヤルオークのように、クオーツは安く購入出来るメリットがあります。

自動巻とか引くくらい高いですからね😅

クオーツはダメ!と決めつけてしまうと時計を選ぶ選択が限られてしまうので、クオーツも含めて見ていくと、もっとたくさんの時計が選択肢に入ってくると思われますね。

文字盤は、代表的なグレーの他にもブルー、ホワイトが展開されていましたが、どの文字盤も嫌味はなく33mmケースも相まって上品に袖元を演出してくれますね。

参考価格なのですが、大体250〜330万円程度かなぁといったところですね。

 

 

3.ヴァシュロン・コンスタンタン Ref.6562

ヴァシュロン・コンスタンタン Ref.6562

3本目はヴァシュロン・コンスタンタンから、Ref.6562のご紹介です。

なんの変哲もない通常のラウンド型腕時計なのですが、このモデルが良いのはケースがステンレスで作られていることです。

一見すると普通に感じますが、基本的には世界3大時計ブランドは18Kゴールドをケース素材に使います。

しかし、1960年代終わりから70年代に作られた時計には一部に、ケース素材にステンレスを用いたものもあります。

世界3大時計ブランドが、普段使わない素材を使っているところに価値があるんですね。

「シンプルさは究極の洗練である」という古い格言がありますが、このヴァシュロン・コンスタンタンの ref. 6562 は、その格言を完璧に表現しています。

デイト有りモデルと無しモデルがあるのですが、どちらも美しいので好みの方を選ばれるのが良いでしょうね。

ちなみにデイトなしモデルの方が、製造数は少ない希少性が高いです。

ケース径はどちらのモデルも35mmです。

文字盤を見てみましょう。

3、6​​、9、12時位置のインデックスは、楔型であり他の部分はバーインデックスが取り付けられています。

文字盤はシンプルなサンバーストのサテンダイヤルであり、全体を通して見た時に、均整のとれた洗練されたデザインです。

ムーブメントにもこだわりを感じられます。

搭載ムーブメントは、Cal.K1071でありこのムーブメントはペルラージュ仕上げとローターの縁の部分に、18Kゴールド素材を使用した特別なローターなのです。

時計の外見はシンプルで美しいですし、内部のムーブメントも手が込んだ作りなので、大人の男性こそこのようなこだわりの腕時計を身につけていると、とてもかっこいいでしょうね✨

 

 

4.カルティエ エリプス

カルティエ エリプス

カルティエからはエリプスのご紹介です。

普通の時計とは違った形をしたエリプスというモデルなのですが、デザイン性があってカルティエのジュエラーとしての真髄を感じさせます。

「エリプス」は英語で "Ellipse" と書かれる言葉で、数学や幾何学でよく使われる概念であり要約すると楕円形という意味になります。

ケースのデザインを見ても、幾何学的な部分が垣間見えるのですが例えば、ケースの上下のラインと側面のラインは絶妙なバランスであり、カルティエにしかない発想でデザインされています。

元々こちらのモデルは、3代目社長のルイがデザインしたものであり、原型のスタイルは1910年代に完成したと言われています。

そしてそのルイのデザインしたものを復活させることを目的に、1973年に展開されたのが『ルイ カルティエ コレクション』でありこの時に12モデルが復刻され、そのうちの1つがエリプスなのです。

このコレクションの中で作られたモデルには、ルイがパリの工房でデザインしていたことに敬意を表して、6時位置の製造国を表す表記がPARISになっているのが特徴です。

では文字盤とケースを見ていきましょう。

文字盤はホワイトに黒のローマンインデックスのプリントで、ローマンインデックスは王族だけが使用してきた歴史があるので、こういった部分が特別な気分にしてくれますよね。

ケースは表面から見れば、ステップ状になっています。

腕時計では良く出てくるワードで、ステップとは段差という意味ですね。

この段差があることで、立体的な造形が生まれそのステップ部分が曲線の部分に使われることで、滑らかになり上品な印象を与えてくれています。

時計を時計としての役割と共に、ファッションのアイテムとして見なしている方には、他の時計ブランドから出ている時計と比較しても、美しさは抜群だと思われますね。

ルイ カルティエ コレクションについては、こちらの動画で詳しく解説しておりますので気になる方はご覧ください↓

 

5.ロレックス チェリーニ Ref.4350

ロレックスからは、ガチッとした印象が男らしいモデルのチェリーニRef.4350のご紹介です。

こちらのモデルなのですが、製造数が少なかったようで現代では見かけることもほとんどなくなってしまいました。

ケース径27mmの高さが35mmのサイズ感なのですが、大きすぎることもなく小さすぎることもないジャストなサイズ感でしょう。

先ほどのエリプスと同様に、デザインが素晴らしいですね!

この形だったら、他のブランドで同じスタイルはないと思われます。

 

感覚的には、ロイヤルオークとかロレアートのレクタンギュラー版なのかなぁと考えております。

時計全体を見た時に、曲線はなくベゼルは8面で構成されておりその部分にローマンインデックスが備えられています。

角ばった横顔と長方形­のフォルム、そこに一体型ベルトのシャープなラインが組み合わさり、工芸品の領域に来てるでしょう。

今回紹介したのは18Kホワイトゴールド製であり、­イエローゴールド製も製造されていたのですが、市場に多く出回っている数は1/10くらいでホワイトゴールドの方が極端に少ないです。

参考価格は250〜300万円です。

 

6.ユニバーサルジュネーブ ポールルーター

ユニバーサルジュネーブ ポールルーター

すでにブランド自体が倒産してしまって、今は一応ブライトリングの親会社であるパートナーズグループってところで、復活されていますが現代のものと当時のものは別物と考えて良いでしょいう。

日本では知る人ぞ知るというか、結構マイナーなブランドなのですがデザイン性もよく、搭載ムーブメントも素晴らしいので世界的に人気のモデルがポールルーターです。

1953年、SAS(スカンジナビア航空)がコペンハーゲンからロサンゼルスまで、初の極地航空路線を企画しました。 

 SAS極地航空路線ポスター

SAS極地航空路線当時

北極を近道として利用することで、飛行時間を短縮しようというもので、磁気を帯びた北極を通過することになりました。

ちなみに地球には北極はS極、南極はN極というのは、ご存知の通りですがなんでコンパスがそれらの方角を指すのかと言いますと、これらの地域の磁場がとても強いからなのです。  

話を戻しますが、近道の北極を通過すると、機内の計器やパイロットの時計に異常が発生します。

そこでSAS社は、腕時計のサプライヤーであるユニバーサル・ジュネーブ社に耐磁性腕時計の製作を依頼しました。

 

この依頼によって誕生したのが「ポールルーター」なんですね。 

このプロジェクトは、まず時計工房の最も若い従業員の一人に任されることから始まります。

 

その名前をジェラルド・ジェンタといい、彼は後に20世紀を代表する時計デザイナーの1人となりました。

パテック・フィリップの「ノーチラス」、IWCの「インジュニアSL」、オーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」などは、このジェンタがデザインしたものであるということはご存知だと思います。

ジェンタが有名になり出したのが、ロイヤルオークとかノーチラスの時代からなので、こちらのポールルーターがあまり表舞台に出てくることはありませんが、ジェンタがデザインしているので、非常に洗練されたデザインなんですね。

こちらのモデルは、18Kイエローゴールド、ステンレス、黒文字盤、白文字盤、デイト有り無し、など複数展開されていましたがどれも美しく、ジェンタのデザインを楽しむことが出来ます。

文字盤を見てみましょう。

縦と横は細いラインが引かれ、ベゼルの内側にインナーサークルが走っているのですが、この部分と中央の部分は段差になっています。

中央が窪んでいる感じですね。

サークルは、自刻の部分だけが鏡面仕上げされており、その部分にはバーの装飾が施されシンプルではあるものの、奥深さのあるデザインになっています。

実際にこちらのポールルーターは、スカンジナ航空のパイロットたちに使用され、長く愛用されることになりました。

このようなストーリーがあって、デザイン性も素晴らしいモデルは他の時計ではなかなかありませんので、一生使う時計におすすめです👍

ケース径は35mmで、大体の価格はステンレスモデルで30万円前後、18Kモデルで80万円前後になります。

 

 

7.ランゲ&ゾーネ グランドアーケード  106.021

ランゲ&ゾーネ グランドアーケード  106.021

ランゲといえば、ランゲ1が最も有名だと思いますがグランドアーケードも非常に素晴らしい作品です。

「アーケード」コレクションは1994年にブランド復活の立役者である『ウォルター・ランゲ氏』が、「ランゲ1」「サクソニア」「プール・ル・メリット」と共に発表されたレディースコレクションです。

2006年頃に、サイズをアップさせた男性向けとなる「グランド アーケード」が誕生しし、ローズゴールド1モデル、プラチナの色違いで2モデル、今回のイエローゴールドを含め、合計4モデルが製作されました。

モデルの名前の由来は、ドレスデンにあるドイツバロック建築の傑作「ツヴィンガー宮殿」の回廊、アーケードです。

この特徴的な形は、長方形と円形を組み合わせたようなデザインで、回廊の柱から天井にかけての優美な形状を模しています。

また、ランゲ1でお馴染みの「アウトサイズデイト」も搭載されています。

ゼンパー歌劇場の舞台上にある機械式デジタル表示時計「五分時計」

アウトサイズデイトは、ドレスデンのゼンパー歌劇場の舞台上にある機械式デジタル表示時計「五分時計」への敬意を表しています。

こちらですね。

時計のデザインを見てみましょう。

まずスタイルは、先ほど紹介したエリプスの逆バージョンですね。

ランゲは縦方向のラインで、上下にアーチが入っています。

文字盤は透き通るようなホワイトに、インデックスはゴールドであり、ローマンとダイヤモンド型の2種類が配置されており、バランスのとれたデザインです。

ケースサイズは38mm×29mmであり、大きすぎることなく小さすぎることなくジャストなサイズ感です。

実際に腕に着用して見ての感想なのですが、めっちゃかっこいいですね。

ランゲって市場にあんまり出てきてないし、なかなか手に出来ることもないので、スルーしてたんですが美しいですね。

世界5大時計ブランドの1つと言われるのも納得出来る、質感と質量を感じました。

時計自体はそこまで大きくないんですが、まぁまぁずっしりときます。

ただし、手首に馴染むのでそこまで気になりません。

なんと言っても、裏面がスケルトンなのでムーブメントを眺めることが出来ます。

当たり前なのですが、それぞれのブリッジにはコートトジュネーブの装飾が施してあり、表からでも裏面からでも楽しませてくれるモデルですね。

こんな時計を着用していれば、シンプルではあるものの存在感があるのでとてもかっこいいおじさまって印象になると思われます。

 

といった感じで、7本の時計をご紹介しましたがどれも素晴らしい時計ばかりです。

飾らない時計だけれども、奥深さのある時計というのは、50代の男性の人柄を表現するアイテムになってくれるはずです。

是非とも自分のご褒美として、最高の1本を手にされてくださいませ。

 

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