カルティエの腕時計【メンズの新着商品】マストタンクLMサイズ/アイボリー/黒(ブラック)XLサイズ/世界限定500個モデル
1つ目はマストタンクLMサイズ アイボリー文字盤です。
カルティエといえばこれ!
という一番代表的なモデルだと思われますが、誰が見てもこの時計がカルティエであるこということは、すぐに分かります。
本当にシンプルです。
文字盤を見てみましょう。
外枠には、王侯貴族が使用していたローマンインデックスが配置され、その内側には列車の線路に見えることから名付けられたミニッツレールが敷かれている、100年前からなんら変わりのないスタイルです。
インデックスはブラックで、それに合わせて黒の針を合わせてあるシンプルなデザインです。
シンプルではありますが、普遍にして王道のデザインなので飽きが来ませんし、カルティエの伝統的なブルーのカボションが良いアクセントになっています。
動作方法は手巻きで搭載ムーブメントは、信頼のあるETA社製Cal.78/1が搭載されています。
アイボリー文字盤は大人気なので、何度も仕入れているのですが今回の個体は今まで以上に気合を入れて仕入れました。
と言いますのも、一般的にはマストタンクは製造されてから30年以上が経過しているので、どの個体にも文字盤にクラックがあります。
しかし、こちらの個体にはそれが見当たらずこういった個体には、なかなか出会えないんですよね。
この年代の時計でクラックがないのは、大切に扱われてきた証拠であり、非常に希少性が高いですね。
風防に浅傷がありますが、気になるレベルではなく良好なコンディションです。
ベルトはリザードのブラウンをつけております。
こちらのベルトはカシス社製で9900円で結構お高いベルトです。
その理由は、リザードであることはもちろんなのですが、裏面が防水になっていることも影響しています。
夏場にレザーベルトを使うときに気になるのが、汗の染み込みですが全部をカット出来るわけではありませんが、裏面防水ですが9割方防いでくれます。
これからもっと暑くあっていきますが、それでも充分に楽しんで頂けるベルトですね。
綺麗なマストタンクをお探しだった方には、是非とも手にして頂きたい一本ですね。
2つ目はマストタンクLMサイズ 黒文字盤です。
先ほどアイボリーの色違いの黒文字盤です。
アイボリーと比べて極端に数が少ないのが特徴です。
SMサイズも黒文字盤があるのですが、感覚的にはLMサイズは1/5くらいかなぁといった印象ですね。
アイボリーもかっこいいのですが、黒文字盤は締まりがあって良いですね。
黒文字盤に対して、インデックス、ミニッツレール、針がシルバーでありケースがゴールドですので、かなり高級感があります。
搭載ムーブメントは先ほどと同じETA社製手巻きCal.78/1が搭載されています。
この時計の魅力ポイントはベルトですね。
仕入れた時点でベルトが新調されていたのですが、カルティエ純正のブラックレザーベルトが取り付けられています。
完全なる新品ってわけではありませんが、見た感じの使用回数は恐らく5回未満かなぁといったところです。
カルティエの純正ベルトだけでも、良い値段しますからね。
純正ベルトがついているのは、おすすめ出来るポイントです。
コンディションですが、風防の右上に小さなチップがあることと、文字盤をしっかり見たら、姿勢差によって浅いクラックが見えるのですが、実際に腕に乗せたらもう分かりません。
黒文字盤は誰もが好きだと思われますが、カルティエの黒文字盤って案外デザインの中で採用されてないので、LMサイズのマストタンクのローマンインデックスバージョンは希少なモデルだと言えるでしょう。
3つ目はマストタンクLMサイズ アールデコです。
こちらは世界限定500本で製造されたモデルであり、裏蓋の方に〇〇/500のような感じでシリアルが入っています。
動作方法はクオーツです。
文字盤を見てみましょう。
外枠はミニッツレール、その内側に光沢のあるゴールドの枠があり、その内側はクリーム色の梨地仕上げのマットな2色展開のデザインです。
カルティエらしく、物凄くおしゃれですね。
一見すると同系色の文字盤で、色味がないと思われがちですが実はそうではありません。
カルティエの伝統的なブルースチールの針が、文字盤に入ることで差し色となり絶妙の色のバランスが取れています。
インデックスを見てみましょう。
12,3,6,9時位置のインデックスは、アラビア数字ではなく角形の数字であり、これはアールデコ時代に流行った特徴を捉えています。
そして、その他のインデックスはバーになっており無駄のないシンプルな美しい時計にまとまっております。
文字盤だけを見れば、まさにアートを取り入れてるようなデザインですので、カルティエのちょっと違ったデザインを楽しみたい!
そう思われている方にこそ、手にして頂きたい一本ですね。
世界で限定500個しか製造されてないので、おそらく今後は値段が高騰していくかと思われます。
4つ目はマストタンクXLサイズ アラビアインデックスです。
XLと聞くと大きいようなイメージがありますが、実際には現代の普通のサイズくらいになります。
現行で販売されているタンクマストのLMサイズが25mmのケース径ですが、それと同じ25.5mmのケース径ですので、現代での普通のサイズに分類できるでしょう。
今回のモデルはデザイン性が美しい文字盤です。
私もこのモデルは何度も見たことがあるのですが、正直なところ見るだけではそこまでそそられませんでした。
ただし、実際に手に取ってみるとこれは写真や動画よりも、現物が10倍良く見る代表だと思いますね。
ここからその魅力をお話しして参ります。
カルティエといえば、ローマンインデックスの印象ですが、こちらはアラビア数字が採用されており、中央はグレーで塗られておりブラックで縁取りされています。
そしてその周りには、ミニッツレールが引かれているのですが側面はまっすぐで上下はアーチ状になっており、独創的なデザインです。
またインデックスの部分だけが、浮かび上がっているので時計に奥行きがあり視認性が良いのも魅力ですね。
特筆すべきは、中央とミニッツサークルの外側に『ダブルC』の装飾が施してあることです。
この装飾が入ることによって、文字盤に陰影が生まれ、グッと高級感が高められています。
現行ラインのカルティエでは、この装飾はなくなってしまっておりヴィンテージならではの手の込んだ装飾を楽しむことが出来ますね。
こんなジャンルは存在しないのですが、ドレスミリタリーみたいな感じだと思います。
レクタンギュラー型で、アラビアを採用しているモデルって案外ないのと、さらにゴールドのケースというのが相まって、指揮官クラスが着用しても良さそうなカッコいい時計ですね。
そして、文字盤を見た時に黒とグレーと白しかない世界の中に、ブルースチールの3本の針がこれまたいいアクセントになっておます。
2005年にマストタンクが製造終了になるのですが、XLサイズはその直前の数年間だけ製造されたモデルです。
現在はホーウィン社のダークブルーのレザーベルトをつけておりますので、落ち着きがありつつも手元を華やかにしてくれますし、大きすぎることはないので上品に演出してくれることでしょう。
元々がバックルタイプだったのですが、ベルトが劣化しておりそのまま販売できる状態ではなかったので、現在オーダーでリザードのバックルタイプを作っております。
完成は8月末頃なのですが、バックルタイプにも変更できますので、そのことも事前にお知らせてさせて頂きますね。
といった感じで4本の時計をご紹介して参りましたが、なんといってもカルティエの時計って軽いし薄いし、シンプルなのでそうそう飽きないんですよね。
そして、ドレスウォッチではありますがカジュアルな服装に合わせやすいです。
1本持っていれば、どんなシーンでも使うことが出来るので、やっぱりタンクは心からおすすめ出来る1本ですね。