【予算別まとめ】センスが良い!40代男性向け36mm以下の腕時計おすすめ7選【50万円〜100万円】
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この記事では、【予算別まとめ】センスが良い!40代男性向け36mm以下の腕時計おすすめ7選【50万円〜100万円】という内容で解説して参ります。
40代という年齢に相応しいセンスのある腕時計を着用していれば、若々しくオシャレを楽しんでいる男性に見られますし、日頃のお仕事にもよりやる気が出てくると思います。
そろそろゴールデンウィークに入りますが、ベル・モントルは基本的には全て営業しておりますので、ちょっと見てみようかなぁって方はお気軽にお越しくださいませ。
それでは早速やって参りましょう。
【予算別まとめ】センスが良い!40代男性向け36mm以下の腕時計おすすめ10選【60万円〜160万円】
1.カルティエ タンクアメリカン MMサイズ
「タンク」や「サントス」など、カルティエのデザインの多くが20世紀前半に誕生したのに対し、「タンク アメリカン」の誕生は1989年と新しいモデルです。
しかし、アメリカンの原型であるサントレも含めて見ると、また見え方が変わってきます。
こちらがサントレのデッサン画なのですが、実はアメリカンの前に、サントレというモデルが存在しそのサントレは1921年に誕生しています。
このような感じで、元々のデザインは「タンク・サントレ」であり現代的に刷新したモデルがアメリカンという訳なんですね。
そして、アメリカンというモデルの特徴は、ケースが湾曲して作られていることです。
タンク アメリカンはケースの延長によって得られた長さを使い、手首の形にフィットするようにケースは湾曲された形になっています。
基本的なデザインは、タンクなのですがアメリカンはケース径が細く、その分厚さがあります。
ですがその厚さというのは、湾曲という技によってほとんど感じられませんし、むしろ時計の立体的な美しさを放ち、綺麗に腕に馴染のでカルティエのジュエラーとしての真髄を感じられます。
誕生してから、30年経過してるので、その間にデザインは時代に合うように微調整され、様々なムーブメント(クォーツ、手巻き、自動巻き)が搭載されました。
タンクアメリカンは、ケースの縦の長さがあるのでSM、MM、LMサイズで腕に乗せた時の印象がだいぶ変わってきます。
こちらの画像をご覧ください。
左側がMMサイズで、右側がLMサイズです。
私は、腕に乗せた時に手首が全部被らない方が好みなので、MMサイズがちょうどいいのですが、LMもガシッと決まるのでやはり好みによって大きく変わるかなぁといった印象ですね。
どちらも余裕で36mm以下で、MMサイズが年代によって異なりますが大体21〜22mmでLMが24.5〜26mmなのですが、MMはラウンドに置き換えると35mm前後、LMは38mm前後かなぁといったところでしょうね。
価格はステンレスモデルで61万8000円、ゴールドモデルは現行モデルからは消えてるみたいなので、中古のモデルだと大体120〜130万円で販売されいます。
2.カルティエ バロンブルー SMサイズ
次はカルティエのバロンブルーSMサイズです。
ベルトの素材によって値段が変わり値段は88万円から94万円です。
バロンブルーの良いところってのは、手にしっとりと乗っかってくれるところでしょう。
表面から見れば、通常のラウンドウォッチですがベゼルから風防にかけて、緩やかな曲線を描き、裏蓋の方も緩やかな曲線を描いたスタイルなので、とても柔らかい印象を与えてくれます。
イメージ的には、男性で音楽の先生とか美術の先生、みたいなアートに携えわってる方が着用してたら、時計の持つ個性とその人の雰囲気がぴったりかなぁと思いますね。
デザインをご覧頂きたいのですが、他のカルティエのモデルと比べて大きく違うところは、ケースの中にリューズが収められているところです。
リューズガードって役割とは違いますし、やはりカルティエだから出来るオシャレなデザインだと思いますね。
元々このケースの中にリューズを入れるのは、サンチュールってモデルから始まってるんですが、そちらがオクタゴン型のケースであったのに対して、ラウンド型がバロンブルーって感じですね。
このバロンブルーとは、フランス語で青い風船を意味します。
全体を見た時にも、風船のような丸みがありますし、時計の文字盤という地上にリューズの青いカボションが風船のようにも見えます。
ベルトは革ベルトとメタルブレスを選べるので、夏前後の暑い時期だけメタルブレスに取り替えて、その他のシーズンは革ベルトなど変更できるのは機能的ですよね。
素材なのですが、今回は価格の範囲からオーバーしてしまうのですが、ゴールドモデルも素敵です。
ゴールドはデカすぎたら、いやらしさが出てしまうんですが33mmであれば、手元に綺麗に収まりますし、主張も激しくなりませんので小型のバロンブルーならではの、上品さを演出してくれると思いますね。
3.IWC ポートフィノ IW3513
次はIWCからポートフィノのご紹介です。
価格は白文字盤であれば22〜25万円、黒文字盤であれば40〜50万円で販売されています。
ポートフィノは現代まで続いている人気のロングヒットモデルであり、誕生は1984年となります。
現代のモデルは巨大はしており、アンダーが40mmなのですが今回ご紹介するモデルは、製造されていたのが1990年代と約30年前の時計なのでケース径が34mmで作られています。
「ポートフィノ」というペットネームは、イタリアのリグーリア海岸沿いにある港町が由来となっており、情緒豊かなリゾート地でのライフスタイルを意識した古典的でシンプルなコレクションです。
白文字盤の方は艶のある文字盤に、シルバーのバーインデックスにシルバーの細めのペンシルハンドが備えられており、かなりシンプルなデザインです。
この34mm径の中に、ホワイトとシルバーの同色系の色でまとめられているので、少し物足りなさを感じるかもしれませんが、清楚、爽やかというのを表現するのにはぴったりの時計です。
そして次が、黒文字盤の方ですね。
黒文字盤の方もポートフィノなのですが、だいぶ雰囲気が変わってミリタリーテイストになっています。
というか、ほぼマーク12ですね!
インデックスは、視認性の良いアラビアインデックスで12,3,6,9時位置には、トリチウムの夜光が備えられており、本格的なミリタリーウォッチとなっております。
この時計の特筆すべき点は価格ですね。
そもそもこういったミリタリーウォッチは、男性の方であれば誰もが好きなのですがマーク12だと100万オーバーです。
じゃあその価格の違いはどこから生まれるのかと言いますと、まずマークシリーズから外れていること。
2つ目は、サイズだと考えられます。
サイズが36mmではなく、34mmですのでそのサイズを選ぶ人が少ないことから、ポートフィノは安いのだと思います。
ただし、これは小型の時計が好きな方からすれば朗報であり、そんな理由でまだ目がつけられていないこちらのモデルを、今手にしておくことは時計が本来持っている魅力を見抜いていると言えるでしょう。
4.ジャガールクルト マスタークラシック Ref.145.840.892
ジャガールクルトからは、マスタークラシックをご紹介します。
1992年にマスターコントロールシリーズのファーストモデルとして、ビッグマスターが誕生したのですが、その後に小型のマスタークラシックが誕生しました。
ビッグマスターが37mm径であるのに対して、マスタークラシックは34mm径です。
ここでちょっとだけ、ジャガールクルト用語を解説します。
ビッグはそのまま私たちが理解する『大きい』と分かるのですが、クラシックと言われたら、直訳すると『伝統的な』という意味になるので、なんだかよくわからないなぁ。
となってしまうと思います。
このクラシックなのですが、ジャガールクルト社の言い方で解説すると、『伝統的なサイズに振り返ろう』的なニュアンスであり要するに、小さいサイズのことを意味します。
スモールって響きがあんまり印象が良くないから、クラシックって表現にしているんだと思いますね。
クラシック=小さいサイズなんだなぁって頭の片隅に置いておいてください。
では話を戻しまして、このマスタークラシックは作られた年代を見れば巨大ウォッチが人気の時代だったので、生産数も多くなく実際に市場に流通してる数もほとんどありません。
よって価格もはっきりとしたデータが出てこなかったのですが、定価が35万円だったことを考えると、今では50万円くらいかなぁと思います。
デザインは極限までシンプルであり、ホワイトとシルバーを基調にしつつも針の中心とインデックスのアウターサークルには、マーカーが入りこれがいいアクセントになっていますよね。
ムーブメントの精度の素晴らしさ、デザインの美しさを含めてドレスウォッチの模範としても語られているのです。
レベルソと並ぶくらいの有名なモデルですが、そもそもこのマスターシリーズが生まれた背景を解説します。
別の動画でも何度もお話ししていますが、ジャガールクルトは世界3大時計ブランドにムーブメントを提供していましたし、他にもカルティエやIWCにも提供しています。
よって今となってはどのブランドもムーブメントを内製化できるまでになっていますが、老舗マニュファクチュールといえば、ジャガールクルトでありこれまでに350種類以上ものムーブメントを作ってきています。
それだけムーブメントに対して技術力のあるジャガールクルトが、一般的な精度検定の「スイス公認クロノメーター」 より厳しい規格でムーブメント作ってますよ!
ってのが自社で作った「マスター1000時間コントロール」という規格なのです。
これは、その名の通り完成した時計の品質検査であり、クロノメーター試験のムーブメントだけを検査する方法とは違います。
様々な状況下での精度検査、気温や気圧への耐性、耐磁性などを1000時間にもわたって行う、徹底した規格なのです。
よって、ムーブメントは1級品であり圧倒的な精度を誇ります。
5.オメガ クロノグラフ Ref.101.0009
オメガからはクロノグラフであるRef.101.0009のご紹介です。
現代のクロノグラフは大体が40mmオーバーがデフォルトとなっておりますが、ヴィンテージのクロノグラフであれば、34〜36mmサイズのものもたくさん存在します。
そして、今回のモデルはケース型35mmであり現代のサイズ感からすれば、かなり小型に作られています。
デザインを見てみましょう。
シルバーのダイヤルに、シルバーのバーインデックスと、シルバーのペンシルハンドを備えております。
インデックスと針は視認性を向上させるために、中心に黒いマーカーが取り付けられています。
白系の文字盤には、このように反対色のブラックを入れるとメリハリがあっても、良いアクセントになっていますよね。
生産されていたのが、1960年代なのですがこのような感じで、ヴィンテージウォッチは少しやれた感じとか、枯れた感じがあって味わいが出ています。
これをオシャレと捉えるか、古いと捉えるかは人の感性によって変わってくるところでしょうが、オシャレだなぁって感じてあるのであれば、自分の心が反応してるのでスッと馴染んでくれると思いますね。
現代の時計では、なかなかドレスクロノを目にすることができない中で、このような時計を着用している方がいたら、私はとてもオシャレな人だなぁと感じます。
オメガのスピードマスターは、誰もが知っている有名モデルですが、スピードマスターにも今回のモデルにも、1960年代のモデルにはレマニアという会社のムーブメントが搭載されています。
大体私の動画では、ジャガールクルトがヴァシュロンやオーデマに向けてCal.818の極薄ムーブメントを提供していました。という内容を話しているのですが、オメガとレマニアもそういった関係ですね。
レマニアはジャガーのようなムーブメントを作る会社ではなく、分かりやすいイメージとしてはIWCのような質実剛健なムーブメントを作る会社でした。
どちらのブランドのムーブメントも壊れにくいのですが、使用する環境が違うことの壊れにくさがあります。
レマニアは実際に、ミリタリーウォッチの中にも搭載されていたので、実践型の壊れないムーブメントを作ることを得意にしていたのです。
そんなレマニア社製のムーブメントに、オメガ社が調整と装飾を施してできたのがCal.320であり、このモデルにもスピードマスターにも搭載してあるんですね。
ムーブメントの歴史を見ていけば、古い時計であっても、今でもしっかり使えることが分かりますよね。
現在はレマニアという会社は無くなっているのですがマニュファクチュールブレゲという名前で、ブレゲの傘下に入りクロノグラフ専属のムーブメントを作っています。
レマニアの詳細な歴史については、こちらで詳細を解説しておりますので気になる方はご覧ください↓
6.ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270
1989〜2001年まで生産されていたモデルで、ケース径は36mmです。
エクスプローラーの誕生は、1953年に誕生したモデルであり実はサブマリーナと同年に誕生しており、超ロングヒットモデルです。
素材はステンレスだけ。文字盤もブラックだけ。
このように、シンプルな見た目ではありますが、『探検家』という勇ましい名前の通り、100m防水という機能性と、3,6,9時位置にはビッグアラビアが配されており視認性が良く、純粋に時間だけを判別することに特化させた素晴らしいモデルです。
一瞬39mmのエクスプローラーが出ましたが、やはり36mmがサイズ的に1番しっくりくると思いますし、39mmが廃盤になったところを見ると、やはり36mmが市場からは求められているということでしょう。
現行で販売されている、エクスプローラーRef.124270の新品価格は103万6200円です。
そして今回ご紹介する5桁のRef.14270の価格は、大体90〜100万円前後で販売されています。
現行ラインとほとんど変わらない値段なんですね。
そんな5桁のRef.14270は、どこに魅力があるのかを見てみましょう。
これは夜光塗料にあります。
エクスプローラーⅠの夜光は、近代に近づくにつれて、トリチウム→スーパールミノバ→クロマライトのように変更されて来ました。
もちろん、新しい夜行の方が蓄光機能が良いのですが、その時計の持つイメージにより近いのは、古いモデルの方になります。
古いモデルになれば、新品のような輝きもないし擦り傷も入っています。
ただし、エクスプローラーは先ほども説明した通り『探検家』という意味を持つモデルです。
そんな腕時計が、輝いていたらちょっとイメージとは違った感じになりますよね。
もちろん、新品を購入して自分が長年愛用してガンガン使って『味』とか『渋さ』を出していくぜ!って方もいらっしゃいますし、その考えは素晴らしいことです。
ですが実際のところ、それを待つことが出来ないという方が多いからこのように、新品とほとんど変わらない値段なんですね。
この5桁のモデルは夜光にトリチウムが使われてるんですが、この夜光が30年の時間の経過によって焼けて、良い感じの風合いになっています。
ケースの全体的な傷と同様に、夜光も良いアクセントになっててそういった所にオシャレさとか、こだわりってのがあるのだと思いますね。
次に紹介する時計ですが、そう言ったツール系じゃなくてもうちょっとドレッシーな36mm径のロレックスのモデルがいいんだよなぁ。って方にはぴったりの時計を紹介します。
7.ロレックス デイトジャスト Ref.1601
ロレックスの中でも、1位か2位を争う有名モデルだと思われますが、2つ目にデイトジャストのご紹介です。
デイトジャストかぁ。 普通でありきたりだなぁ。
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、4桁のデイトジャストは味があるし、渋さが出てるので現行モデルとは違った角度の魅力が感じられると思います。
デイトジャストは、ロレックスの3大発明が備わっておりそれらは『オイスターケース』『デイトジャスト』『パーペチュアル』の全てが搭載されているハイスペックモデルになります。
現行モデルにも存在するデイトジャストですが、今回のRef.1601は1960年代前半から20年間生産され続け、その間にたくさんのバリエーションが誕生したので選ぶ楽しさもあるのが特徴です。
今回はref.1601を選びましたが、ほとんど同じスタイルでRef.1603が存在します。
この1601と1603の違いは、ベゼルの素材であり1601が18KGのベゼルで、1603はステンレスのベゼルであるということです。
素材はゴールドの方が高いのですが、時計の値段はステンレスベゼルモデルと、ほとんど変わりはありません。
文字盤はブラック、シャンパン、シルバー、グレー、ブルーなどなど様々あり、文字盤のカラーで同じデイトジャストでもだいぶイメージが変わります。
これらの時計は、生産終了してからすでに40年近く経過しているため、綺麗なものでも文字盤はエイジング感が出ています。
シャンパンは深くアイボリーのような色味に変わり、グレーは色が焼けて少しだけブルーが入った色味に変わったり、ブラックミラーの文字盤は色が残るところと抜けたところが出て、マーブル模様になっていたりと、新品では得られない経年が生み出したデザインが美しいです。
ステンレスにホワイトゴールドベゼルのモデルであれば、ステンレスのマットな質感にベゼルだけキラッと輝いているので、主張は激しくなく落ち着いた印象を与えてくれます。
ケースが18Kモデルのものは、ブラックとシャンパンの文字盤があるのですが、どちらもサテン仕上げと言って反射しない、金属繊維が見えるような仕上げ方をされています。
かといって、ベゼルの部分は鏡面仕上げなのでキラッとひかりアクセントを与えてくれます。
普段の格好がラフな格好が多くて、全体的なファッションにちょっとおしゃれを追加したいなぁ、って思ってある方にはデイトジャストを1個腕にはめるだけで、こなれ感が出て全体をまとめてくれるはずですね。
といった感じで、7個の時計を紹介してきたのですがそもそも36mm以下の時計を紹介してる時に、このサイズって小型なのかなぁ?
と考えてしまいます。
現代に40mmという比較対象があるから、小さく見えるだけで当時を生きてた人からすれば、36mmでも大型って言われてたのでは?
とも思うのです。
そうなってくると、大型とか小型とか別にどっちだって良くて、自分が気に入った時計を着用する。
そして、その時計と過ごしてる時間を楽しめれば、それだけで人生は豊かになるのではないかなぁと思いますね。