夏こそ、半袖シャツにサントスカレという選択肢
こんにちは、ベルモントルの妹尾です。
本日の動画では「夏こそ、半袖シャツにサントスカレという選択肢」という内容で解説して参ります。
夏になると、腕元が何だか物足りない・・・・
そんな思いから、『そうだ京都に行こう!みたいな感じで、そうだ腕時計しよう!』って思う方はたくさんいらっしゃると思います。
実は夏という季節は、腕時計が最も映える季節でもあるんですよね。
半袖シャツは腕が露出するからこそ、腕時計が手元の主役になれます。
今日はそんな夏の腕時計の楽しみ方を、カルティエのサントスカレというモデルを軸にお話しして参ります。
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それでは話を進めて参ります。
夏に腕時計を着けることの意味を再度考えてみる
まず最初に、夏に腕時計を着けることの意味について考えてみましょう。
夏になると腕時計を着用したくなる方が多くなりますが、そもそも何でそんな気持ちになるのんでしょうか。
それは特段考える必要もありませんが、ファッションという観点から見ると、夏は腕時計が最も輝く季節だからです。
そういった感覚を持つ方が、夏の季節になると腕時計への関心が高まるんですよね。
シルバーアクセとかも同じようなニュアンスなので、その延長線上といった感じでしょうね。
実際にベルモントルへのお問い合わせも、夏にかけて増える傾向があります。
半袖シャツは腕が露出しているからこそ、腕時計が常に視界に入る状態になります。
着けている方自身も、先方にも、手元の腕時計が自然と目に入ってきます。
よって夏こそ、腕時計が手元の主役になれる季節なんですよね。
さらに、半袖シャツという服そのものの特性を考えてみると、腕時計の重要性がより鮮明になります。
半袖シャツはシンプルな服です。
柄や素材で個性を出すことはできますが、冬のジャケットやコートと比べると、着こなしとしての情報量が少ないですよね。
そのシンプルな着こなしの中で、手元に一本の腕時計があるかないかで、全体の印象が大きく変わってくるんですよね。
腕時計がある手元とない手元を比べたとき、前者の方が着こなしとして完成されているという感覚は、多くの方が共感していただけるのではないでしょうか。
そして夏の腕時計選びにおいて、もう一つ大切な観点があります。
それは季節感との調和です。
夏の着こなしは軽やかで、涼しげで、すっきりとした印象が求められます。
だとすると、腕時計も同じ方向性を持つものが自然に馴染むんですよね。
夏の軽やかな着こなしには、同じように軽やかで上品な腕時計が自然に重なっていきますよね。
そういった観点で腕時計を選んでみると、夏ならではの腕時計の楽しみ方が見えてくるんですよね。
では夏の半袖シャツに、どんな腕時計が合うのか?
というわけで、次に今日の主役であるカルティエのヴィンテージサントスだからこそ、夏に映える理由!という内容で解説して参ります。
ヴィンテージのサントスカレだからこそ夏に映える理由
サントスというモデルは現行品としても存在しますが、今日ベルモントルがご紹介するのはヴィンテージのモデルです。
なぜヴィンテージのサントスカレを夏の着こなしに提案するのか。
ここではその理由についてお話しして参ります。
まず、ヴィンテージのサントスカレが持つケースの質感についてです。
1978年から1987年にかけて作られたヴィンテージのサントスカレは、当時の職人の手仕事が細部に宿っています。
特筆すべきは、ケースのエッジの立ち方、面取りの入り方、ブレスレットの各コマの仕上げです。
サントスカレが、現行に迫る金額になっているにもかかわらず、ここまで人気なのはこの角張りにあります。
サントスカレの進化系であるガルべからは、かなり現行に近いスタイルになり、その分かりやすい違いは、シームレスにあります。
ガルべから現行モデルに至るまで、カルティエは繋ぎ目を出来るだけ見せないようにデザインを継続させて来ました。
しかし、残念ながら我々男性は、カレの角張りに魅力を感じるんですよね。
こうした細部の小さな違いですが、現行品とは異なるカレにしかないクラシカルな存在感を生み出しているんですよね。
夏の半袖シャツで腕が露出しているからこそ、こうした細部の美しさが手元で際立ってくるんですよね。
次に、ヴィンテージならではの文字盤の表情についてです。
長い時間を経たヴィンテージの文字盤は、新品にはない独特の風合いを持っています。
いつもはですね、パティナとかエイジングの話をするんですが、今日はちょっと違っていて、この前お客様に久しぶりに、現行モデルのMMサイズを見せて頂いたんですが、作りが違うんですよね。
良い意味で現行型は、整っています。
しかし、ヴィンテージはこちらも良い意味で、作りの古さが感じられます。
いつも話していますが、エモい気持ちになりますよね。
そしてもう一つ、価格という観点でも触れておきたいと思います。
サントスカレは今もかなり人気で、状態の良い個体だと現行型までとは言えませんが、現行型のMMサイズが190万円なのですが、1年前と比較すると価格差はかなり縮まっています。
これはどういうことかと言いますと、おそらく現行モデルの安心感よりもクラシカルなサントスを手にしたい!と考える方がかなり多いということだと思います。
実際に現行のMMサイズを着用されてお越しになったお客様とお話しした時にも、確かに新品の価格と比べることはあるけれど、そもそも現行型とヴィンテージのサントスは別物として見ています。
とおっしゃっていました。
要するに、角ばったサントスを手にしようと思った時には、サントスカレしかないんですが、進化系とはいえど、もはやカレ以降のモデルとは形が違うといったところなんでしょうね。
夏の半袖シャツという軽やかな着こなしに、数十年の時間を背負ったヴィンテージのサントスカレを合わせる。
その組み合わせが生み出す奥行きと品格は、現行品では得られない夏だけの体験だといえます。
では次に、半袖シャツとサントスカレが合う理由!という内容で解説して参ります。
半袖シャツとサントスカレが合う理由
ここでは、そもそもなぜ半袖シャツとサントスカレという組み合わせがこれほど自然に成立するのかを、着こなしという観点からもう少し具体的に掘り下げていきます。
まず、ケース形状と袖口の関係についてです。
サントスカレが持つ正方形に近いケースは、半袖シャツの袖口との間に非常に自然な調和を生み出します。
半袖シャツの袖口はすっきりとしたラインを持っており、そこから覗く手首に正方形のケースが乗ることで、それだけで手元がすっきり見えるんですよね。
これは実際に着けてみると「なんかすっきりしている」という感覚として自然と受け入れて頂けると思います。
映像からもかっこいいねぇ・・・・ってのは分かって頂けるはずなんですが、サントスこそこれは実機を腕に乗せて欲しいですよね。
絶対欲しくなっちゃいますので^^;
これは丸いケースや大きなラグを持つモデルでは生まれにくい、サントスカレならではの収まりの良さだといえます。
次に、ブレスレットの細さという観点です。
夏は肌の露出が多いため、腕時計のブレスレットが肌に触れる面積も自然と増えます。
サントスカレのブレスレットは非常に細いですし、ラグスポ時代に作られたブレスなので、手首へ向かってさらに細くなるデザインになっています。
よって圧倒的に圧迫感が少ないです。
細くすっきりとしたブレスレットが夏の肌に乗ることで、腕時計を着けているというよりも、手元に自然に馴染んでいるという感覚が生まれてくるんですよね。
この着け心地の軽さは、夏という季節に非常に合っているといえます。
ブレスもステンではありますが、なかなかの軽やかさがありますからね。
さらに、小径というサイズ感の話です。
サントスカレのケースサイズは29mmであり、現代の腕時計の基準から見ると非常に小径に分類されます。
半袖シャツはシンプルな服であるため、着こなし全体の情報量が少なくなります。
そのシンプルな着こなしの中に、小径で端正な腕時計が加わることで、主張しすぎずしかし確実に品格が生まれます。
着こなしを邪魔しないという点で、サントスカレの小径というサイズ感は夏の半袖スタイルと非常に相性が良いんですよね。
こうして見てみると、半袖シャツとサントスカレが合う理由は、ケース形状・ブレスレットの細さ・小径というサイズ感・色の相性という複数の要素が重なり合った結果だということがわかります。
どれか一つだけでなく、これらすべてが揃っているからこそ、夏の着こなしにサントスカレという組み合わせが成立するんですよね。
では次に、なぜサントスカレはどの年代の方が着けても様になるのか!?という内容で解説して参ります。
なぜサントスカレはどの年代の方が着けても様になるのか!?
ベルモントルでサントスカレをご覧になる方の年齢層は、推定20代から60代まで非常に幅広い印象があります。
これだけ年齢層の異なる方が同じモデルに惹かれるというのは、すべての腕時計に当てはまる話ではありません。
サントスカレという腕時計が持つ、年齢を選ばない理由について解説します。
まず、デザインの普遍性という観点です。
サントスカレが持つ正方形のケース、ベゼルに配されたビスのデザイン、細いブレスレット。
これらの要素はトレンドに左右されない、時代を超えた普遍的な美しさを持っています。
流行のデザインは若い方に似合いやすい一方で、時間が経つと古さが出てくることがあります。
一方でサントスカレのような普遍的なデザインは、20代の方が着けても新鮮に見え、60代の方が着けても品格として映えるんですよね。
次に、主張の強さという観点です。
サントスカレは存在感を持ちながらも、着けている方を選ばない絶妙な主張の強さを持っています。
派手すぎず、地味すぎず。
この絶妙なバランスが、年齢を問わず手首に馴染む理由の一つだといえます。
主張が強すぎる腕時計は若い方には似合っても、年齢を重ねた方には少し浮いて見えることがあります。
逆に主張が弱すぎる腕時計は、若い方が着けると存在感が薄れてしまうことがあります。
サントスカレはその両方を自然にクリアしているんですよね。
さらに、小径というサイズ感も年齢を選ばない理由として大きく働いています。
手首への自然な馴染み方という点では、小径の腕時計は年代を問わず安定しています。
20代の細い手首にも、年齢を重ねた方の手首にも、同じように自然に乗ってくれます。
これは大型モデルでは難しいことで、サントスカレの29mmというサイズ感が持つ、最大の強みの一つだといえます。
そして着こなしとの関係という観点でも、サントスカレは年代を問いません。
20代のカジュアルな半袖シャツにも、40代・50代のきれいめな着こなしにも、60代の上品なスタイルにも自然に重なってくれます。
特定のファッションスタイルや年齢層に向けて作られたモデルではなく、着る方の個性と年齢に自然と寄り添っていくのが、サントスカレという腕時計の本質的な魅力なんですよね。
腕時計の中には、若いうちは似合っても年齢を重ねると手放してしまうモデルもあります。
逆にある程度の年齢にならないと着けこなせないモデルもありますよね。
サントスカレはそのどちらでもなく、初めて手に取った年齢からずっと手首に馴染み続けてくれる一本だといえるのではないでしょうか。
では最後に、ベルモントルの視点をお伝えして、今日の話を締めくくりとさせて頂きます。
ベルモントルの視点
夏に腕時計を楽しむということは、季節と腕時計と着こなしが一つの文脈の中で重なる体験です。
サントスカレという腕時計を夏の着こなしに合わせることを提案したのには、理由があります。
正方形のケース、細いブレスレット、端正な文字盤。
これらが組み合わさったサントスカレは、夏の軽やかな着こなしの中で主張しすぎず、しかし確実に存在感を放つという、夏の腕時計として理想的な条件を備えているからです。
さらにヴィンテージのサントスカレという選択肢は、街で同じものを持っている方とすれ違う可能性がほとんどない唯一無二の一本でもあります。
夏の着こなしに、自分だけの物語を持つ腕時計を合わせるという体験は、新品の腕時計では得られないものだといえます。
しばらくの間、腕時計を引き出しにしまっていた方も、今年の夏は少し考え方を変えてみてほしいと思っています。
半袖シャツの袖口から覗くサントスカレの正方形のケース。
その組み合わせが手元に生み出す品格と涼しげな存在感は、一度体験すると夏の腕時計の楽しみ方がまったく変わるはずです。
気になる方は、表参道・青山の店舗にてご覧いただくことも可能です。
夏の着こなしと腕時計の組み合わせについて、一緒に考えさせていただきたいと思っています。
本日は「夏こそ、半袖シャツにサントスカレという選択肢」という内容で解説してまいりました。