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記事: 小さい!小ぶり!?メンズの34mm径の腕時計ってどうなの?

小さい!小ぶり!?メンズの34mm径の腕時計ってどうなの?

動画で『小さい!小ぶり!?メンズの34mm径の腕時計ってどうなの?』をご覧になる方はこちらから↓

 

この記事では『小さい!小ぶり!?メンズの34mm径の腕時計ってどうなの?』という内容について解説して参ります。

34mmって現代では、ギリギリレディースサイズに分類されます。

一般的にはメンズであれば36mmが1番小さいのかなぁ。

といった感じですよね。

 

しかし、それより2mm小さい34mm径の腕時計は実際の所どうなのか?

ここを深ぼって解説して参りますので、是非とも最後までお付き合いください。

 

それでは早速やって参りましょう。

 

 

メンズの小さい腕時計について私の考え

現代では34mmといえば、レディースではないけれどもメンズでもない。

昔はボーイズっていう、中間のサイズがありましたがそこに分類されるのが、現代では34mmになるのでは・・・

と考えております。

ついこの間までは、巨大化した腕時計が流行しており最近は少し落ち着いてきているものの、それでもやっぱり40mmがベースにありますので38mmであっても小ぶりと表現されることもあります。

そして、実際のところはメンズはアンダーが36mmという空気感も流れており、36mm=小さいというのは周知の事実となっております。 

ただし、それに逆境するかのように小さいサイズの時計、ここではヴィンテージウォッチのサントスガルべを挙げますが、信じられないくらい価格が高騰しています。

去年は大体45万円前後が相場だったのに対して、今となっては65万円が相場です。

これはロレックスのエアキングRef.5500もそうであり、ケース径が34mmのこのモデルはかなり大量に生産されていたにもかかわらず、相場が上がっています。

全てのモデルで、とは言えませんが昔に製造された主要モデルというのは、ケース径が小さくても軒並み上昇を続けているのです。

世間の流れは34mmは小さいという風潮なのに、なぜこのような逆転現象が起きるのでしょうか?

これはそもそもの需要と供給による影響が1番大きいです。

物の供給量に対して、需要が多ければ値段は上がっていきますし、これはもちろん時計だけではない自然な現象です。

さらに廃盤になっているということも、影響を与えていますが34mmが小さく人気がないということになれば、値段は上がるはずはなくむしろ下がっていくと考えるのが普通です。

ですが相場が上がって行ってるということは、このように34mm径(ここではもっと小さい20mm代径)のも含めて、需要があると捉えることが出来ます。

この動画を開いてらっしゃる方は、『34mm径を考えているけど実際のところどうなのかなぁ。』って考えを持ってらっしゃる方が多いと思われますが、そもそもその考え方自体が杞憂で、裏では信じられないくらいの需要と人気があること理解しておく必要があります。

再度補足しておきますと、これは全部の時計ではなく主要モデルだけに見られる現象です。

これらのことを踏まえて、私の考えをお話しするとケース径がどうこうというよりは、その時計が自分の手首に乗せた時に馴染んでいるかどうか?

という方が大事だと考えています。

大きい時計であっても、小さい時計であっても自分がそれを気に入って、手首に乗せた時に、すんなりと馴染んでくれて男性の場合であれば『かっこいいなぁ』と思える、女性であれば『可愛いなぁ』と思える。

まずそこが1番最初に重要視するポイントだと考えております。

そこにケース径が小さいから・・・・

という感情を加えてしまうと、腕時計の選択肢を狭めてしまうことになってしまうので、それは勿体無いことだと思いますね。

 

ではここからは、実際に着用してそれらの時計の馴染みを見てみましょう。

 

 

実際に34mmと36mmの時計を比較しよう

着用前に私のスペック解説なのですが、身長168cmで手首周りは17cmです。

ベルモントル店長妹尾さんの手首周りのサイズ

 

まず初めに着用するのは34mm径のIWCインジュニアです。

自分が素晴らしい時計だと思っているから仕入れたのですが、私の腕に載せても全く違和感ありませんし、やっぱり良い時計だなぁ。というのが正直な感想です。

全然小さいとかそういった感情はなく、かといって文字盤が小さいから視認性が悪いなんて気にもなりません。

ただし、これは私だけの感想になってしまうんでしょうが、小さい時計つけてる俺ってやっぱりオシャレだよねぇ。

って心のどこかに感じてしまいます。

さっきですね、小さい時計でもめちゃくちゃ需要があるって話をしましたけども、実際やっぱり街を歩いてて見る時計ってのはみんなでかいのつけてますからね。

まぁ自己満の世界ですから、誰もが自分のつけている時計については『かっこいい』とか『オシャレ』って感情は出てくるのでしょうが、『小さいのをつけてることに対しての自信』という感情を持ってる方は少ないのかなぁって思います。

 

次は同様に34mm径のロレックスのエアキングの着用です。

これもまたインジュニアとは違った魅力があって、全部シルバーなので色味がないんですよね。

でも、これもまたどんな格好にも合わせやすいですし、気軽に取り回しできるのが魅力だと言えます。

実際に腕に乗せての感想ですが、全く違和感ありませんよね。

さりげなくロレックスをつけてる俺に対して、自分自身に好感を持てます。

色味も落ち着いてるし、ケース径が小さいし、ロレックスの主張が激しくないので嫌味がないモデルですよね。

こんな感じで2つの34mm径をつけましたが、世間的には36mmは小さいと言われていますが、私は全くそうは思いませんね。

まぁ確かにそれは物理的に39mm径の時計と34mm径の時計を比べれば、サイズは小さいけれども、それを腕に乗せた時の満足感というのは、自分が気に入ってるのであれば同じなんですよ。

 

では次は36mm径の腕時計を着用します。

今回の着用はハミルトンの6Bです。

イギリス空軍に納品されたモデルで、実際にイギリス軍で使用されていたものになります。

34mmから比較すると2mm大きくなっているのですが、実際に腕に乗せての感想は確かに2mm分大きくなった実感はあります。

手首に乗せた時の占有面積は大きくなっていますが、34mm径と比較して、別にほとんど変わりはありません。

こちらも私の手首に乗せた時にはすんなり馴染んでくれています。

 

視認性は確かに36mmの方が、瞬間的というか直感的に視野に入った時の判別はこちらの方が良いですが、誤差の範囲内ですね。

 

このように34mmと36mmの腕時計を着用しての感想なのですが、34mmであっても全く違和感がないというのが、私の感想になります。

手首周り17cm程度の私の感想なので、手首周りが小さい方は私よりもっと馴染みの良さを実感できるはずですね。

 

では次にですね、34mm径の時計がオススメできる方についてお話しして参ります。

 

34mm径をおすすめ出来る方

私の性格も踏まえてこんな方に相性が良いのでは?

ということで解説を進めていきます。

まず大前提として、サイズがどうこうと言うより、その時計が『かっこいい!』と感じるのが1番最初にあって、そこが優先事項になります。

実際に私も、サントス100のピンクゴールドがめっちゃ欲しいのですが、サントス100のLMは巨大で厚みもあるので結構重たいです。

巨大で重い時計は、私はあんまり好きではないのですが、それを凌駕するかっこよさがあるので、どうしてもそれが欲しいと考えています。

このように、自分が欲しい時計を実際に着用してみて、馴染みが良くカッコいい時計を選ぶのが前提にあるのですが、時計を選ぶ方法は他にもいろいろあります。

例えば、私がサントスガルベが好きなのは、軽くて小さくて取り回しが良くてデザイン性が素晴らしいからです。

1番影響を与えているのはデザインで2番目は取り回しかなぁ。といった感じですね。

根本的な性格に、『出来るだけ最小限の物だけで生活したい』と言うのがあるので、究極を言ってしまえば腕時計もなくても良いのですが、やっぱりかっこいいですし、私はファッションアイテムの1つとして認識してるので、ツールではなくファッションの側面から見て身につけるようにしています。

このツールとして見るのか?

ファッションの1つとして見るのか?

で変わってくる部分だと思いますね。

ツールとして見れば、大きさもあって防水性があって、どんなとこでもガンガン使えて!

みたいな感じになるのでしょうが、私はファッションの中の1つのアイテムとして捉えているので、そもそもそこに大きな主張を求める必要がないと言う考えです。

あくまでも、等身大の自分を客観的に見た時の1つのアイテムということですね。

そのような考えなので、大きさよりも取り回し(取り回しというのは、軽さ、薄さ、コンパクトさ)の方の優先順位が高くなります。

例えば、こちらの時計はカルティエのタンクアメリカンでダイヤモンドのレディースモデルなんですよね。

カルティエ タンクアメリカンSMサイズ ダイヤモンドレディースモデル

 

自分用で欲しかったのですが、仕入れ値も引くくらい高かったので、仕入れることは出来ませんでしたが、素材はホワイトゴールドで、文字盤はダイヤモンドでSMサイズの小さい時計ですが、これだけで40mmサイズの時計に匹敵すると思ってるんですよ。

そのサイズで見るっていうよりかは、時計の持つ実力ですよね。

多分フォーマルな格好してなくても、半袖カジュアルに合わせても似合うはずです。

よくよく見ればカルティエで、ダイヤモンドなんだねぇ。

ダイヤモンドだけど、これくらいの使用量だったら目立たないしオシャレだねぇ。

って感じで、良く見ればそれだと気がつくくらいで、ちょうどいいと思っています。

話を戻しますがよって、34mm径の腕時計(もっと小さい腕時計も含みますが)も凄く使いやすいと感じますし、サイズがどうこうっていう考えも全くなく、その時計のデザインが良ければそれでヨシ!って感じで幅広く時計を楽しむことが出来ていると思いますね。

話をまとめますと、ファッションの1つとして見れば大きさはそこまで重要ではなくなりますし、取り回しが良い時計が好みの方には小さいサイズの時計はおすすめです。

誰もが私のような考えではないのでしょうが、1つの考え方として頭の片隅にでも置いておくと 小さい時計の魅力に気が付きやすいかもしれませんね。

 

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