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記事: 男性が小さい腕時計をつけることの私なりの考え?

男性が小さい腕時計をつけることの私なりの考え?

動画で『男性が小さい腕時計をつけることに対しての私の考え』を動画でご覧になる方はこちらから↓

今日のこの記事では、男性が小さい時計をつけることについて私なりの考えをまとめましたので、映像を見るというか、ラジオみたいな感じで音声をメインに聞いてください。

それでは早速やって参りましょう。

 

お店にお越し頂くお客様と話すこと

普段神奈川県の都筑区に住んでまして、そこで自宅の一室をギャラリーとして開放してるのですが、大体男性、特に若い男性の方が来てくれることが多いです。

と言いますのも、場所は僻地にありますしGoogleマップで検索しても、そこには一般的なアパートが表示されるので行きたいと思わないと思います。

また、お店といっても部屋に1つのキャビネットがあって、そこに時計を並べてるだけです。

だからまず女性の方は1人ではこれないと思いますし、お越し頂くときは大体旦那さんと一緒ですね。

そういった、こんな所に来てくれる優しいお客様方とお話しするときに、大体の流れってのは

『なんで、このお店に来てくれたんですか?』

 

お客様

『大きい時計を探してるわけじゃなくて、小さい時計を探してるんですがネットで調べてたらこのお店が出てきてですね。僕があんまり手首が太くなくて、大きい時計をつけたらおかしくなっちゃうんですよね』

って話になります。

 

そして私も

『そうだったんですねぇ、確かに今の時計って小さいサイズでも大きいですもんね』

って返します。

 

 

ここまでのやり取りで分かってくることは、当たり前なのですが男性女性ともに誰もがみんな巨大な腕時計を欲してないということなんですよね。

もちろん、私の考えは大きい時計が好きな方はそれで良いと思いますし、実際に大きい時計かっこいいと思います。

腕時計なんて、自己満の世界なので自分の好きな時計をして日々を過ごすことが、QOL(クオリティオブライフ/人生の質)を向上させると考えております。

ただ問題になってくるのが、その時の雰囲気とかで腕時計を買ってしまうことです。

みんながロレックスが良い、オメガが良いって言ってるから自分もそのブランドを選ぶ。

みんなが黒文字盤が良い、って言ってるから自分も黒文字盤を選ぶ。

みんなが大きい時計をしてるから、自分も大きい時計を選ぶ。

みたいな感じですね。

 

この選び方だと、購入後から3ヶ月くらまでは満足度は高いのかもしれませんが、途中から『なんでこれ買っちゃったんだろう・・・』

ってなってくるんですよね。

 

そんな体験をして、自分の手首の太さに対して、大きいなぁ、と自覚されてる方がお店に来てくれているような印象です。

 

小さい時計をつけているのはおかしいこと?

大体なのですが、現代の腕時計のサイズは男性のベースサイズは40mmで、女性は34mmくらいになっています。 

ここがベースになってくると、プラスマイナス3mmがそれぞれのジェンダーの範囲とすれば、男性は37〜43mm、女性は31〜36mmになります。

 

男性の話で進めていくのですが、この場合だと37mmの時計であってもまぁまぁ小さいね。

って感じになります。

それが、36、35、34mmになってくるともっと小さいね。って感じになりますよね。

じゃあ、それがおかしいことなのか?悪いことなのか?

というと、そうではないんですよ。

 

特に、俺ってこんな小さな時計を買おうとしてる・・・・

って思ってる方に集中して聞いて欲しいのですが、1番大切なことは時計に着けられてないということです。

この表現は感覚的なものになってしまうのですが、時計とその人自身がマッチしてないという感じですかね。

なんとなく分かると思います。

 

今のこのでかい時計がスタンダードなのはブームです。

でないと、元々懐中時計は大きかったのに、なんでその大きさのままで現代に続いてないのか?

という話になりますよね。

小さい期間を挟んだのは、それが腕に乗せたときに1番機能的だから、とか、かっこいいから。

だと思うんですよね。

まぁ、かっこいいからってのは今のブームと同じですよね。

1970年代から80年代初期の腕時計は、今と比較して大体10mm近くサイズが小さいものが流行っていました。

現に1970年代に誕生した、巨大モデルって結構あるんですよね。

IWCのインジュニアとか、オーデマピゲのロイヤルオークとか。

でもそれらって、当時のサイズとしては巨大だから全然売れなかったんですよ。

IWCの売れなかったモデルについてや、インジュニアの詳細についてはこちらの動画で詳しく解説しておりますので、気になる方はご覧ください↓

 

ですので、小さい時計がかっこいいとか、大きい時計がかっこいいっていうのは、雰囲気であってそれが正解ではないということになります。

みんながそういう風に思ってるから、世の中がそういう風な空気感を作ってるだけなんですね。

日経平均がバブル後最高値つけて、実際に給料なんて上がってないけど、なんか日本の未来って明るい気がする。

給料上がってないけども、なんか気分は少し浮ついてる。

これもその雰囲気なんですね。

 

だから、これからまた小さい時計のブームが来れば、次は大きい時計を着けてる人は『俺こんな大きい時計つけてて大丈夫かなぁ』って思っちゃうはずですよ。

 

 

小さい時計をすることに後ろめたさを感じてる方とか、これどうかなぁ?

って迷ってる方は、ブームに流されずに芯を持って選ばれてるので、もっと自分に自信を持つべきですね。

自分の手首周りがこれくらいだから、これくらいの大きさの時計を選びたい!

って言える男性の方は、本当に素敵だと思いますし、やっぱりそんな方ってオシャレですし、なんか優しい人が多い印象ですね。

  

腕時計はどう選ぶべきなのか?

腕時計を選ぶ時に、意識しないといけないのは、それは自分で使用用途を理解して買ったかどうかです。

どういうことかと言いますと、そもそも腕時計って男性であればかっこいい!というとこから入ってくるはずなんですよね。

女性はですね、もっと俯瞰的に考えるのでこのバックに合うか?とかママ友の集まりでつけていけるか、とか、卒園式、入学式、他のシーンで使えるかどうかなどなど、男性よりも統合して見れてると思います。

 

というわけで、男性の方に向けての話に戻りますが、かっこいい時計を買った時にその先にどこで使うのか?

というのがイメージ出来てない時に、ブレが発生するんですね。

(ブレというのは、ちょっとした後悔ですね)

かっこいいなぁ、で入ってきてしまうとその先のことをあんまり考えてないので、全てのシーンで使えると考えてしまいがちです。

しかし、やはり腕時計はそのシーンによってとか、普段の服装(ファッション)とか、プライベートか仕事中かとか、によって自分自身の満足度が変わってくると思っています。

かっこいいを基準に選んで、プライベートでも仕事中でもずっとつけていられる、という方はそれで問題ないのですが、途中から段々とこのシーンでこの時計ってあってるのか?

という気持ちが生まれてくるんですよね。

その時に、かっこいい時計だから買ったんだけど使いにくい。

ってなってしまうんですよ。

 

ですので、まずかっこいいから入って問題はないのですが、その先の使用用途までを含めて選んでいくことで、より自分に合った腕時計になっていくのだと思いますね。

 

 

まとめ

最後にまとめなのですが、再度補足をすると私は大きい時計もかっこいいと思いますし、大きい時計を着けてる方は無骨で男らしくてかっこいいと思っています。

実際に大きい時計がブームというか、今スタンダードになってるのはそういった理由も含まれてるはずです。

今回の動画の中で、私が言いたかったのは周りがそうしてるから自分もそうしよう・・・・

という流れに任せて購入した時計こそ、後からじんわり後悔してしまいますよ。ということです。

雰囲気とか、空気に飲まれてしまうことは仕方のないことですし、やはり腕時計というのはとてもかっこいいものです。

しかし、その一歩先を見据えて、自分に合った時計を選ぶことでその時計とこれから過ごす時間やQOL(クオリティオブライフ/人生の質)というのはもっと向上していくと考えております。

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