知らないと後悔する!?「一生モノのヴィンテージロレックス」を選ぶときに重要な6つのポイント
こんにちは。ベルモントルの妹尾です。
本日の動画では、「一生モノのロレックスを選ぶときに重要な6ポイント」という内容で解説して参ります。
よく「一生モノ」という言葉は使われますが、実際にはスペックや価格だけで決まるものではありません。
むしろ、同じモデルでも長く使い続けられる腕時計と、どこかで手放してしまう時計に分かれます。
その違いはどこにあるのか!?
今日はその判断軸を、できるだけ分かりやすくお伝えして参ります。
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それでは話を進めて参ります。
「一生モノ」はスペックでは決まらないという前提
まず最初にお伝えしたいのは、「一生モノ」という言葉の捉え方についてです。
多くの方は、一生モノの時計と聞くと、資産性が高いものや、有名なモデル、あるいは高額なものをイメージされると思います。
確かにそれらは一つの基準にはなりますが、それだけで「長く使い続けられる腕時計」が決まるわけではありません。
実際に同じモデルであっても、ある人にとっては何十年も使い続けられる時計になり、別の方にとっては数年で手放してしまうこともあります。
この違いは、スペックや価格では説明できない部分にあります。
では何が違うのかというと、それは「納得感」です。
自分がその時計に対してどれだけ納得して選んでいるのか。
見た目が好きかどうかだけではなく、なぜその時計を選ぶのか、どういう背景があってそのモデルが存在しているのか、自分の中でしっかり理解した上で選んでいるかどうか。
この積み重ねが、その後の満足度に大きく影響してきます。
逆に、条件だけで選んでしまうと、長続きしないことがほとんどです。
例えば「相場より安かったから」とか「人気モデルだから」とか「資産性があると言われたから」といった理由で選んだ場合、その時は納得したつもりでも、使っていく中で少しずつズレが生まれてきます。
そのズレは小さなものですが、積み重なると最終的に「なんで俺はこれを買っちゃったんだろう・・・」という結果につながります。
要するに、これみんな持ってるんですよ。とか、資産性が凄いんですよ。って言われて買った腕時計の場合には外しやすいです。
なぜなら、購入した理由が外部要因だからです。
自分が選んで購入してるように見えますが、実際にはみんなが良いって言ってるから無難にそれにしよう。って感じで他社が選んだものを自分も選んでいます。
このように、最初の選び方が非常に重要になります。
だからこそ、スペックや価格といった分かりやすい指標だけで判断するのではなく、自分がその時計に対してどれだけ納得しているかを大切にしてほしいです。
この前提を持っておくだけで、その後の選び方が大きく変わってきます。
では次に、なぜ同じロレックスでも長く使える個体とそうでない個体があるのか!?という事について解説して参ります。
なぜ同じロレックスでも長く使える個体とそうでない個体があるのか!?
ヴィンテージロレックスを見ていく中で、同じモデルなのに「なんかいいなぁ」と感じるものと、「スペックは同じなのにしっくりこない」ものがあることに気づくと思います。
これは気のせいではなく、はっきりとした理由があります。
まず分かりやすいところでいうと、ケースの状態です。
長年使われてきた時計は、過去の研磨によってケースのエッジが丸くなっていたり、本来のラインが崩れていたりすることがあります。
一方で、しっかりと形を残している個体は、見た瞬間の印象に尖りがあります。
ただし、本当に重要なのはそこだけではありません。
例えば文字盤の状態です。
経年変化による焼け方、色味の変化、インデックスや針とのバランス。
この整合性が取れているかどうかで、時計全体の印象は大きく変わります。
同じモデルでも、ヴィンテージというのは1個1個、本当に微妙にではありますが、雰囲気は違います。
このように、実際に長く使えるかどうかは、こうした「見えない差」によって決まっていきます。
また、自分がどういった個体を好む傾向にあるのかを理解しておくことも重要です。
前述した通り、人から勧められて良いなぁって思った個体は自分の意思がないので、その時は高揚感からそれが良く見えても時間が経過して魔法が解けると、これって俺が本当に好きなスタイルじゃないような・・・みたいな感じになります。
ヴィンテージロレックスの評価は大きく分けると2つあって、まず1個が年代に対してかなりコンディションが良いものです。
これは説明するまでもありませんが、製造当時からほとんど変化がなく今ここにある個体ですね。
要するに、綺麗なヴィンテージですよ。
弊社で以前扱っていたデイトジャストRef.1600の個体がそれに当たると思いますね。
アルファハンドは初期にだけ見られる針で、ムーブメントも初期型のCal.1560が搭載されていました。
そう言った古い個体でも、かなりコンディションが良く綺麗に残っているものに価値を感じる方も多いです。
2個目が綺麗なパティナが形成された個体です。
これはエイジングとお伝えした方が伝わると思いますが、文字盤の色が綺麗に抜けている個体のことを言います。
エイジングの入り方でその個体の評価が決まるので、どちらかというと玄人寄りの判断基準ではありますが、今弊社で在庫としてあるオイパペのコスモ文字盤、デイトジャストRef.1601のギャラクシー文字盤、Ref.1603のゴースト文字盤はこちらに分類されます。
自分の場合は、大枠で分けた場合のどちらに魅力を感じているのかをちゃんと理解していれば、一生物になる可能性が格段に上がりますよね。
では次に、見た目の好みよりも優先すべき「違和感のなさ」という事について解説して参ります。
見た目の好みよりも優先すべき「違和感のなさ」
ここは少し感覚的な話になりますが、一生モノを選ぶ上ではとても重要なポイントです。
多くの方は腕時計を選ぶ時に、「デザインが好きかどうか」で判断します。
もちろんそれは大切な要素です。
ただ、それだけで選んでしまうと、長く使い続ける中で少しずつ違和感が出てくることがあります。
最初は「かっこいい」「いいな」と思っていたはずなのに、なぜか着ける回数が減っていく事になるんですが、この理由の多くは「違和感」にあります。
この違和感は、とても小さなものです。
例えば、ケースサイズがほんの少し大きい、文字盤の色味が自分の服装と合いづらい、画像や映像で見てた時はめっちゃかっこよかったけど実際届いてみたらなんか雰囲気が違うなどなど。
特に今現在、現行型のロレックスを着用してある方なら、ヴィンテージを手に取った時に思ったより小さく感じるなぁ。ってなると思います。
数字上は34とか36mmって記載してあって、大体これくらいかなぁってイメージ出来ていても、実際にそれが自分のものとなった時に、現行型からだいぶダウンサイジングするので、違和感が生まれやすいはずです。
こういった細かなズレが積み重なると、無意識のうちに手に取らなくなります。
ここも、自分が大きい時計にしっくりくるのか小さい時計にしっくりくるのかをちゃんと事前に理解しておかないといけませんよね。
逆に、長く使い続けられる腕時計は、特別に目立つわけではないことが多いです。
ヴィンテージロレックスもそうなんですが、ただ腕に乗せたときに、どこにも引っかからないし主張もしません。
視界に入ったときも自然で、違和感がありません。
気づけば毎日のように着けていられます。
一生モノという視点で考えると、瞬間的な高揚感よりも、この「違和感のなさ」の方がはるかに重要です。
違和感というのは、当たり前ですが人が判断できるものではありません。
自分の感覚値ですからね。
大きい時計でも小さい時計でも、自分がどう感じるのが重要です。
また、見た目の好みだけで判断するのではなく、自分の腕に乗せたときにどう感じるか。
ここが凄く大事です。
例えば、ロレックスは大きいモデルもたくさんありますので、それらは見た目はす凄くかっこいいです。
ですが、腕に乗せてみると別物に変わる時があります。
見た目が良くてもしっくりこないロレックスはたくさんありますからね。
実際に着用しても、そこに違和感を感じなかったのであればそれが正解なんですよ。
この感覚を丁寧に感じていくことが、結果的に後悔しない選び方につながりますよね。
では次に、「いつか飽きるロレックス」と「残り続けるロレックス」の違いについて解説します。
「いつか飽きるロレックス」と「残り続けるロレックス」の違い
ここでは、少し時間の軸で考えてみたいと思います。
腕時計を選ぶとき、多くの方は「今どう感じるか」で判断します。
これは自然なことですが、一生モノを選ぶという意味では、それだけでは少し足りません。
大切なのは、「この先も使い続けられるか」という視点です。
実際に、最初はすごく気に入って買ったのに、数年後にはほとんど使わなくなってしまう腕時計もありますし、実際にご来店頂くお客様も一定数なんであれを買ったのか分からない。と報告を受けることもあります。
その一方で、特別に目立つわけではないのに、気づけば何年も使い続けているロレックスもありますよね。
この違いはどこにあるのかって話ですが、一つは「分かりやすさ」です。
例えば、装飾が強いものや、特徴がはっきりしているものは、最初の満足度は高いです。
そしてこういった時計は、みんなの注目を集めることが出来るので自分が何者かになれたかのような、自分が特別な存在である気持ちにさせてくれます。
ただ、その分だけ慣れも早く、時間が経つと新鮮さが薄れていきます。
逆に、シンプルで主張が強すぎないロレックスは、最初のインパクトは控えめですが、日常の中に自然と溶け込んでいきます。
そしてその「自然さ」が、長く使い続けられる理由になります。
もう一つは、「使うシーンを選ばないかどうか」です。
仕事でもプライベートでも違和感なく使えるヴィンテージロレックスは、結果として着用回数が増えます。
使う回数が増えれば増えるほど、その時計との関係は深まっていきます。
つまり、一生モノとして残るロレックスは、「強い個性」で選ばれているわけではありません。
むしろ、日常の中で無理なく使い続けられる「ちょうどよさ」とか「しっくり感」を持っている時計です。
最初の感動だけでなく、その先の時間も含めて考えることが、「残り続けるヴィンテージロレックス」の正体ではないかなぁ。と考えております。
では次に、安さ・希少性・スペックで選ぶと失敗する理由という事について解説して参ります。