『高級腕時計を買う』という価値観は古いのか?
こんにちは。
ベルモントルの妹尾です。本日の動画では、高級時計を買う!
身につける!
という価値観は古いのか?ということについて、解説して参ります。
高級腕時計とか、高級車やエルメスのバッグなどは嗜好品に分類されるのですが、それらを持っていることがナンセンス。
という風潮もあります。
特に、1996~2010年ごろ生まれのZ世代の方は、そう言った考えを持ってる方も多いかもしれません。
というわけで、本日の動画ではなんとなく言語化出来ていなかった『嗜好品を買う!』ということについて、私なりにお話ししていきます。
現在私は34歳なのですが、若い方の考え方もある程度近しい所はあると思いますし、大人の方の話も結構聞いてるので、大人の方の考え方も少しは理解しているつもりです。
嗜好品との付き合い方とか、考え方にまだ慣れてない方こそ楽しんで頂けると思いますので、是非とも最後までお付き合いくださいませ。
今日の動画は映像を見るというよりも、ラジオ感覚でご覧くださいませ。
高級腕時計を購入するという価値観は古いのか?
現在私は34歳なのですが、リベ大の両学長の影響をかなり受けています。
リベ大はおそらくほとんどの方がご存知だと思われますが、資産の作り方とか投資のやり方とか、お金にまつわる内容を解説してくれているチャンネルですね。
その中で、お金を減らす方法として度々紹介されるのが、地方の新築を買って高級車に乗って、高級な腕時計をしていろんな保険に入れば、すぐに貧乏になれますよ。
ざっくりな内容としては、車は走ってくれればそれでいいし、時計はスマホで十分だし購入したとしても高価なものでなくても良いし、保険は必要最小限で良いですよ。
という話が出てきます。
これはその通りだと思いますね。
この動画を通して両さんをディスりたいとか、そういうのは全くなくて今の日本の現状を見れば私を含め、若い人ほど不利な人生になると考えています。
だからこそ、若いうちからお金の勉強をして、将来少しでもイージーモードに持っていけるようにすることは、若い人ほど重要になります。
まずは資産運用することが第一優先で、他の嗜好品のことは考えない。
欲しくても我慢する。
高級品を買ってる人ダサい。
これが日本全体を覆っている空気感のような気がします。
しかし、私はこれらの
嗜好品のことは考えない。
↓
欲しくても我慢する。
↓
高級品を買ってる人ダサい。
これらの一連の流れは建前だと思っています。
お金がない人が、資産運用を第一優先にすることは正しいです。
やはり、自分の収入に見合ってないフェラーリとか、ロレックスを購入するのは、ちょっと順番が違うかなぁ。
といったところですよね。
ただし、資産運用とか節約を美徳として、嗜好品は時代遅れな価値観という考えも違うと思います。
なぜなら、日本のバブルの時にはこれらの嗜好品は、アホみたいに売れていたわけですからね。
これは皆様ご存知の通り、みんながお金を持っていたからなのですが、ここに本心が隠れているわけですよ。
今、みんなが無意識的に、嗜好品を持つことは時代遅れである。
というのは、本心ではないんですね。
本心では、欲しいけどそれが出来ない自分を認めてあげるために、そう言った発想につながっていくんですよ。
だからほとんどの人は、お金があればそう言ったものを手にするはずです。
なぜなら、ヒカキンさんやひかるさんを初めとした、YouTuberの方が高級時計を購入する必要はないんですよ。
そりゃ再生数を伸ばすためとか、エンタメ的な要因も含んであるのでしょうが、お金があるから高級時計や高級車を購入するところを動画にアップしますし、本心ではみんながそれを欲しいと思ってるから再生数も伸びるわけなんですよ。
これらのことから、高級時計を購入することは時代遅れなのか?ダサいのか?
という私の考えのまとめは、それは建前であって本心ではないということになります。
では次に、それらを手にしてどうなるのか?
ということについて話してまいります。
嗜好品との付き合い方
誰もが嗜好品が大好きではないとは分かっていますが、大半の方が好きだというのも間違えてないと思います。
では、嗜好品はそもそもなんのためにあるのか?
というのを考えてみましょう。
これは人によって変わってくるところなのでしょうが、ある人にとってはステータス、ある人にとっては趣味のどちらかに分類出来ると思います。
ただ、どちらの場合も自分の為!という目的は変わらないんですよね。
自分をカッコよく見せたり、綺麗に見せたりするための嗜好品であったり、自分の心が満たされるための嗜好品であったりなどなど。
人はこれらを手にすることによって、人生の充実感を向上させるわけですよ。
もちろんこれは、100人いれば30人程度でしょうし、通帳の預金座高が増えてるのを見て嬉しいと感じる人もいれば、どこか旅行に行ってかけがえのない体験が大切だと感じる人もいるので、嗜好品が全ての感情を満たしてくれるとは考えていません。
話を戻しまして、ず〜っと昔から人間は、時間やお金というのを物に変えることによって、心の安らぎを得てきました。
『収集する 』というのも、これは人間の本能的な部分ですよね。
ヨーロッパの昔の王様の宮殿の中に、それらのコレクションがあるのと同じように、現代の私たちも形を変えそれらをコレクションしているわけですから、一過性のブームではないのは周知の事実です。
ちなみに昔のヨーロッパの王様は、日本の磁器が美しすぎて日本のバブルくらいのレベルで、日本磁器を買いまくってた時代があります。
もしその話に興味がある方がいらっしゃいましたら、こちらの2つの動画で詳しく解説しておりますのでご覧くださいませ↓
とは言っても、収集とかそう言った大層なことでもないし、せいぜい1〜2個くらいしか持てませんよ。
というのが、大半の方の意見だと思われます。
しかし、私はそれで充分だと考えています。
なぜなら、ものが2個あるよりも4個あったほうが、4個よりも8個あったほうが満足度は高くなるかというと必ずしもそうではないからです。
そりゃあ多くあればあるほど、楽しめるでしょうがそこは財布とも相談しないといけないし、本当に自分が気に入ったものであれば、1〜2個でも充分に満足出来ます。
そして、その1〜2個の時計を楽しんで、次のに出会えたのであればその時に1個を手放すか、追加で3本目行っちゃうか!
ってのを考えれば良いんですよね。
また、その時にこれにお金使って良いのだろうか・・・・
という罪悪感が生まれるものです。
この罪悪感については、山田五郎さんが解決策を明示してくれています。
一応山田さんのことを簡単に説明すると、山田五郎さんはタレントの方なのでアド街ック天国に毎週出てたりと、知ってる方は多いと思われますが、この方は西洋美術を勉強されて来た方であって、とても芸術とか嗜好品に精通してるんですよね。
私のイメージとしては、文学者って感じですね。
そんな山田さんがおっしゃってるのは、
『趣味は基本、お金なくなるもんだから』
という内容です。
ここは動画の映像の方にスクショを出してるので、ご覧頂きたいのですが中田さんが趣味を見つけたいということで山田さんに相談している動画の中の一幕です。
概要欄にもこの動画を入れておきますね。