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記事: ステータスシンボルとしての【ロレックス & オメガ】か【三大雲上ブランド】ならどっちを選ぶ?

ステータスシンボルとしての【ロレックス & オメガ】か【三大雲上ブランド】ならどっちを選ぶ?

こんにちは、ベルモントルの妹尾です😊

本日の動画では、ステータスシンボルとしての【ロレックス & オメガ】か【三大雲上ブランド】ならどっちを選ぶ?

という内容で解説して参ります。

アップルウォッチが誕生してから、しばらく経ちますが合理性で考えれば世の中に存在するのはアップルウォッチだけで良いはずです。

しかし、それに反してアップルウォッチ以外の腕時計市場も年々拡大の一途を辿っています。

それはいろんな理由があると思いますが、『個性の主張』が大きな影響を与えているのではないかと考えています。

そして、男性であればそれを最も表現出来るのが、腕時計や車なのです。

話を進める前に、ステータスシンボルという言葉の定義を明確にすると

持ち物や振る舞いを通じて、**自分の立場・価値観・ライフスタイルを周囲に“無言で伝える記号”**のことを指します。

要するに、ステータスシンボルは**“自分らしさを静かに翻訳する道具”**です。

腕時計はその代表格で、選び方と使い方で伝わり方が大きく変わります。

ベルモントルは・・・

 

なぜ“腕時計=ステータス”と語られるのか?

腕時計が“ステータス”と語られるのは、単なる時間道具ではなく非言語の自己紹介として働くからです。

相手は一瞬で「時間を守る姿勢」「審美眼」「清潔感」「TPO理解」を読み取ります。

とくに機械式は、購入前の選定、日々の時刻合わせと拭き上げ、定期整備という見えないコストと規律が伴い、持ち主の価値観を凝縮して示します。

ブランドの歴史、設計の整い、仕上げの手数、サービス体制は、長期思考と責任ある所有の象徴になります。

時計は常に袖口にあり、名刺交換や会話の立ち上がりで視界に入るため、控えめでも確実に印象を整えます。

スマホで時間は分かりますが、スマホは価値観を語りません。

適切なサイズ選びや服装との調和は自己管理の一貫性を物語り、整備記録や保管の配慮まで行き届いていれば、「約束を守る人」という印象が自然と醸成されます。

腕時計は、場と相手を尊重するための小さな装置であり、声を出さずに信頼と品位を積み上げる静かなサインとして機能するのです。

 

 

ロレックスは“実用の王”、雲上は“仕上げの頂”

ロレックスは実用腕時計の最高点を担います。

ねじ込みリューズと強固なケース、防水・耐衝撃・耐磁、暗所での視認性、日差の安定、そして世界規模のサービス網までを工業的な均質性で実現します。

ブレスレットとクラスプの耐久、使い勝手のよい操作系も含め、毎日・どんな天気でも気を遣わずに使える道具として完成度が高いです。

結果として「遠目でも伝わる安心感」と「資産としての安定」が評価されます。

一方の雲上(パテック フィリップ/オーデマ ピゲ/ヴァシュロン・コンスタンタン)は仕上げと設計美の極点です。

面取りや鏡面、針先と目盛の整い、薄さと横顔の段差の美しさ、少量生産での徹底した手仕事、複雑機構の作動音まで、近距離で効く説得力を積み重ねます。

光の受け方や巻き味、クリック音といった触感・聴感が“品”を生み、装いの品位を静かに底上げします。

ここで強調したいのは、優劣ではなく評価軸の違いです。

ロレックスは「壊れにくさ・時間の正確さ・サービスの強さ」という毎日の安心を最大化し、雲上は「手仕上げ・設計の整い・少量生産」という美意識の深さを極めます。

伝わり方も異なり、ロレックスは一目で分かる信頼感、雲上は近づくほど伝わる上質です。

使い分けの指針はシンプルです。

雨や移動の多い日、長時間の実務にはロレックス、静かな商談や式典、装いを整えたい場面には雲上が強みを発揮します。

どちらも“頂点”ですが、山の種類が違います。

自分の生活とTPOに照らし、どの頂点が今日の自分を最もよく支えてくれるかで選んでいただくのが正解でしょう。

 

歴史と物語——王道の歩みと“雲上”の系譜

腕時計の歴史は、大きく二つの物語で語れます。

ひとつはロレックスやオメガが切り開いた実用の王道です。

ねじ込み式の防水や自動巻、視認性の高いダイヤルなどを整え、海・山・空の現場で信頼される“ツールウォッチ”としての価値を高めてきました。

大量に作っても品質をそろえる体制と、世界規模のアフターケアを築いたことで、「毎日使える最高峰」という評価が固まりました。

よって、これらがもたらす印象は、雨の日の移動や長時間の実務、屋外での活動では、その実用軸が逞しさ(たくましさ)と信頼として相手に届きます。

もうひとつは、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンに代表される雲上の系譜です。

こちらは18~19世紀の工房文化を源流に、薄さ・仕上げ・複雑機構を磨くことで「時を美しく表す」方向へ発展しました。

針先が目盛りに届く設計の整い、面取りや鏡面の手仕事、音や触感まで行き届いた作り、少量生産ゆえの密度が“近づくほど分かる上質”を生みます。

さらに、書類やアーカイブを大切にする文化が、一本ごとの物語を現在まで連ねています。

1970年代のクォーツショックでは、両者の立ち位置がより鮮明になりました。

ロレックスは実用の柱を守り抜き、プロフェッショナル路線で存在感を拡大しました。

雲上は一時的に影が薄くなりつつも、のちに複雑機構と仕上げで伝統の価値を再定義し、復権していきます。

2000年代以降は三社とも自社開発を強化し、ヘリテージの再解釈や品質基準の明文化で“何を尊ぶか”をわかりやすく示してきました。

よってこれらがもたらす印象は、レストランの柔らかい照明、名刺交換のシーン、オンライン会議の手元アップなどで品の良さと配慮が伝わります。

こうして、ロレックス=実用の王雲上=仕上げの頂という二つの物語が現在の評価軸を形づくりました。

どちらも「時」を真剣に磨いてきた結果であり、選ぶ基準は優劣ではなく自分の価値観と使用する場面なのだと整理できます。

 

  

会話のきっかけとしてのロレックスと雲上ブランド

ビジネスでは、時計は自己主張ではなく会話を滑らかに始める道具として役立ちます。

ロレックスはモデル名と機能がわかりやすく、相手が詳しくなくても「サブは海、GMTは旅」と話題を広げやすいので、初対面のアイスブレイクに向きます。

たとえば「出張が多いので短針だけ動かせるGMTが助かります」と仕事の文脈に接続すれば、自然に本題へ橋渡しできます。

一方、雲上は近距離で伝わる上質さが強みです。

名刺交換や席に着いた瞬間、薄さや針先の整いが目に入り、相手が気づけば「実はこういう手仕上げが好きで」と小さな物語を差し出せます。

ただし語りすぎは禁物です。

10~20秒で締めて相手に質問を返すと、押しつけにならず空気が和みます。

もちろん相手の方も、腕時計が好きで語れる状態であるのであれば、一気に心の距離を知事めるチャンスに繋がるので、そこはお互い時間の許す限り話して良いでしょう。

まとめると、ロレックスは共通言語で扉を開く道具、雲上は価値観の“深さ”に自然と触れられる道具として機能します。

ついつい話し込んでしまいたくなる内容なので、相手の反応に合わせて話を伸ばすか、すぐに本題に入るかを見極めることを忘れないようにしましょう。

 

腕時計は声を出さない自己紹介です。

洋服などのファッションもとても大事ですが、腕時計もその人の人間性を表します。

ロレックスは実用の王で、遠目でも安心感と信頼が伝わります。

雲上は仕上げの頂で、近距離で上質さがにじみます。

もちろん、どちらのスタイルの所有し、それを適切に使い分けることも有効です。

繰り返しになりますが、どちらが上で下かではありません。

自分の価値観に合う時計が正解なのです。

最後にこの動画をご覧になられてる方は、相手を尊重する姿勢を大切にしてある方だけですので、私も安心して動画を作成することが出来ています。

そして、そういった方々に囲まれてビジネスが出来ているということは、非常にありがたいポジションに着かせて頂けていると実感します。

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