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記事: 同じヴィンテージロレックスなのにデイトジャストとエクスプローラーはこれほど違う

同じヴィンテージロレックスなのにデイトジャストとエクスプローラーはこれほど違う

こんにちは、ベルモントルの妹尾です。

本日の動画では「同じヴィンテージロレックスなのに、デイトジャストとエクスプローラーはこれほど違う」という内容で解説して参ります。

ロレックスの腕時計を選ぼうとしたとき、多くの方が一度は迷うのがデイトジャストかエクスプローラーという二つの選択肢ではないでしょうか。

どちらも同じロレックスというブランドの腕時計で、価格帯も比較的近いですよね。

ところが実際に手に取ってみると、この二つはまったく異なる世界観を持っていることに気がつくはずです。

デイトジャストに惹かれる方とエクスプローラーに惹かれる方では、腕時計に求めているものが根本的に違うと思っています。

今日はその違いを、デザイン・着けていく場面・選ぶ方の価値観・市場での評価という四つの観点から掘り下げて参ります。

どちらが上でも下でもなく、自分がどちらの世界観に共鳴するかを知るための動画として、ぜひ最後までご覧ください。

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それでは話を進めて参ります。

 

 

デイトジャストとエクスプローラーのデザイン哲学がまったく違う

まず最初に、この2つのモデルが持つデザインの方向性の違いから見ていきましょう。

デイトジャストのデザインを一言で表すなら、「品格と装飾性の融合」です。

フルーテッドベゼルに刻まれた細かな縦溝の煌めき、ジュビリーブレスレットが持つ華やかな5連コマの構造、3時位置に配された日付窓。

これらの要素が組み合わさることで、デイトジャストは「腕時計として美しく見せる」ということを意識したデザインになっているんですよね。

特にフルーテッドベゼルは光を受けるたびに煌めき、着けている方の手元に確実な存在感を与えます。

装飾的な要素を積み重ねることで生まれる美しさ、これがデイトジャストのデザイン哲学の核心だといえます。

一方エクスプローラーRef.14270のデザインを一言で表すなら、「余計なものを一切持たない機能性の追求」です。

ブラックダイヤルに3・6・9のアラビア数字インデックス、メルセデスハンド、そして装飾のないスムースベゼルですよね。

デイトジャストのように煌めくフルーテッドベゼルもなく、華やかなジュビリーブレスレットもありません。

エクスプローラーには時間を正確に読み取るために必要なものだけが残されており、それ以外のすべてが削ぎ落とされています。

この「何もない」という状態が生み出す潔さこそが、エクスプローラーの美しさの正体なんですよね。

この二つを並べてみると、同じロレックスというブランドが、まったく正反対の方向性でデザインを追求してきたことがわかります。

デイトジャストは「足す」ことで美しさを作り、エクスプローラーは「引く」ことで美しさを作っています。

ただここで一つお伝えしておきたいのは、どちらのデザインが優れているという話ではないということですよね。

どちらにも、そのモデル名を表現する固有の価値があります。

大切なのは、自分がどちらの美しさに心から惹かれているかということなんですよね。

では次に、着けていく場面が違う!という内容で解説して参ります。

 

 

着けていく場面が違う

デザインの哲学が異なる2つのモデルは、当然ながら似合う場面も変わってきます。

ただここで大切なのは、どちらが「格上の場面に合う」という話ではなく、それぞれが持つ世界観がどういう場面と自然に重なるかという話だということです。

ですので、理想的にはこっちだよねぇ・・・程度に話しているので、これらが逆になっても特に問題はないと考えております。

まずデイトジャストですが、最も自然に馴染む場面は、品格が求められるシーンです。

スーツを着た商談の場、少し改まったディナー、あるいは大切な方と過ごす特別な時間などなど。

こうした場面でデイトジャストの手元は、着けている方の品格をさりげなく底上げしてくれる存在になるんですよね。

フルーテッドベゼルの煌めきとジュビリーブレスレットの華やかさが、フォーマルな着こなしの中で自然に映えます。

主張は激しくないのに、しっかりと存在感があるので腕時計が「その方の品を表すもの」として機能する場面において、デイトジャストは非常に優れた選択肢だといえます。

ただデイトジャストの魅力はフォーマルな場面だけにとどまりません。

今日お話ししているような夏の半袖シャツにも自然と馴染みます。

カジュアルな着こなしの中でデイトジャストを着けると、それだけで手元に品格が生まれます。

どんな場面でも一定の存在感を発揮できるという意味で、デイトジャストは非常に守備範囲の広い腕時計だといえるんですよね。

一方エクスプローラーRef.14270が最も自然に映える場面は、少し異なります。

週末のカジュアルな外出、旅行、あるいは日常の仕事の場面などなどですね。

特別に着飾る必要がない、自分らしくいられる場面でエクスプローラーは本領を発揮します。

ブラックダイヤルとメルセデスハンドが持つ視認性の高さは、忙しい日常の中で時間を確認するという実用的な場面でも機能します。

腕時計が「道具として手首にある」という感覚が最も自然に成立するのが、エクスプローラーという腕時計なんですよね。

さらにエクスプローラーはジャケットスタイルにも非常によく合います。

スーツほどフォーマルではないけれど、カジュアルでもありません。

そういった着こなしにエクスプローラーを合わせると、腕時計が主張しすぎず、しかし確実に存在感を放つという絶妙なバランスが生まれます。

デイトジャストが「腕時計を見せる」という感覚なら、エクスプローラーは「腕時計がそこにある」という感覚とでも言えるかもしれません。

つまりデイトジャストとエクスプローラーは、同じ場面に持っていけないわけではありません。

ただそれぞれが最も輝く場面は異なるということですね。

どういう場面で腕時計を着けることが多いか、どういう着こなしが自分の日常の中心にあるかを考えてみると、自然とどちらが自分に合うかが見えてくるのではないでしょうか。

では次に、選ぶ方の価値観が違う!という内容で解説して参ります。

 

 

選ぶ方の価値観が違う

デザインの哲学と着けていく場面の違いをお伝えしてきましたが、ここでもう一歩踏み込んで、デイトジャストを選ぶ方とエクスプローラーを選ぶ方では、腕時計に求めているものが根本的に違うという話をしていきます。

デイトジャストを選ぶ方に共通しているのは、腕時計を「纏うもの」として捉えているという点です。

手首に乗せることで自分の品格や美意識を表現したい、着こなしの一部として腕時計が機能してほしい、という感覚を持っている方が多い印象があります。

フルーテッドベゼルの煌めきやジュビリーブレスレットの華やかさに惹かれるということは、腕時計が持つ視覚的な存在感に、価値を感じているということでもあるんですよね。

さらにヴィンテージのデイトジャストを選ぶ方は、その文字盤の色味や経年変化が持つ個性に惹かれているケースが多く、腕時計を通じて自分だけの表現をしたいという欲求が根底にある方が多いです。

一方でエクスプローラーを選ぶ方に共通しているのは、腕時計を「使うもの」として捉えているという点です。

もちろんデザインも素晴らしいのですが、そのデザインが持つシンプルさから、時間が一目でわかり、どんな場面でも邪魔になりません。

こうした実用的な完成度に価値を感じている方が、エクスプローラーを選ぶ傾向があります。

ただ重要なのは、エクスプローラーを選ぶ方の多くが、単に実用性だけを求めているわけではないということです。

どういうことかと言いますと、余計なものを一切持たないという潔さの美しさに惹かれている、あるいはエベレスト登頂という歴史的な背景に共鳴している、という方が多いはずです。

実用性という入口から入りながら、その先にある美意識や歴史への共鳴が選ぶ理由の本質になっているんですよね。

もう一つ違いがあります。

デイトジャストを選ぶ方は、文字盤のバリエーションや素材の組み合わせという「選ぶ楽しさ」に価値を感じている方が多いですよね。

ブラック・ゴースト・ラベンダー・ボイラーゲージ・ブラックミラーという多彩な選択肢の中から、自分だけの一本を見つけるという体験に魅力を感じているんですよね。

一方エクスプローラーを選ぶ方は、ブラックダイヤルに3・6・9という揺るぎないデザインに惹かれている方が多く、選択肢の少なさが逆に「これしかない」という確信につながっているケースが多い印象があります。

こうして見てみると、デイトジャストとエクスプローラーは、腕時計に何を求めるかという価値観の違いをそのまま体現した2つのモデルだということがわかります。

では次に価格・希少性・市場での評価の違い!という内容で解説して参ります。

 

 

価格・希少性・市場での評価の違い

ここでは、デイトジャストとエクスプローラーRef.14270の市場での評価について、解説して参ります。

まず価格帯についてです。

ヴィンテージのデイトジャストとエクスプローラーRef.14270を比べると、現在の市場では概ねエクスプローラーRef.14270の方が高い価格帯で取引されているケースが多い印象があります。

デイトジャストは4桁のRef.1603や5桁のRef.16030といった複数のリファレンスが存在し、文字盤のバリエーションも豊富なため、価格帯の幅が非常に広いです。

状態や文字盤の種類によって大きく異なりますが、標準的なコンディションのRef.1603であれば比較的手が届きやすい価格帯で見つけられることも多いんですよね。

その反面、エクスプローラーのRef.14270は去年の同じ時期は80万円前後でしたが、こちらも付属品やコンディションで価格差はあるものの状態の良い個体は、相応の価格がつく傾向があります。

ただ、この動画を今年の年末にご覧になってる方はもしかしたら、180万円くらいになってるかもしれませんね。

案外見逃されがちなモデルなのですが、こんな感じでたくさんの人が求めているのが分かります。

次に希少性という観点です。

デイトジャストは80年以上にわたって作り続けられてきたロレックスの主力モデルであり、生産本数という観点では非常に多くの個体が世に出ています。

一方エクスプローラーRef.14270は1990年から2001年までの約11年間という限られた期間にのみ製造されたモデルです。

同じヴィンテージロレックスでも、デイトジャストと比べると市場に出回る個体数は少なく、状態の良い個体となるとさらに出会いにくいです。

特に保証書付きの個体は非常に希少で、今回ベルモントルにある個体のように保証書が揃っているものは、なかなか出てこないんですよね。

ただここで一つ重要なことをお伝えしておきます。

価格が高い方が良い腕時計だという話ではないということです。

デイトジャストは生産本数が多いからこそ、状態の良い個体や希少な文字盤カラーを持つ個体を探すという楽しみ方ができます。

ボイラーゲージやラベンダーといった希少な文字盤は、エクスプローラーにはない固有の魅力を持っています。

一方エクスプローラーRef.14270は、生産期間の短さと、ヴィンテージロレックスの中でも特別なストーリーを持つモデルとして市場でしっかりと評価されています。

将来的な評価という観点でも、両者はそれぞれ異なる強みを持っています。

デイトジャストは知名度と普及度の高さから、安定した需要が続き緩やかな上昇が見込まれます。

エクスプローラーRef.14270は廃盤モデルとしての希少性が時間とともに高まっていく可能性があり、特にブラックアウトダイヤルやT-Swissといった希少なバリエーションを持つ個体は、長期的に見て上昇が続き、価値も維持されやすいといえます。

どちらを選ぶにしても、価格や希少性だけを根拠にするのではなく、そのモデルが持つ背景と自分の価値観が重なっているかどうかを基準にすることが、本当に長く愛用できる一本との出会いにつながるのだと思いますね。

ではいつも通り、最後にベルモントルの視点をお伝えして、今日の話を締めくくりとさせていただきますね。

 

 

ベルモントルの視点

今日の動画を通じてお伝えしたかったことは、デイトジャストとエクスプローラーという2つのモデルは、同じヴィンテージロレックスでありながら、まったく異なる哲学を持っているということです。

デイトジャストは足すことで美しさを作り、エクスプローラーは引くことで美しさを作ります。

着けていく場面も、選ぶ方の価値観も、市場での評価も、それぞれに固有の個性があります。

ベルモントルには現在、デイトジャストが5本とエクスプローラーRef.14270が1本入荷しています。

この6本を実際に並べてみると、同じロレックスというブランドの腕時計でありながら、これほど異なる世界観を持つものが存在するということを、改めて強く感じます。

デイトジャストの5本はそれぞれボイラーゲージ・ブラック・ゴースト・ラベンダー・ブラックミラーという異なる文字盤を持っており、一本ずつ表情がまったく異なります。

そしてエクスプローラーRef.14270は、そのどれとも異なる、揺るぎない黒一色の深さを持っています。

デイトジャストとエクスプローラー、どちらが上でも下でもありません。

どちらが自分に合っているかという問いに正直に向き合ったとき、その答えがその方にとっての正解です。

今日の動画が、その問いを考えるきっかけになれば幸いです。

気になる方は、ぜひベルモントルの公式LINEよりお問い合わせください。

表参道・青山の店舗にて、実際に6本を手に取りながら一緒に考えさせていただきたいと思っています。

本日は「同じヴィンテージロレックスなのに、デイトジャストとエクスプローラーはこれほど違う」というテーマで解説してまいりました。

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