エルメス ケープコッド
エルメスのケープコッドってどんな時計なの?
エルメスのケープコッドは、1991年に発表された女性用腕時計のモデルであり、そのシンプルなデザインと高い品質が人気を集め、エルメスの定番モデルの一つとなっています。
では、なぜこんな形になっているのかを解説していきますね。
縁に丸みを持ち、正方形の文字盤が特徴的なケープコッドは、「アンリ・ドリニー」氏というエルメスの専属デザイナーが作り出したデザインになります。
この方は、エルメスの中でも有名な『カレ』もデザインしており、非常に優秀なデザイナーなんですね。
そして、そのネーミングなのですが『ケープコッド』とは、アメリカ半島の名前であり、この場所は高級リゾート地として有名で、それをイメージしてデザインされたものなのです。
また、ケープコッドはエルメスのブレスレットである、シェーヌ・ダンクルからも着想を得たともいわれています。
素材はどんなものが使われているの?
ケースは、基本的にはステンレススチールであり高級ラインになると18Kゴールド、プラチナなど、さまざまな素材が採用されています。
ベルトは、レザーやラバー、メッシュなど、素材やカラーバリエーションも豊富です。
特筆すべき点は、ベルトを簡単に交換できるということです。
レディース専用のモデルということもあり、ベルトが簡単に取り外し出来る様設計されているので、洋服のようにベルトもその日の気分に合わせて変えることが出来ます。
ケープコッドの魅力
おしゃれなデザインであるケープコッドは、女性でも扱いやすいクオーツムーブメントが搭載されています。
(ラージサイズには、自動巻が搭載されています)
電池で時計を動作させているので、毎回時間を合わせる必要がなく出かける前に「さらっと」腕に着けれるのは嬉しいポイントですよね。
また、3種類のサイズが展開されている見逃せないポイントです。
・ミニ 23mm
・スタンダード 27mm
・ラージ 33mm
ケープコッド ミニは、女性の腕に上品に馴染む小ぶりなサイズで、カジュアルからフォーマルまで、アクセントをつける事が出来るので様々なシーンで活躍します。
ケープコッド ラージは、存在感のあるサイズで手元をエレガントに見せたい時にはラージサイズがいいでしょう。
3つのサイズが展開してあるので、自分の腕のサイズや好みに合わせて、最適なサイズを選んだり、3本購入してその日の気分に合わせるのも良いと思いますね。
ケープコッドの選び方
ケープコッドを選ぶ際には、以下のポイントを意識されることをおすすめします。
・サイズ
・ケースの素材
・ベルトのカラー
・文字盤のカラー
自分の腕回りを測って、しっくり馴染むサイズを選んでいただく事が長く愛用出来る秘訣です。
ケースの素材でぱっと見の印象が変わりますので、どんなシーンでよく使うかをイメージされるのが良いでしょう。
仕事用であれば、ステンレスで充分ですしもっと華やかな印象を手元に与えたい方は、ゴールドやプラチナなど高級感のある素材がよろしいかと思いますね。
元々は革製品の会社なので、ベルトもいろんな色が準備されていますし、それらを選んでいく過程も楽しいですよね。
しかし、エルメスのベルトはとても高級になってしまいます。
とは言っても、ベルトはエルメス社以外のベルトでも取り付けることは可能ですので、そこにこだわりを持たないのであれば、購入後も維持費はそこまで高くならないと思いますね。
文字盤のカラーは、ホワイトやブラックなどスタンダードなものから、可愛いものになるとマザーオブパール(シェル)など3パターンで展開されているので、自分のお気に入りのカラーや、使用するシーンに合わせやすいカラーを選ばれると良いでしょう。