オメガ レディマティック(レディマチック)
オメガ(OMEGA)の廃盤レディースモデル レディマティックってどんな時計なの!?
オメガの腕時計を見ていくと、レディースウォッチもとても可愛らしい時計がたくさんあります。
そして、今回ご紹介するモデルはレディマチックと言って、現在のレディースウォッチと比較して小ぶりで可愛い時計なので、腕周りが細い女性の方におすすめできるモデルです。
レディマティックの魅力を余すとこなく、解説して参りますので是非とも最後までご覧くださいませ。
レディマティックの歴史
レディマティックは、1955年に発表されたオメガ初の女性用自動巻き腕時計です。
現在のオメガラインにもレディマティックは存在するのですが、2010年に刷新されたものであり、ヴィンテージとはそのスタイルは大きく違います。
ここでは、ヴィンテージの方のレディマティックについて解説しますね。
当時、女性用自動巻き腕時計は非常に珍しく、レディマティックは発売と同時に大きな話題となりました。
そこには魅力的なストーリーがあり、当時の女性へのイメージは「女性=機械に弱い」ということがあり、基本的女性用の腕時計はどのブランドのものであっても、簡素に作られていました。
しかし、オメガ社は女性への敬意を払い、男性向け自動巻きモデルと同様のムーブメントを搭載した、女性向け自動巻きウォッチを開発し、それを腕時計に搭載させて販売することにしたのです。
そのモデルが「レディマティック」なんですね。
レディマティックは、1955年の発表から1980年代まで、長きにわたって製造されました。
その後、1990年代に一度復刻されましたが、2000年代以降は再び廃盤となり、先ほどお伝えしたとおり2010年に現行ラインがあります。
現行モデルと何が違うの?
現行モデルと共通しているのは、自動巻ムーブメントが搭載されていることです。
しかし、大きく違うのがサイズになります。
ヴィンテージモデルだとサイズは17mm〜22mmですが、現行モデルは34mmで統一されています。
大体1990年代から、男性用も女性用も腕時計のデフォルトのケースサイズが段々と大きくなっていったことで、現代ではレディースウォッチがそれくらいの大きさになってるんですね。
ですので、大きい時計を好まれる方は現行モデルを選んで頂き、腕が細い方や華奢な時計を好まれる方はヴィンテージモデルが良いと言えるでしょう。
ヴィンテージレディマティックの魅力は?
レディマティックの特徴は、そのエレガントなデザインです。
ケースは20mm前後と小ぶりで、丸みを帯びたフォルムが女性らしさを演出します。
また、ケースはラウンド型とスクエア型が存在し、自分の好みのスタイルを選ぶことが出来るのも魅力です。
特にラウンド型の風防(ガラス面)は現代では再現不可能とされるカットガラスが採用されており、ジュエリーのようなキラキラした輝きがあります。
インデックスにダイヤモンドが配置されてあるもの、ラグの部分に装飾が施してあるもの、ベルトの部分は通常のベルトではなくチェーンになっているものなど、遊びがあるモデルも複数存在しますので選ぶ楽しさもあるのが特徴です。