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記事: カルティエの代表モデル【サントスカレ】のゴドロンブレスってどんなモデルなの?

カルティエの代表モデル【サントスカレ】のゴドロンブレスってどんなモデルなの?

動画でカルティエの代表モデル【サントスカレ】のゴドロンブレスってどんなモデルなの?をご覧になる方はこちらから⬇️

この記事では、カルティエの代表モデル【サントスカレ】のゴドロンブレスってどんなモデルなの?という内容で解説して参ります。

現行型には、サントスドゥカルティエがありますが、その3つ前に今でも大人気のモデルがあって、それがサントスカレなんですね。

サントスカレについてあまり知らないよ。

って方はこちらの動画で、歴代のサントスについて解説しておりますので気になる方は、こちらの動画もご覧下さいませ⬇️

 

話を戻しまして、ベルモントルは基本的には、予約制でご対応させて頂いておりますが、金曜日と日曜日だけフリーでオープンしておりますので、ちょっと気になる時計があるんだよねぇ・・・って方がいらっしゃいましたら、お気軽にお越しくださいませ。

 

ではこれから、ゴドロンブレスとは?

と言うことについて解説して参りますね。

 

 

通常のデザインとゴドロンブレスの違い

ではまずこちらの画像をご覧下さい。

カルティエ『サントスカレ』バーガンディ文字盤左がゴドロンブレス右が通常のビスの装飾のブレス

どちらもサントスカレのバーガンディ文字盤でございます。

左側が基本的には市場に出てくることはない、ゴドロンブレスで右側のが一般的に見ることが出来るビスの装飾のブレスです。

ほとんどの方がイメージされるサントスは、右側の方ではないでしょうか。

というわけで、あまり見かけない『ゴドロンブレス』について詳細を解説して参ります。

ゴドロンブレスは、カルティエ サントス カレの製造初期にのみ生産された、非常に珍しいブレスレットです。

その最大の特徴は、リンクに施された独特の「縦の溝(ゴドロン装飾)」にあります。

実際の真相は定かではありませんが、カルティエ愛好家のコミュニティの間では、ゴドロンブレスのデザインは、サントスのベゼルのビス装飾と同様に、パリの象徴であるエッフェル塔の建築からインスパイアされたとされています。

ビス装飾との違いですが、ゴドロンブレスの規則的な縦のラインは、腕元にスマートで知的な印象を与え、着用している方の個性をより際立たせます。

カルティエ サントスカレ ゴドロンブレスLMサイズを着用している写真

そもそもこんなベルトがありませんからね。

その独自の美学と希少性から、コレクターの間では高い評価を受けており、特に希少な今回の「バーガンディ文字盤」と「ゴースト文字盤」とのゴドロンの組み合わせは、コレクター垂涎の個体となっています。   

なぜこのようにレアになってるかと言いますと、ゴドロンブレスは、カルティエ サントス カレの製造が開始された初期の、ごくわずかな期間(約1年間と言われています)のみに、しかも「特別注文」でのみ提供されたとされています。

カルティエ サントスカレ ゴドロンブレスLMサイズを着用している写真

この極めて短い生産期間と限定的な提供方法が、その後の市場での入手困難さを際立たせる要因となっているんですねぇ。

この圧倒的な希少性が、ゴドロンブレスモデルをヴィンテージカルティエのコレクターにとっての「隠れた逸品」としての地位に押し上げているのです。

よって、このゴドロンブレスが出てきた時には、どうにか仕入れたいといつも思っているのですが、やはり仕入れも高いんですよね。

ですので、そもそもが市場には出てこないし、なかなか仕入れが難しい個体ではあるんですが、やっぱりどこかの地点でこれを扱いたい!って思うわけですよ。

ホワイトの文字盤のは扱ったことはあるんですが、バーガンディはなかったので、ここで流したら多分次の仕入れはもっと高くなってしまって、いつも通り昔は仕入れができたのにぃ・・・・って後悔すると考えたので、頑張って仕入れた!って感じですね。

でも、仕入れが出来てとても満足しています。

だって、こんな感じで通常のベルトとゴドロンブレスを並べてコンテンツを作れることなんて、おそらくこの先、ほぼ不可能になってしまいますからね。

やっぱり、その時計に意味を持って仕入れているので、在庫を持っていても気分はいいですよね✨

では次にベルトの構造の違いについて解説して参ります。

 

 

ベルトの構造のちょっとした違い

ではここからは、ベルトの構造のちょっとした違いについて解説して参ります。

サントスカレらしい角張ったデザインであり、とてもエッジの効いた素晴らしいブレスレットであることは、どちらにも変わりはありません。

ですが、これらのブレスにはかなり細かな違いがあるのに気がつきました。

ではその部分をご覧頂きたいのですが、それがバックル部分です。

カルティエ『サントスカレ』バーガンディ文字盤左がゴドロンブレス右が通常のビスの装飾のバックル

左がゴドロンブレスで、右側がビス装飾のブレスです。

ぱっと見では、その違いが分からないと思いますが、よ〜く見てみたら実はゴドロンブレスの方には、『反り』がありません。

これはおそらく、ゴドロンブレスの形状が横に連続していることが影響しています。

連続した、横に並ぶプレートにおいてその規則性を乱さないように、バックル部分においても『反り』を取り入れなかったのでしょう。

通常ブレスの方は、同じように横のプレートではあるものの、反りがありバックルは外しやすい構造になっています。

サントスカレ バーガンディ文字盤 通常のビス装飾とゴドロンブレスの違い

こちらのビス装飾の方も、『反り』がない方がスマートに映る気がするんですが、多分ですがデザインよりも取り外しの機能性を高めよう!ってことで修正したんでしょうね。

そして、ここもかなり細かな違いがあるんですが、バックルに通すバネ棒の位置が違います。

通常のモデルは、バックル部分だけで1cm程度ベルトの長さを調節できるようになっているんですが、ゴドロンブレスのバックルは5mm程度のまでしか調節が出来ないようになっています。

これはおそらく、コマの感覚を広げたら前後のコマとのバランスがずれてしまうからなのかなぁ・・・・と考えております。

 

というわけで、これからはこれら2つの時計を着用してのレビューをして参ります。


2つのサントスカレを着用してのレビュー


カルティエ サントスカレ 左がゴドロンブレスで右が通常のビス装飾のブレス

では通常のビスモデルの着用レビューからですね。

まず見た目の印象からして、2つのサントスカレはまったく違います。

通常モデルはブレスに等間隔でビスが打たれ、視覚的にインパクトのあるデザインです。

シャープで直線的なライン、輝きのあるポリッシュ、そしてブレスのビスによる装飾。

このモデルは腕元で“主張する”存在であり、ラグジュアリーな華やかさを感じます。

一方、今回取り上げるサントスカレ(バーガンディ文字盤/ゴドロンブレス)は、まずベゼルにビスがありません。

ゴドロンブレスは、どちらかというとブレスを縦方向にデザインしたブレスであり、それが、一体成型のジュエリー感をより強調しています。

そして最大の特徴であるバーガンディ文字盤が、光によって深紅にも黒にも見え、まさに“控えめな色気”を演出してくれます。

これはビス装飾の方も同様ですね。

というわけで、これらの時計のデザインはどっちも良いんですが、視聴者様の好みが分かれてるくるところでしょうね。

是非ともコメント欄の方から、私はこっちのベルトのデザインが好きです!

というコメントお願いします👍

カルティエ サントスカレ ゴドロンブレスLMサイズを着用している写真

通常のブレスもゴドロンブレスもどちらも好きなのですが、やっぱりこの雰囲気全体が良いんじゃないかなぁ、って感じます。

このヴィンテージ感と、今では存在しないバーガンディ文字盤の何とも言えない色。

そして何より、いつも言ってますがこのサイズ感ですよね。

私からすれば、このサイズ感が本当にジャストフィットしててちょうど良いです✨

腕時計につけられてないし、自分を一番引き立ててくれるサイズだと感じますね。

 

というわけで、今回ご消化した通常のビスの装飾が入ったモデルは162万円でゴドロンブレスは192万円で販売中です。

 

これから夏に向けて、最高のおしゃれな1本をお探しの方は、これらのサントスカレ バーガンディ文字盤は絶対に外すことはありませんので、是非とも店頭でご覧くださいませ。

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