トランスジェンダーの方についての弊社の腕時計の考え方
どうも、こんにちは。
ベル・モントルの妹尾です。
ここでは、弊社の考えるトランスジェンダーの腕時計について、考え方と選び方についてお話しして参ります。
弊社のトランスジェンダーの考え方
まず事前にお話しすることとして、女性の方が男性的な格好をしていても男性が女性的な格好をしていても、おかしいとは思いませんし普通の光景かと感じます。
と言いますのも、西洋アンティークを仕入れる際にフランスやイギリスに行くのですが、ジェンダーなど関係なく皆様それぞれが、自分の好きなスタイルで生活してらっしゃるのが分かるからです。
ユーロスターに乗る時も、車をレンタルするときも黒人白人、性別、服装、髪の色関係なくかなり自由度が高いです。
その時の動画はこちらにまとめておりますので、気になる方はご覧ください↓
そもそも論として、ジェンダーレスの理解は普通であり、特別なことではなく、逆に誰もが同じと言うのは、ありえないと言うのが私の考えです。
特に日本は、平日はスーツを着たサラリーマンの方がみんな同じような格好で過ごしていますし、そこから抜け出すと無言の圧力を感じるのも皆様経験したことがあるでしょうし、周知の事実ではないでしょうか。
これが世界共通の認識で、そうすべきである!
と言う考えがデフォルトであるのであれば、私も疑問を持たないのでしょうがやはりこうやって海外に出向くと、日本の独特なおかしな空気感を感じます。
腕時計についての考え方
女性の体つきをしてるけど、心は男性の方。
その逆の方。
そのどちらにも属さない方。
などなどいらっしゃると思いますが、時計を選ぶ際には自分の好きな時計を選ぶことが1番大切なことです。
・人にどう見られるか?
・周りがこんなのしてるから自分もそれに合わせるべき
・無難なものに
こういった思いがある方は、多いと思いますが断言して言えることは人の目を気にして生きることが、そこまで大事ではないと言うことです。
人の人生を自分が背負っているのであれば、人の目を気にしないといけないかもしれません。
しかし当たり前の話ですが、自分の人生は自分が歩んでいます。
だから自分が選択をしないといけません。
例えば弊社がお付き合いさせて頂いたお客様の中には、カルティエのマスト ドゥ タンクと言う腕時計をご購入される方は多いです。
ただし、そのサイズは一般的にSMサイズはレディース用のサイズでカルティエ社も、公式サイトでそのように説明してあるのですが購入されるのは女性だけではありません。
男性の方も、SMサイズを購入します。
男性だから、大きい時計をつけないといけない。
女性だから、小さい時計をつけないといけない。
と言うルールは空気感なだけであって、それを手にした自分の心が盛り上がるか。似合っているか?(主観)日々の生活が良くなるのか?
が重要なのです。
男性でも腕が細い方もいますし、女性でも太い方はいます。
男性でも女性的なデザインが好きな方はいますし、女性でも男性的な無骨な時計が好きな方はいらっしゃいます。
カルティエの腕時計がおすすめ出来る理由
こちらはカルティエから出ている『タンク アメリカン』と言うモデルなのですがこちらは、上記の画像のようにレディースからメンズまで展開されています。
全てのモデルで共通してるわけではありませんが、カルティエは一般的にSM,MM,LMサイズに分類されSMがレディース、MMがユニセックス、LMがメンズとされています。
同じモデルでありながらも、ここまで細分化されたサイズが準備してあると、自分の腕に馴染む時計を見つけて頂けると考えています。
まとめ
最後にまとめなのですが、私の考えでは日本に住んでいると自分だけが違うことをしようとする行動に、戸惑いが生じてしまうのは仕方ないことだと思います。
しかし、これが昭和であれば受け入れられなかったでしょうが今は令和です。
そして、平成も挟んでおりこの期間に日本は世界的な価値観からだいぶ遅れてしまいました。
昔より女性が活躍する社会になってきたとはいえ、世界と比較すればまだまだ足元にも及んでいません。
あなた様が悪いのではなく、多様性を受け入れることに努力をしてこなかった国に問題があるのだと思います。
時計はただ時刻を知るためのツールではなく、自分の趣味嗜好を表現するおしゃれの1つに分類されます。
そんなおしゃれを、自分の基準ではなく他人の目を気にして選ぶことはもったいないことです。
自分が良いと思った腕時計を見つけて、是非ともその腕時計で素敵な日々をお過ごし頂けたら幸いでございます。