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記事: 腕時計の最高峰ブレスレット工房『ポンティ・ジェンナリ社』 最高峰の存在

腕時計の最高峰ブレスレット工房『ポンティ・ジェンナリ社』 最高峰の存在

こんにちは、ベルモントルの妹尾です😊

本日の動画では、腕時計の最高峰ブレスレット工房『ポンティ・ジェンナリ社』 最高峰の存在という内容で解説して参ります。


 

ポンティ・ジェンナリとジェラルドジェンタ

ポンティジェンナリ会社の広告

ポンティ家は1850年ごろにスイスへ移住し、兄弟2人でジュネーブにジュエリー工房を開きました。

1890年代には、従兄弟のジェンナリ家たちと合流し、会社名はポンティ・ジェンナリへと改称されました。

両家は血縁関係(いとこ同士)であり、ファミリービジネスの統合という形ですね。

そんなジュエリー工房の老舗ブラド、ポンティ・ジェンナリでしたが、1946年に時計好きであれば誰もが知る伝説的人物を雇い入れることとなります。

1946年、同社は重要な人物である若きジェラルド・ジェンタ氏を雇用しました。

すでに皆様ご存知だと思われますが、ジェンタ氏は腕時計のデザイナーであり有名モデルといえば、ポールルーター、インジュニア、ノーチラス、ロイヤルオークなどなど、今にも続いてるモデルのデザインをした人物です。

ではこちらの画像をご覧ください⬇️

(図2 - ポンティ・ジェンナリとジェラルド・ジェンタ間の雇用契約書 - 画像引用:Stan Ponti/@gerald.genta.heritage)

(図2 - ポンティ・ジェンナリとジェラルド・ジェンタ間の雇用契約書 - 画像引用:Stan Ponti/@gerald.genta.heritage)

 

この書類は、スイス・ジュネーブの宝飾・チェーンメーカー「PONTI GENNARI & CIE(ポンティ・ジェンナリ社)」が1950年4月28日に発行した**証明書(ATTESTATION)**です。

内容は以下の通りです。

証明内容: 「我々は、1931年5月1日生まれのジェラルド・ジェンタ氏が、1946年6月1日より宝飾職人として我々の工房で勤務していることを証明します。彼の見習い期間は1950年5月31日に終了します。」

推薦文: 「我々は常にジェンタ氏の仕事ぶりと勤務態度に大変満足しており、彼の将来の雇用主に対して、彼を推薦する以外にありません。」

要約すると、これは後に伝説的な時計デザイナーとなるジェラルド・ジェンタ氏の、ポンティ・ジェンナリ社における勤務証明書兼推薦状です。彼が1946年から約4年間、同社で見習いとして働き、その仕事ぶりが高く評価されていたことが記されています。

1950年に契約が満了した際、彼は自らの工具をレマン湖に投げ入れ、「二度と“上司”の下で働く雇われ人にはならない」と宣言したと言われています。

実際に彼はその言葉を実現しましたし、そのことによって前述した素晴らしいモデルが誕生したと言えるでしょう。

ただ、ポンティ・ジェンナリにいたからこそ、そこで習得したことを活かして、その後に生まれた伝説的デザインを誕生させることが出来た!とも言い換えることが出来るのです。

 

ポンティ・ジェンナリが選んだパートナー

時を経て、同社の事業は拡大し、とくにパテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、ピアジェなどの大手ブランド向けに時計部品(ケースやブレスレット)の製造を担うようになりました。

さらに、パテック(図10、11、29、30~35)やカルティエ(図27~28)などに向けたレディースのジュエリーウォッチやブレスレットの製造も行っていました。

ポンティ・ジェンナリ社は、その高品質な作品で広く認知され、称賛を受けました。

たとえば『ヨーロッパ・スター』誌によると、1967年には時計業界向けのジュエリーデザインコンテストで、ユニークなハンドバッグ型ウォッチのデザインにより優勝を果たしました。

このとき、同コンテストでは有名な元社員(当時はオーデマ ピゲに在籍)も入賞しており、もしかするとこの名誉ある敗北が、翌十年に彼がさらなる高みを目指す原動力になったのかもしれません(図37)。

1970年ごろ、ポンティ・ジェンナリ社と、ジュネーブのリュ・デ・ヴュー・グルナディエ通りにある建物はピアジェ(Ateliers Réunis)に売却されました。

この建物は後にパテック フィリップによって買収され、現在では同社のミュージアムとして使用されています(図3、4)。

(図3、4 - かつてのポンティ・ジェンナリの工房、現在はパテック フィリップ博物館。画像引用:@jojolamontre)

(図3、4 - かつてのポンティ・ジェンナリの工房、現在はパテック フィリップ博物館。画像引用:@jojolamontre)
(図3、4 - かつてのポンティ・ジェンナリの工房、現在はパテック フィリップ博物館。画像引用:@jojolamontre)

 

 

ケース製造

この会社は革新的で時に前衛的なブレスレットで知られていますが、パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オメガ、ゼニス、ピアジェなどの一流ブランドに向けた腕時計および懐中時計用の素晴らしいケースも手がけていました。

ケースメーカーとして、ポンティ・ジェンナリは数十年にわたり、クライアントのために独創的で大胆かつ滑らかなデザインを開発してきました。

これらのケースの内側に見られる製造者刻印は「Key 26」(図5)です。

同社が製造した興味深いケースデザインには、以下のようなものがあります。

  • パテック フィリップのRef.1436(後期シリーズ)および2540

  • ヴァシュロン・コンスタンタンの「チョコラトーネ」Ref.4373

  • 1980年代にピアジェの社内ケースメーカーとなった後に製作された「ディスコ・ボランテ」スタイルの懐中時計(図6~11)

(図5 - メーカーズキー「26」の刻印があるケース裏蓋の内側。画像引用:@vintagewatchesarchive)

(図5 - メーカーズキー「26」の刻印があるケース裏蓋の内側。画像引用:@vintagewatchesarchive)

(図6 - パテック リファレンス1436 J、1959年製ブレゲダイヤル。現存する後期世代のケースはPonti Gennari製。初期世代のケースはEmile Vichet製。画像引用:Phillips auctions)

(図6 - パテック リファレンス1436 J、1959年製ブレゲダイヤル。現存する後期世代のケースはPonti Gennari製。初期世代のケースはEmile Vichet製。画像引用:Phillips auctions)

(図7 - 1965年製パテック リファレンス1436 J、リューズにスプリットセコンド機構を搭載。市場で唯一知られているグベリンとのダブルネームの重要な個体。画像引用:Christie’s auctions)

(図7 - 1965年製パテック リファレンス1436 J、リューズにスプリットセコンド機構を搭載。市場で唯一知られているグベリンとのダブルネームの重要な個体。画像引用:Christie’s auctions)

(図8 - ヴァシュロン・コンスタンタン リファレンス4737 R。画像引用:Matthew Bain)

(図8 - ヴァシュロン・コンスタンタン リファレンス4737 R。画像引用:Matthew Bain)

(図9 - パテック フィリップ リファレンス2540 J。画像引用:サザビーズ オークション)

(図9 - パテック フィリップ リファレンス2540 J。画像引用:サザビーズ オークション)

(図10 - 1980年代のピアジェによるディスコ・ヴォランテ スタイルの懐中時計。ジャン・エテ パリによって販売。画像引用:Everywatch)

(図10 - 1980年代のピアジェによるディスコ・ヴォランテ スタイルの懐中時計。ジャン・エテ パリによって販売。画像引用:Everywatch)

(図11 - パテック リファレンス3363/2、1960年代の18金製レディース用一体型宝飾ウォッチおよびブレスレット。画像引用:Grallium)

(図11 - パテック リファレンス3363/2、1960年代の18金製レディース用一体型宝飾ウォッチおよびブレスレット。画像引用:Grallium)

ブレスレット

私の考えでは、当時の最高クラスのブレスレットメーカーの中でも、ポンティ・ジェンナリは頂点に立っており、ごく限られた選ばれた時計メーカーとの緊密な連携のもとでブレスレットの設計と製造を行っていました。

同時代のその他の一流ブレスレットメーカーとしては、ゲイ・フレア(Gay Frères)が挙げられますが、こちらはトップブランドのためのブレスレットを製造していただけでなく、より広範なブランドの製品も手がけていました。

また、ジャン=ポール・エコフェイ(Jean-Paul Eccofey)も、メッシュやビーズのブレスレットで知られる一流メーカーの一つです。

私が個人的に所有しているポンティ・ジェンナリ製のブレスレットは、手に取った時、そして腕に装着した時の職人技と存在感が群を抜いています。

仕上げの美しさや細部への配慮は一目でわかり、装着時には時計そのものに洗練された魅力が加わります。

これらのブレスレットには、製造元の刻印に加えて、ダイヤ型の中に星を挟んだ「PG」の文字から成る製造者マークが打たれており、金属の種類を示す刻印とともに、ブランドの刻印の影に隠れるようにクラスプ(留め具)の内側に配置されています(図12参照)。

ポンティ・ジェンナリで製造されたことが分かるPGの刻印
(図12)ポンティ・ジェンナリで製造されたことが分かるPGの刻印

(図12 - ブレスレットのクラスプ内側にあるPG製造者刻印)

(図12 - ブレスレットのクラスプ内側にあるPG製造者刻印)

(図13 - クラスプ内側にあるパテックの刻印)

(図13 - クラスプ内側にあるパテックの刻印)

(図14、15 - クローズドおよびノッチ付きエンドリンクチューブ、ならびにローズカラーのビーズブレスレットに施された外側の仕上げビーディングに見られる高い構造品質にご注目ください)

(図14、15 - クローズドおよびノッチ付きエンドリンクチューブ、ならびにローズカラーのビーズブレスレットに施された外側の仕上げビーディングに見られる高い構造品質にご注目ください)

(図14、15 - クローズドおよびノッチ付きエンドリンクチューブ、ならびにローズカラーのビーズブレスレットに施された外側の仕上げビーディングに見られる高い構造品質にご注目ください)

(図16、17 - パテック フィリップ ref. 565 R に装着されたビーズブレスレットの全長両側)

(図16、17 - パテック フィリップ ref. 565 R に装着されたビーズブレスレットの全長両側)

(図16、17 - パテック フィリップ ref. 565 R に装着されたビーズブレスレットの全長両側)

そのほかにも、異なるデザインを示す複数のブレスレットの例が存在します。

非常に珍しく大胆な「ロブスター(lobster)」あるいは「スカラップ(scalloped)」ブレスレットと呼ばれるタイプで、パテックのカタログでは正式に「タイプG」と記載されており、リファレンス2526専用に製造されたものがあります(図18~22)。

また、図23に示された「タイプO」ブレスレットは、美しく緻密にデザインされています。

(図18 - タイプG ロブスター/スカラップ ブレスレットの内側クラスプ)

(図18 - タイプG ロブスター/スカラップ ブレスレットの内側クラスプ)

(図19 - パテック フィリップ ref. 2526 J 用のフルレングス タイプG ブレスレット)

(図19 - パテック フィリップ ref. 2526 J 用のフルレングス タイプG ブレスレット)

(図20 - 手首に装着したタイプGブレスレット。流れるような精緻なデザインに注目)

(図20 - 手首に装着したタイプGブレスレット。流れるような精緻なデザインに注目)

(図21 - クラスプに刻印された対向する「PP」のマーク)

(図21 - クラスプに刻印された対向する「PP」のマーク)

(図22 - Type Gブレスレットの内側のクラスプにあるパテックの刻印。パテックのリファレンス用に特化して共同製作されたブレスレットによく見られる特徴です)

(図22 - Type Gブレスレットの内側のクラスプにあるパテックの刻印。パテックのリファレンス用に特化して共同製作されたブレスレットによく見られる特徴です)

(図23 - パテックのカタログ資料に記載されているリファレンス2573用のType Oブレスレットで、リファレンス2551 Gにも装着された例。魅力的な組み合わせです。こうした特別なブレスレットは、しばしば顧客の好みに応じて類似の形状のリファレンスに装着されました。画像引用:Ali Nael)

(図23 - パテックのカタログ資料に記載されているリファレンス2573用のType Oブレスレットで、リファレンス2551 Gにも装着された例。魅力的な組み合わせです。こうした特別なブレスレットは、しばしば顧客の好みに応じて類似の形状のリファレンスに装着されました。画像引用:Ali Nael)

(図24 - 1961年製のパテック 2540 J、ミラネーゼスタイルのブレスレット装着。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図24 - 1961年製のパテック 2540 J、ミラネーゼスタイルのブレスレット装着。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図25 - 1956年製のパテック リファレンス1450 P、18Kホワイトゴールド製ブレスレットにダイヤモンドがあしらわれています。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図25 - 1956年製のパテック リファレンス1450 P、18Kホワイトゴールド製ブレスレットにダイヤモンドがあしらわれています。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図26 - 1941年製のパテック リファレンス534 R、インテグレーテッド仕様の「グレイン・パンシェ(傾斜ビーズ)」スタイルのブレスレット装着。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図26 - 1941年製のパテック リファレンス534 R、インテグレーテッド仕様の「グレイン・パンシェ(傾斜ビーズ)」スタイルのブレスレット装着。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図29 - 1945年製 パテック・フィリップ Ref.1276 J。精巧な編み込みブレスレットに文字盤を隠したレディースモデル。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図27、28 - 1925年製、ポンティ・ジェンナリによる刻印入りクラスプを備えたカルティエのレディース用ダイヤモンド&18金ブレスレット。画像引用:ボナムズ・オークション)

(図27、28 - 1925年製、ポンティ・ジェンナリによる刻印入りクラスプを備えたカルティエのレディース用ダイヤモンド&18金ブレスレット。画像引用:ボナムズ・オークション)

(図27、28 - 1925年製、ポンティ・ジェンナリによる刻印入りクラスプを備えたカルティエのレディース用ダイヤモンド&18金ブレスレット。画像引用:ボナムズ・オークション)

(図29 - 1945年製 パテック・フィリップ Ref.1276 J。精巧な編み込みブレスレットに文字盤を隠したレディースモデル。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図30 - 1973年製 パテック・フィリップ Ref.4117-1G。楕円形ホワイトゴールドとダイヤモンドのユニークなレディースブレスレットウォッチで、ターコイズと蝶の羽をあしらった文字盤が特徴。Asprey社によって販売。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図30 - 1973年製 パテック・フィリップ Ref.4117-1G。楕円形ホワイトゴールドとダイヤモンドのユニークなレディースブレスレットウォッチで、ターコイズと蝶の羽をあしらった文字盤が特徴。Asprey社によって販売。画像引用:サザビーズ・オークション)

(図31~33 - 1961年製 パテック・フィリップ Ref.3006/7。ダイヤモンドとルビーをあしらった重要な作品で、パテックとケースメーカーのエミール・ヴィシェ、そしてポンティ・ジェンナリの緊密な協力があったと考えられます。図31・32は、ダイヤモンドとルビーをあしらった蓋付きで文字盤を隠す構造を持つ、統合型で精巧に編み込まれた18Kレディースブレスレットを示しています。図33は刻印されたクラスプ部分。画像引用:アニクオラム・オークション)

(図31〜33 - 1961年製 パテック・フィリップ Ref.3006/7。ダイヤモンドとルビーをあしらった重要な作品で、パテックとケースメーカーのエミール・ヴィシェ、そしてポンティ・ジェンナリの緊密な協力があったと考えられます。図31・32は、ダイヤモンドとルビーをあしらった蓋付きで文字盤を隠す構造を持つ、統合型で精巧に編み込まれた18Kレディースブレスレットを示しています。図33は刻印されたクラスプ部分。画像引用:アニクオラム・オークション)

(図34〜36 - 1954年製 パテック・フィリップ レディースウォッチ Ref.3160 J。非常に希少かつユニークで型破りなデザインの、文字盤が隠されたブレスレットウォッチ。画像引用:モナコ・レジェンズ・オークション)

(図34〜36 - 1954年製 パテック・フィリップ レディースウォッチ Ref.3160 J。非常に希少かつユニークで型破りなデザインの、文字盤が隠されたブレスレットウォッチ。画像引用:モナコ・レジェンズ・オークション)

(図34〜36 - 1954年製 パテック・フィリップ レディースウォッチ Ref.3160 J。非常に希少かつユニークで型破りなデザインの、文字盤が隠されたブレスレットウォッチ。画像引用:モナコ・レジェンズ・オークション)

(図34〜36 - 1954年製 パテック・フィリップ レディースウォッチ Ref.3160 J。非常に希少かつユニークで型破りなデザインの、文字盤が隠されたブレスレットウォッチ。画像引用:モナコ・レジェンズ・オークション)

 

年表まとめ

期間 オーナー/用途
1919–20 Heller & Son(工房/金細工製造)
1920年代後半–1967 Ponti & Gennari(ポンティ・ジェンナリ工房)
1967–1977 Piaget(Ateliers Réunis SA)
1977–1996 Patek Philippe(生産拠点)
1999–2001 建物修復・増築
2001年11月–現在 Patek Philippe Museum(美術館施設)

 

このように、ジュエリー&ケースメーカー → ピアジェ → パテック フィリップ → 美術館へと受け継がれてきた経緯があります。

 

 

まとめ

数十年にわたる時代から収集した、個人所有・共有・公開の画像資料をもとに執筆した本稿を通して、ポンティ・ジェンナリと選ばれた時計メーカーとの間にあった高いレベルの品質、革新性、協働関係が、当時の時計デザイン界においていかに卓越したものであったかが明らかになったと感じています。

本稿では、同社の活動の広がりと深みを示す具体例やエピソードを通じて、彼らが関わった歴史的に重要な作品を紹介することを目指しました。

現在も「ポンティ・ジェンナリ」の名はジュネーブに受け継がれており、ロラン&スタン親子が「Ponti Collection(ポンティ・コレクション)」という自らのビジネスを通して時計業界に携わっています。

今回の執筆にあたり、いくつかの歴史的情報をご提供くださったスタン氏に、特別な感謝を申し上げます。

ポンティ・ジェンナリの歴史とその製造における貢献は、今日においてもヴィンテージコレクターの間で重要かつ価値ある存在として認識され続けています。

ここまでお読みくださった皆様にとって、この象徴的ブランドの簡潔な歴史紹介が興味深く、そして有益なものとなっていれば幸いです。


ご覧いただきありがとうございます。

 

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