ジャガールクルトのベースムーブメントを採用するオーデマピゲの腕時計 【Cal.818/Cal.2001】【Cal.895/Cal.2090】
今回の記事では、『ヴィンテージのオーデマ ピゲの腕時計にはジャガー・ルクルト製のムーブメントが採用されている!』ということについてお話をしてまいります。
ジャガールクルトのベースムーブメントを採用するオーデマピゲの腕時計
というですね、話を進めていくんですけども、まずこちら今出てるんですけども、これは1970年代に製造された『オーデマ ピゲのレクタンギュラー型3Pダイヤモンドの時計』なんですね。

まずこちらからお話をして、この後にあと1本出しますね。
ではこちらの画像をご覧ください⬇️

今回のこのレクタンギュラー型に搭載されているムーブメントなんですけども、これはオーデマ ピゲ製キャリバー2011が搭載されております。
ではベースムーブメントであるジャガー・ルクルトでは何かというと、これはCal.818なんですね。
ジャガー・ルクルトからムーブメントを購入して、オーデマ ピゲが装飾とチューニングを加えてオーデマ ピゲのムーブメントです!
という風にして、搭載されていたんですね。
と言った感じで、ムーブメントの比較をご覧頂いてるんですが、パッと目の印象ってのは、「確かに同じムーブメントだね」というのが分かって頂けると思います。
ただこれって実はちょっと違うところがあって、右上を見ていただきたいんですけども、ジャガー・ルクルトの方はブリッジが1つに繋がっているんですけども、オーデマ ピゲの方はこれブリッジ2つに分割してあるんですね。
これ何のためにやってんるのか?という話なんですけども、オーデマ ピゲの主な目的は、審美感なんですね。
いかに美しく見せるのか。
このためだけにブリッジを分割しているんですよ。
要するに、一手間加えてるという話です。
ただこれ一応ですね、機能面から見ても理にかなっています。
どういうことかっていますと1つのブリッジで5つの歯車を抑え込む!別にこれでも全然問題ないんですよね。
なんですが、ブリッジを分割させて1つのブリッジでは2つの歯車を抑え込む、あと1つのブリッジで3個の歯車を抑え込む、これだったらやっぱりこう押さえ方の安定性っていうのがだいぶ違うじゃないですか。
全然1枚ブリッジでバンと押さえてもいいんですけども、ブリッジを分割することによって、それぞれに分けて抑え込むことができるということですね。
また、ジャガー・ルクルトのムーブメントってのはステンレス!ってのが伝わってくるじゃないですか。
ムーブメントには、何も装飾してませんってのが分かりますよね。
ですが、オーデマ ピゲの方はしっかりとコート・ト・ジュネーブやペラルージュの装飾が施してあります。
こういった見えない部分にもしっかりと手を加えているのが、世界三大時計ブランドと言われる所以なのです。
そしてここだけじゃなく、テンプを見ていただきたいんですけども、ジャガー・ルクルトの方には特にテンプに何かしらの細工があるわけではありません。
緩急針で進み遅れを調整していくタイプになっております。
しかしこのオーデマ ピゲの方はフリースプラングテンプ(緩急針なし)になっていることも大きな違いです。
では次のブレス一体型モデルに移ります。

まずはこちらの画像をご覧ください⬇️

今回のオーデマピゲのベースムーブメントは何かって言いますとジャガー・ルクルト社なんですね。
これらのムーブメントの比較もね、見ていただきたいんですけども、今回のはどっちともにコート・ド・ジュネーブの装飾が施してありますね。
ジャガー・ルクルトの方もしっかりと装飾が施してあるわけなんですよ。
なんですが、そのムーブメントに記載してある文字のところに注目していただきたいんですけども、ジャガー・ルクルトの方は「Four (4) Positions」という風に書かれてるんですね。
オーデマ ピゲの方は「Five (5) Positions」という風に記載されています。
4姿勢で精度を調整しているのか、5姿勢で精度を調整しているのか、この違いなんですね。
ですのでオーデマ ピゲの方は1個多い5姿勢で調整していますよというところで、ちょっとランクが高くなってるんですね。
そして他の部分なんですけども、ジャガー・ルクルトの方にはその記載がなくて、オーデマ ピゲの方には「Heat Cold」という風にかかっていますよね。
皆さんはご存知だと思うんですけども、高温下であっても低温下であってもきちんと精度が出るように調整していますよ!という意味が含まれているわけなんですよ。
これちなみにな話なんですけども、こういった感じでポジションズとかコールドヒートとかっていう文字が入るとちょっと新しい目をムーブメントになるんですよね。
古いムーブメントにはこういった文字って入ってこないんですよね。
こういったところからもですね、ジャガー・ルクルト社製のCal.818よりCal.895の方が新しいのかなってのが大体の予測出来るんですよね。
話を戻しましてこういった感じで今回のこのジャガー・ルクルトのCal.895ですね、これには元々装飾があるんですけども、オーデマ ピゲとしてもこれをそのまま乗せてるってわけじゃないですよね。
やっぱりこの装飾は残して、姿勢差を増やして高温下低温下であってもちゃんと精度が出るように調節していますよ!というところの付加価値が乗せてあるんですね。
はい、というわけでですね、今日はこのオーデマ ピゲのムーブメントはベースムーブメントのジャガーが使ってあります。
ということを話していったんですけども、パテック フィリップもヴァシュロン・コンスタンタンもやっぱりジャガー・ルクルトのムーブメントを採用しているんですよね。
現代のこのブランドの価値として見た時にジャガー・ルクルトってのはそんなにブランドネームが強いわけじゃないじゃないですか。
代表的なモデルとしてもレベルソが一番有名な感じで他にはう〜ん、どうかなっていう感じですよね。
なんですが、このマニュファクチュールとしての歴史を見た時には、この世界三大時計ブランドが認めているマニュファクチュールということなんで、ヴンテージのジャガー・ルクルトってのもやっぱりいいわけなんですよ。
世界三大時計ブランドはやっぱりいいものだよね!って分かっててもジャガー・ルクルトに行きつくまでってのはちょっと難しいところがあるんですよ。
しかし、良いものは良いことに変わりはありませんので、それらが知られるのも時間の問題じゃないかなぁ。と考えております。