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Article: 2次流通市場でも圧倒的な成長を続けるカルティエの腕時計

2次流通市場でも圧倒的な成長を続けるカルティエの腕時計


この記事では、『2次流通市場でも圧倒的な成長を続けるカルティエの腕時計』という内容でお話しして参ります。

動画でご覧になる方はこちらから⬇️

これまでですね、1次流通、これは新品市場のことですね。

でのカルティエの動向を解説してきました。

 

それまでは、1位がロレックス、2位がオメガだったものが、オメガを抜いて2位になっていますよ。

という話をしてきたんですよね。

 

まだ動画をご覧になってない方は、こちらでは一時流通について解説しておりますので、気になる方はこちらもご覧ください⬇️

それで今回は、タイトルにもある通り2次流通市場(要するに中古市場)でも強烈な存在感を発揮してることが判明しましたよ。

という内容を解説していく記事となっております。

 

日本でもなんとなくですが、やっと世間的にカルティエの腕時計の魅力が認知され始めたかなぁ・・・と実感していますが、それでもまだまだロレックス、オメガだよねぇ・・・って空気感は歪めません。

というわけで、おそらく10年後に来るであろうカルティエウォッチの市場評価に対して、

『私は5年前からカルティエの魅力知ってたんだよねぇ・・・・』

という、サイレントマウントを決め込むためにも、今日の動画は是非とも最後までご覧くださいませ。

 

ベルモントルは予約制でご対応させて頂いておりますので、概要欄の予約フォームかショップのカテゴリー欄にある来店予約からご予約をお願い致します。

 

それでは早速やって参りましょう!

 

カルティエ躍進の理由とは? 2024年の二次流通市場において高い人気を誇ったブランドとモデル【Chrono24の高級時計トレンド分析】

 

本日の動画は、プレスリリースの動画を引用しながら解説させて頂きますので、まずはこちらの記事をご覧ください。

元々の記事はこちらから

 

月間900万人が訪れるChrono24がデータを集計。

2024年の高級時計二次流通市場におけるトレンドを分析。

世界最大級の高級時計オンラインマーケットプレイスであるChrono24(クロノ24)(本社: ドイツ・カールスルーエ、CEO:カーステン・ケラー)は、Chrono24のウェブサイト(www.chrono24.jp)での2024年の高級時計二次流通市場におけるトレンドを分析。

二次流通市場で1%以上のシェアを持つブランド、およびモデルを対象としています。 

2024年、他ブランドを凌ぎ圧倒的な人気を誇ったのは、カルティエ。

2023年と比較すると市場シェアは23.8%上昇し、驚くほどの躍進を見せています。

Chrono24において2020年時点で3%だったカルティエの取引量は、2024年には、5%(+66%)に達しています。
 
続いて第2位となったのがヴァシュロン・コンスタンタン。

カルティエと同じく2桁成長を見せ、市場シェアを12%伸ばしました。

第3位はチューダーで、8.6%の上昇を記録。

これによりチューダーは、2022年以降、価格が下落傾向にあるにもかかわらず、二次流通市場の売上トップ10ブランドに入っています。

第4位には、7.4%の伸びを見せたセイコーがランクインし、第5位がオメガ(4.9%)、第6位がジャガー・ルクルト(3.4%)、第7位がタグ・ホイヤー(3%)と続きました。 
 
また、今回調査の対象とならなかった二次流通市場でのシェア率1%未満のブランドでは、エルメスが急成長を見せ、55.6%の伸びを記録。

その他にも、カルティエと類似したモデルを展開するピアジェや、1年ほど前にブライトリングに買収されたユニバーサル・ジュネーブも、約50%の上昇を記録しています。 

 

はい、ここまでが1つの見出しの区切りになりますね。

ここまでの話をまとめると、今回の話の内容はそれぞれのブランドの成長率を説明されています。

要するに、2024年に最も取引量が多かったブランドは1位がカルティエで2位がヴァシュロンコンスタンタンでした。

って話ですね。

ではこの市場シェアを見ていきましょう。

こちらも同じクロノ24から出されているデータで繰り返しになりますが、新品ではなく2次流通の市場シェアの話ですね。

順位 ブランド シェア率(%)
1位 ロレックス(Rolex) 約34.2%
2位 オメガ(Omega) 約10%
3位 パテックフィリップ 約6.7%
4位 カルティエ(Cartier) 約5.2%
5位 オーデマピゲ(AP) 約4%

 

 今回は5位までしか出していませんが、この市場シェアというのは取引全体のうちの専有率を表しています。

例えば、ロレックスの34%というのは、100万本の腕時計の取引があった時にそのうちの34万本がロレックスの時計だったってことですね。

ついでオメガが10%なので10%みたいな感じのシェア率というわけです。

そして、上位5社のシェアを全部合わせると60%になるので、これらのブランドが2次流通市場での優秀ブランドということになります。

話をカルティエに戻しまして、2020年時点でのカルティエのシェアが3%だったのが、2024年では5%になっているということなので、おそらく当時はオーデマより下でベスト5にも入ってなかったけども、2024年になったらベスト4に入ってきたということでしょうね。

よってその通りに進むとは断言できませんが、単純計算で4年で2%シェアを伸ばすとすれば、8年後には9.2%になるのでオメガとほぼ同じになります。

前述した通り、1次流通ではカルティエは既に2位に来てるので、2次流通市場では8年も待たないで2位まで上がってくる可能性は十分にあり得る話でしょう。

あとですね、私が注目してるブランドですがピアジェとユニバーサルジュネーブです。

これらのブランドって、ピアジェはまだ知名度があるとして、ユニバーサルとかほぼ0なんですよね。

ただし、これらのブランドのヴィンテージウォッチって本当に素晴らしい物作りをしてて、ヴィンテージだからこそお勧めできます。

多分記事を読んでるだけでは、へぇ〜・・・・で終わってしまいそうなので、簡単にこれらのブランドを解説するとユニバーサルジュネーブは、世界初のマイクロローターを誕生させたブランドであり、自社でムーブメントの設計開発できた会社です。

有名なモデルには、ポールルーターってのがあって、これはジェラルドジェンタがデザインしています。

ピアジェは、ムーブメントも作れるしブレスレットの部分も文字盤の装飾も1個1個職人が手作業で作るので、工業製品ではなくまさに工芸品です。

かなり贔屓目に見ても、これらのブランドが10年後に2次流通でトップ10に入ることはイメージ出来ないのですが、物作りの素晴らしさが分かる人には確実に刺さるブランドですので、これらのブランドも私は絶対に来ると思っています。

ピアジェの歴史についてはこちらで詳しく解説しておりますので、お時間のある際にご覧くださいませ⬇️

ユニバーサルジュネーブは、ベルモントルのチャンネルとは趣旨が違うので別チャンネルのヴィンテージウォッチライフで解説しておりますので、そちらからご覧ください⬇️

では次の見出しを見ていきましょう。

 

 

2024年二次流通市場における人気度比較

二次流通市場におけるシェア1%以上のブランドを対象に調査。調査期間:2024年1月1日~12月31日

こちらは前年と比較したときの市場シェアの増加率を表してあるグラフですね。

前述した通り、カルティエの成長が凄まじく、10位に入ってるブライトリングも少しシェアを伸ばしているのがわかりますね。

話を戻しまして、

モデル別の市場シェア上昇率を見ると、カルティエ人気を裏付ける2つのモデルが浮き上がります。

こちらはモデルが分かりやすいように、画像を入れた状態で作ってくれている写真ですね。

第1位は、上昇率30.9%を記録したカルティエ タンク、そして第2位は27.7%のサントス。トップ2をカルティエが占めるという結果になりました。

第3位はパテック フィリップ コンプリケーションで、13.6%の伸びを見せています。

第4位には、チューダー ブラックベイ(12.3%)、第5位には、ブライトリング ナビタイマー(11.9%)がランクイン。

5位以降には、IWC パイロット(6.9%)、オメガ シーマスター(5.9%)、パテック フィリップ カラトラバ(5.2%)、オメガ スピードマスター(4.1%)が続いています。 

二次流通市場におけるシェア1%以上のモデルを対象に調査。調査期間:2024年1月1日~12月31日

ケースの形はオーバル形がトレンド傾向にあり、前年比で15.4%増加。

文字盤カラーは、ゴールド系(16%)、素材はローズゴールド(9%)が特に人気を集めています。

また、ローマ数字インデックスを持つ時計のシェアは10.7%の上昇率を記録し、カルティエ人気を示しています。

ケースの形状についても、カルティエの影響を受けていることは明らかで、2020年以降レクタンギュラー型の時計は、毎年平均6%の市場シェアを獲得しており、他のケース形状と比べると突出した結果となっています。

 

ここまでが2つ目の見出しの内容ですね。

ここまでの話をまとめると、2次流通市場で最も取引量が多かったモデル(要するに2024年にめっちゃ売れまくったモデル)は、1位と2位はカルティエが独占して、1位がタンクで2位がサントスだったってことですね。

全体的な傾向としては、伝統的なラウンド型が人気で15.4%の成長率ですね。

私の感覚では、腕時計の9割がラウンド型なので、これが成長というか見慣れている形が求められているのかなぁ・・・と感じました。

その他では、ローマ数字を使ったインデックスの時計がシェアが10%上昇していることと、レクタンギュラー型も毎年6%上昇しているということなので、やはりカルティエの時計がこれらのシェアを引っ張って行ってるということでしょう。

スクエア型の市場シェアは、ラウンド型と比較すればおそらくラウンドが8/10あればスクエアは2/10程度くらいかなぁと思います。

ですが、それでもやっぱり一昔前はこの比率はラウンドが90%くらいだったはずなので、スクエアのシェアが年々増えてきてるのは肌感覚で分かりますね。

多分私の予想はある程度合ってると思うんですが、スマホが出てきたことによって時間を測るっていう役割は、もう腕時計には求められていないんですよね。

しかし、腕時計市場は年々上昇し続けています。

一見矛盾しているようにも見える現象ではありますが、ただ単に腕時計が個性を主張するためのアクセサリーになったということです。

アップルウォッチも合理的で素晴らしい腕時計ですし、腕時計に興味なんてない人にとっては、リーズナブルにファッションを取り込むことが出来るので、有力な選択肢の1つです。

ですので、私はアップルウォッチに肯定派です。

しかし、アップルウォッチじゃない腕時計も売れまくってるのは、アップルウォッチは個性を出せないからですよね。

みんながアイフォンを持って、みんながアップルウォッチを着用して、スタバでマックのパソコンを開いて、ブルーライトカットメガネをつけていれば、25歳の頃の私のような意識高い系メンズが誕生してしまいます。

意識高い系は全然問題ないし、個性を出さなくていいのであれば問題ないのですが、やっぱり隙がないっていうか、ゆとりというか余裕が無いように感じてしまいます。

要するに、人間って趣味とか無駄だとわかっているけど、無駄を愉しみたい・・・という本能的欲求があるんだと思うんですよね。

バーベキューとかも、あんな面倒な準備や片付けをするくらいなら、焼肉に行った方がはるかに合理的ですが、あれも無駄とか非合理を楽しんでいるのでしょう。

そうなってくると、これまでの機能を追求した腕時計こそが正義だったものが、どっちかっていうと個性を主張出来る腕時計にシフトして来ているはずなんですよね。

じゃあそんな時に、どんな時計が良いかというとデザインが良くて、オシャレで、綺麗で・・・みたいな感じの時計が求められるようになってきて、そこにカルティエがドンピシャにハマってるんだと思うんですよね。

 

では最後の見出しを見ていきましょう。

 

 

2024年二次流通市場のトレンドデザイン

最後の見出しの文章を読み上げていきますね。

「2020年以降、毎年平均13%のペースで市場シェアを拡大してきたカルティエは、サントスやタンクの人気によって、二次流通市場で第4位となるブランドに成長しました。一次流通市場では第2位にまで上りつめています。 
 
また、カルティエと同じような成長を見せているのがヴァシュロン・コンスタンタンであり、高級品分野での市場シェアを拡大し続けています。

同ブランドはパテック フィリップやオーデマ ピゲに匹敵する品質を提供しながらも、魅力的な価格でより多くの注目を集めているのが特徴です。

最近発売されたステンレススチール製のヒストリーク 222は、二次流通市場でも非常に人気が高く、現在は定価の3倍で取引されています。

ヒストリークは、オーデマ ピゲのロイヤル オークやパテック フィリップのノーチラスと同様に、ケースと一体型のブレスレットを備えた70年代のストーリーを持つ時計です。

ヴァシュロン・コンスタンタンのこうした成長は、同ブランドが未来を見据えた長期的な戦略を持っていることを意味していると言えるでしょう。 
 
近年のカルティエやヴァシュロン・コンスタンタン人気から見えるのは、明確なデザインコードや伝統を持ちつつ、価格設定に関し戦略的アプローチを行っているブランドが、市場シェアを拡大する高い可能性を持っているということです。2025年もこのトレンドが継続するかどうかが注目されます。そして、それを左右するのは時計ファンである皆さんです。

 

ここまでが最後の見出しの内容ですね。

最後はヴァシュロンもめっちゃ伸びてるよ!って内容なのですが、これもさっき説明したデザインの良い時計に含めて良いと思いますね。

ヴァシュロンコンスタンタンについては、こちらの動画で詳しく解説しておりますので、気になる方はこちらの動画もご覧ください⬇️

クワイエットラグジュアリーが世間に浸透して来ましたが、これは腕時計にも流れがくると考えています。

クワイエットラグジュアリーってのは、洋服においてブランドロゴ『ドーン』はちょっとねぇ・・・・。

それより、『どこのブランドか分からないけど良い生地使ってデザインも良いねぇ・・・え〜それグッチだったのぉ・・・』

的な考え方なんですよね。

このチャンネルをご覧になってる方は、多分いないと思いますので分かりやすく解説すると

https://www.gucci.com/jp/ja/pr/men/ready-to-wear-for-men/t-shirts-and-polo-shirts-for-men/short-sleeves-t-shirts-for-men/cotton-jersey-t-shirt-with-print-p-796395XJG3P4735

こんなブランドロゴが全面に『ドーン』と出てるシャツですよね。

それよりもこんなんが良くない?

https://www.gucci.com/jp/ja/pr/men/ready-to-wear-for-men/t-shirts-and-polo-shirts-for-men/short-sleeves-t-shirts-for-men/cotton-jersey-t-shirt-with-embroidery-p-798115XJGT46318

って感じですね。

 

腕時計も『俺の腕時計を見よ!ドーン』のキョダイマックスよりかは、もうちょい控えめの時計が来るんじゃ無いかなぁ。って考えてるってことですね。

別に巨大マックスもかっこいいと思うんですよ。

ロレックスのコスモグラフとかめっちゃカッコいいですからね。

40mmなので、これをキョダイマックスというべきか分かりませんが、私からすればキョダイマックスなんですよね。

でも巨大マックスになるためには、キョダイマックスになるための意味が欲しいんですよね。

 

例えば、クロノグラフとかダイバーならそれだけの機能を搭載させないといけないから、40mm前後になるのは仕方ないなぁ・・・ってのは分かるから納得できるんですよ。

しかし、世間には意味がないキョダイマックスの腕時計も結構存在します。

でかいからカッコいい、このカッコいいの部分に意味があるのでしょうが、理由としてはちょっと弱い気がします。

まぁ、でかい時計があって小さい時計があるからこそ、その人その人に合う時計を見つけることが出来るので、一概に意味のない巨大な腕時計を否定はしませんが、そこには何かしらのデカくなる理由を付け足して欲しいなぁ・・・って感じますね。

 

記事にもあった通り、今後のトレンドとしては『デザイン』と『伝統』ここが鍵になってくると思われますので、この動画をご覧になった方はそこを基準に腕時計を選ばれてはいかがでしょうか。

 

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