2次流通市場でも圧倒的な成長を続けるカルティエの腕時計 3分ショート
2次流通市場でも圧倒的な成長を続けるカルティエの腕時計
時計といえばロレックス、オメガ、パテックフィリップなどが定番中の定番ではありますが、実は今、時計業界で静かに注目を集めているブランドがあります。
それが「カルティエ」です。
「カルティエってジュエリーブランドじゃないの?」と思った方も多いかもしれません。
しかし、カルティエの時計は今やジュエリーに引けを取らないどころか、中古市場、つまり2次流通市場でとてつもない成長を見せているんです。
その証拠が、Chrono24(クロノ24)という世界最大級の高級時計マーケットプレイスが発表した2024年のレポートです。
一部しか読み上げませんので、詳細をご希望の方は概要欄から元記事をご覧ください⬇️
2024年、他ブランドを凌ぎ圧倒的な人気を誇ったのは、カルティエ。
2023年と比較すると市場シェアは23.8%上昇し、驚くほどの躍進を見せています。
Chrono24において2020年時点で3%だったカルティエの取引量は、2024年には、5%(+66%)に達しています。
続いて第2位となったのがヴァシュロン・コンスタンタン。
カルティエと同じく2桁成長を見せ、市場シェアを12%伸ばしました。第3位はチューダーで、8.6%の上昇を記録。
ここまでが元記事の内容です。
この数字、ピンとこない方のために言い換えると、「カルティエの時計は今、世界中の中古市場でとんでもない勢いで売れている」ということです。
では市場シェアを見ていきましょう。
こちらも同じクロノ24から出されているデータです。
順位 | ブランド | シェア率(%) |
---|---|---|
1位 | ロレックス(Rolex) | 約34% |
2位 | オメガ(Omega) | 約10% |
3位 | パテックフィリップ | 約7% |
4位 | カルティエ(Cartier) | 約5% |
5位 | オーデマピゲ(AP) | 約4% |
今回は5位までしか出していませんが、この市場シェアというのは取引全体のうちの専有率を表しています。
例えば、ロレックスの34%というのは、100万本の腕時計の取引があった時にそのうちの34万本がロレックスの時計だったってことですね。
ついでオメガが10%なので10万本みたいな感じのシェア率というわけです。
そして、上位5社のシェアを全部合わせると60%になるので、これらのブランドが2次流通市場での優秀ブランドということになります。
話をカルティエに戻しまして、2020年時点でのカルティエのシェアが3%だったのが、2024年では5%になっているということなので、おそらく当時はオーデマより下でベスト5にも入ってなかったけども、2024年になったらベスト4に入ってきたということでしょうね。
よってその通りに進むとは断言できませんが、単純計算で4年で2%シェアを伸ばすとすれば、8年後には9.2%になるのでオメガとほぼ同じになります。
1次流通ではカルティエは既に2位に来てるので、2次流通市場では8年も待たないで2位まで上がってくる可能性は十分にあり得る話でしょう。
では2つ目の2時流通での人気モデルランキングを見てみましょう。
元記事を読みます。
モデル別の市場シェア上昇率を見ると、カルティエ人気を裏付ける2つのモデルが浮き上がります。第1位は、上昇率30.9%を記録したカルティエ タンク、そして第2位は27.7%のサントス。トップ2をカルティエが占めるという結果になりました。
ここまでが元記事の内容です。
ここまでの話をまとめると、要するに2次流通市場で最も取引量が多かったモデル(要するに2024年にめっちゃ売れまくったモデル)は、1位がタンクで2位がサントスだったってことですね。
人々の価値観が、デザイン重視にシフトしてきたこととカルティエは、品質・価格のバランスが非常に優れており、「いいものを長く使いたい」という層にマッチしています。
「そろそろ自分の一本が欲しいな」「オシャレな時計を持ちたい」そんな方には、ぜひ一度カルティエを手に取ってみてほしいと思います。
本編動画はこちらで詳しく解説しておりますので、気になる方はこちらの動画もご覧ください⬇️