おしゃれな中古腕時計アンダー36mmモデルおすすめ3選
おしゃれな中古腕時計を買いたい
廃盤になったアンダー36mm
おすすめモデル3選
1つ目 ロレックス チェリーニ Ref.4350
ガチッとした印象が男らしいロレックスのドレスウォッチラインです。
ケース径27mmの高さが35mmのジャストなサイズ感です。
時計全体を見た時に、曲線はなくベゼルは8面で構成されておりその部分にローマンインデックスが備えられています。
角ばった横顔と長方形のフォルム、そこに一体型ベルトのシャープなラインが組み合わさり、工芸品の領域と表現できるでしょう。
2つ目 カルティエ エリプス
普通の時計とは違う横長の形をしたエリプスというモデルなのですが、デザイン性があってカルティエのジュエラーとしての真髄を感じさせます。
「エリプス」は数学や幾何学でよく使われる概念であり要約すると楕円形という意味になります。
ケースのデザインを見ても、幾何学的な部分が垣間見えるのですが例えば、ケースの上下のラインと側面のラインは絶妙なバランスであり、カルティエにしかない発想でデザインされています。
3つ目 ユニバーサルジュネーブ ポールルーター
すでにブランド自体が倒産してしまったのですが、時計のデザイン、ムーブメントは素晴らしく、世界的に人気のモデルです。
時計をデザインしたのは、ジェラルド・ジェンタ氏であり、彼が有名になり出したのが、ロイヤルオークとかノーチラスの時代からなので、こちらのポールルーターがあまり表舞台に出てくることはありませんが、ジェンタがデザインしているので、非常に洗練された美しいデザインです。
北極を近道として利用することで、飛行時間を短縮しようというもので、磁気を帯びた北極を通過することになりました。
ちなみに地球には北極はS極、南極はN極というのは、ご存知の通りですがなんでコンパスがそれらの方角を指すのかと言いますと、これらの地域の磁場がとても強いからなのです。
話を戻しますが、近道の北極を通過すると、機内の計器やパイロットの時計に異常が発生します。
そこでSAS社は、腕時計のサプライヤーであるユニバーサル・ジュネーブ社に耐磁性腕時計の製作を依頼しました。
この依頼によって誕生したのが「ポールルーター」なんですね。
このプロジェクトは、まず時計工房の最も若い従業員の一人に任されることから始まります。
その名前をジェラルド・ジェンタといい、彼は後に20世紀を代表する時計デザイナーの1人となりました。
パテック・フィリップの「ノーチラス」、IWCの「インジュニアSL」、オーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」などは、このジェンタがデザインしたものであるということはご存知だと思います。
ジェンタが有名になり出したのが、ロイヤルオークとかノーチラスの時代からなので、こちらのポールルーターがあまり表舞台に出てくることはありませんが、ジェンタがデザインしているので、非常に洗練されたデザインなんですね。
こちらのモデルは、18Kイエローゴールド、ステンレス、黒文字盤、白文字盤、デイト有り無し、など複数展開されていましたがどれも美しく、ジェンタのデザインを楽しむことが出来ます。
文字盤を見てみましょう。
縦と横は細いラインが引かれ、ベゼルの内側にインナーサークルが走っているのですが、この部分と中央の部分は段差になっています。
中央が窪んでいる感じですね。
サークルは、自刻の部分だけが鏡面仕上げされており、その部分にはバーの装飾が施されシンプルではあるものの、奥深さのあるデザインになっています。
実際にこちらのポールルーターは、スカンジナ航空のパイロットたちに使用され、長く愛用されることになりました。
このようなストーリーがあって、デザイン性も素晴らしいモデルは他の時計ではなかなかありませんので、一生使う時計におすすめです👍
ケース径は35mmで、大体の価格はステンレスモデルで30万円前後、18Kモデルで80万円前後になります。