夏こそ、半袖シャツにデイトジャストという選択肢
こんにちは、ベルモントルの妹尾です。
本日の動画では「夏こそ、半袖シャツにデイトジャストという選択肢」という内容で解説して参ります。
夏になると半袖シャツで腕が露出するからこそ、腕元に何か一本あると着こなしが締まりますよね!
シルバーアクセサリーと同じような感覚で、夏は手元を飾りたくなる季節でもあるんですよね。
今日はそんな夏の腕時計の楽しみ方を、ロレックスのデイトジャストというモデルを軸にお話しして参ります。
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それでは話を進めて参ります。
夏にデイトジャストを選ぶ理由
夏の腕時計として、多くの方が真っ先に思い浮かべるのはスポーツウォッチではないでしょうか。
サブマリーナーのような防水性能が高くて頑丈なモデル、あるいはGMTマスターのような機能性の高いモデルなどなど。
夏はアクティブに動く季節だから、スポーツウォッチの方が合うというイメージを持っている方も多いんですよね。
そして、これは正解ですよね。
実際に手首に、ガツンと1本の時計があるだけでかなり雰囲気が変わりますからね。
ただ、少し視点を変えてみたいと思います。
前述した通り、夏の着こなしの中心にあるのは、半袖シャツです。
こうした夏のシャツは基本的にシンプルで、着こなし全体の情報量が少ないですよね。
そのシンプルな着こなしの中に腕時計が加わるとき、スポーツウォッチが持つ主張の強さよりも、デイトジャストが持つ品格の方が自然に馴染むことがあるんですよね。
デイトジャストは1945年に誕生した、ロレックスの中でも最も歴史の長いモデルの一つです。
このモデルを簡単に解説すると、スポーツモデルでもなく、純粋なドレスウォッチでもない、その絶妙な中間に位置するポジションなんですよ。
となると、スーツにも合わせられる品格を持ちながら、夏のカジュアルな着こなしにも自然と溶け込んでくれます。
この「どちらにも合わせられる」という特性が、夏の着こなし提案として非常に魅力的なんですよね。
さらにヴィンテージのデイトジャストという選択肢は、現行品とはまったく異なる理由で夏に活躍してくれます。
1960年代から80年代にかけて作られたヴィンテージのデイトジャストは、仕事場で使えることを最優先にして作られているので、そもそもの設計が今ほどガッチリしてなくて、全体的に軽やかです。
この軽やかさって夏場だと凄く大事になってくると思いませんか?
ただでさえ、夏場のパフォーマンスは半減するのに、そこからさらに重たい腕時計を着用していたら、1日が倍速で疲れてしまいます。
そして何より、ヴィンテージのデイトジャストは街で同じものとすれ違う可能性がほとんどない一本です。
現行品のデイトジャストは世界中に流通していますが、1603や16018といったヴィンテージのリファレンスは、同じ文字盤・同じコンディションの個体が2つと存在しません。
腕もとをほぼ隠すことができなくなるこの夏というシーズンに対して、自分だけの一本を手首に乗せているという感覚は、現行品では得られないものだといえます。
では次に、際ほど少し触れましたがもう少し深く掘り下げるために『現行品とヴィンテージのデイトジャスト何が本質的に違うのか!?』という内容で解説して参ります。
半袖シャツとデイトジャストが合う理由
ここでは、なぜ半袖シャツとデイトジャストがこれほど自然に合うのかを、もう少し具体的に掘り下げて参ります。
まず、ケースサイズという観点から考えてみましょう。
今回ご紹介する個体は4桁と5桁であり、それらはどちらも36mmというケースサイズを持っています。
現代の腕時計と比べると小径に分類されますが、このサイズ感が半袖シャツとの組み合わせにおいて非常に重要な意味を持つんですよね。
半袖シャツの袖口から覗く手首に、36mmというケースが乗ることで、主張しすぎずしかし確実に存在感を放つという、絶妙なバランスが生まれます。
大型スポーツウォッチのような圧倒的な存在感とは異なる、品格のある存在感といえるんですよね。
あと、小径の腕時計は1個でも品格を出せるんですが、アクセを足す余白も産んでくれるんですよね。
夏場ってシルバーアクセを身につけていらっしゃる方は多いですが、ゴツい時計にさらにアクセを追加すると、結構主張が強めになってしまいます。
それが小径だと、良いバランスで整えてくれるわけで、ここら辺も小径が夏場に使いやすいし合わせやすいポイントかなぁと考えていますね。
次に、ブレスレットやベルトという観点です。
今回ご紹介する5本のデイトジャストは、ジュビリーブレスレット・オイスターブレスレット・革ベルトという異なる仕様を持っています。
同じデイトジャストでも、何を着けるかによって手元の印象がまったく変わってくるんですよね。
ジュビリーブレスレットは5連コマという独特の構造を持ち、しなやかで手首への馴染みが良いという特徴があります。
夏は肌の露出が多いため、ブレスレットが肌に触れる面積も自然と増えますが、ジュビリーブレスレットが持つ着け心地の軽さは夏の着こなしに非常に合っているんですよね。
次にオイスターですが、この頃のオイスターブレスレットは、中空になってて(中が空っぽって意味ですね)なので、こちらも非常に軽やかに着用することができます。
見た目的にも、3連コマというすっきりとした構造が、夏のカジュアルな着こなしとも自然に重なっていきます。
そして革ベルトという選択肢ですが、夏場の革ベルトは倦厭される方が多いと思われます。
というのも、不快感であったり劣化が気になってあまり積極的に身につけたいと思えないからなんですよね。
これは私も理解出来ます。
そういったことも含めてですね、弊社で作ってる革ベルトの裏材は耐久性が高い栃木レザーを使っています。
私が夏場で汗をかくのは、通勤の時くらいで基本的には室内にいるのですが、そういった状態ではベルトの劣化はほとんど気になりませんし、不快感もほとんどありませんね。
タンニンなめしのものもあるので、そういったベルトであれば夏場はよりスピーディにエイジングが進んでくれるので、これもまた季節を逆手に取った扱い方かなぁと考えております。
弊社のベルトにつきましては、こちらの動画で詳細に解説しておりますので、気になる方はお時間のある際にご覧くださいませ⬇️
そして色という観点も大切です。夏の着こなしは白・ネイビー・ライトブルーといった清潔感のある色が中心になりやすいですよね。
ステンレスのケースとブレスレットが持つシルバーの輝きは、こうした夏の定番カラーとの相性が非常に良く、手元に涼しげな輝きを加えてくれます。
さらに今回ご紹介する個体のように、ブラック・ゴースト・ラベンダー・ボイラーゲージ・ブラックミラーという多彩な文字盤カラーが揃っていると、その日の着こなしや気分に合わせて一本を選ぶという楽しみ方も生まれてくるんですよね。
では次に、そんな多彩なバリエーションを持つ文字盤の夏の表情!という内容で解説して参ります。
5本の文字盤それぞれの夏の表情
同じデイトジャストというモデルでありながら、文字盤の色と仕様が変わるだけでこれほど異なる表情になるのかということが、この5本を並べたときに最初に感じることです。
ではですね、それぞれの個性を一本ずつ見ていきましょう。
まず一本目は、Ref.16018のボイラーゲージダイヤルです。
18Kイエローゴールド無垢のケースに、圧力計のような目盛りとブレゲ数字を組み合わせた非常に希少な文字盤です。
アイボリー系の文字盤とイエローゴールドのケースが醸し出す温かみのある輝きは、夏の着こなしの中で他の4本とはまったく異なる存在感を放ちます。
白やネイビーのシャツとの組み合わせでは、ゴールドの輝きが手元に華やかさを加えてくれます。
5本の中で最も個性が強く、着けている方の美意識がそのまま手元に現れる一本といえます。
2本目は、Ref.1603のブラック文字盤です。
ブラックダイヤルにシルバーのインデックス、そしてシルバーのケースとブレスレット。
このシンプルな組み合わせは、夏の着こなしとの相性という観点では最もオールラウンドに活躍できる一本ですよね。
どんな色のシャツにも合わせやすく、ビジネスシーンでもカジュアルな場面でも違和感がありません。
初めてヴィンテージのデイトジャストを選ぶ方にとって、最も安心感のある選択肢だといえます。
3本目は、Ref.1603のゴースト文字盤です。
インデックスや数字が非常に淡く、元々のグレーよりだいぶ薄くなっておりまして、消えかかっているように見えるこの希少な文字盤は、一見するとシンプルすぎるように感じるかもしれません。
ただ実際に手首に乗せてみると、その存在感はまったく別物です。
主張しない文字盤だからこそ、ケースのフォルムとブレスレットの美しさが際立ちます。
夏の白いシャツに合わせたとき、ゴーストダイヤルが持つ淡い表情は非常に涼しげで上品な印象を手元に与えてくれます。
4本目は、Ref.1603のラベンダー文字盤です。
ラベンダーという淡い紫がかった色味の文字盤は、5本の中で最も季節感がある一本といえます。
夏の着こなしに差し色として機能し、白やライトグレーのシャツとの組み合わせで特に美しく映えます。
腕時計でここまで個性的な色を持つモデルは非常に珍しく、同じものを持っている方とすれ違う可能性はほぼないといえますね。
ヴィンテージのデイトジャストの中でも特に希少なカラーとして、コレクターからも高い評価を受けているんですよね。
5本目は、Ref.16030のブラックミラー文字盤です。
ブラックミラーとはその名の通り、鏡のような光沢を持つブラックの文字盤のことです。
通常のブラック文字盤と比べて、光の当たり方によって表情が大きく変わるという特徴があります。
屋内では深みのあるブラックとして映え、自然光の下では文字盤全体が鏡のように輝いてくれます。
夏の屋外でこのブラックミラーダイヤルを見たときの美しさは、写真や動画では伝えきれない部分があります。
ギラッギラに輝いてくれますからね。
これは、ぜひとも実物を手に取って確認していただきたい一本です。
では次に、なぜデイトジャストはどの年代の方が着けても様になるのか?という内容について解説して参ります。
なぜデイトジャストはどの年代の方が着けても様になるのか?
ベルモントルでデイトジャストをご覧になる方の年齢層は、20代から60代まで非常に幅広い印象があります。
これだけ年齢層の異なる方が同じモデルに惹かれるというのは、すべての腕時計に当てはまる話ではありません。
デイトジャストという腕時計が持つ、年齢を選ばない理由について考えてみたいと思います。
まず、デザインの普遍性という観点ですよね。
フルーテッドベゼル・3時位置の日付窓・ジュビリーブレスレット。
デイトジャストを構成するこれらの要素は、1945年の誕生から80年以上にわたってほぼ変わっていません。
流行に左右されないデザインは、20代の方が着けても新鮮に見え、60代の方が着けても品格として映えます。
時代を超えた普遍性を持つデザインだからこそ、どの年代の方が手首に乗せても自然に馴染むんですよね。
次に、主張の強さという観点です。
前述した通り、デイトジャストはサブマリーナーのような圧倒的な存在感を持つスポーツウォッチではなく、かといってカラトラバのような純粋なドレスウォッチでもないですよね。
この絶妙な中間に位置する存在感が、年齢を問わず手首に馴染む理由の一つだといえます。
主張が強すぎる腕時計は若い方には似合っても、年齢を重ねた方には少し浮いて見えることがあります。
逆に主張が弱すぎると、若い方が着けると存在感が薄れてしまいます。
デイトジャストはその両方を自然にクリアしているんですよね。
さらに、36mmというケースサイズも年齢を選ばない理由として大きく働いています。
今回ご紹介する5本はいずれも36mmというサイズ感を持っていますが、このサイズは20代の細い手首にも、年齢を重ねた方の手首にも、同じように自然に乗ってくれます。
大型モデルでは難しいことで、36mmというサイズが持つ最大の強みの一つだといえます。
そして着こなしとの関係という観点でも、デイトジャストは年代を問いません。
20代のカジュアルな半袖シャツにも、40代・50代のきれいめな着こなしにも、60代の上品なスタイルにも自然に重なってくれます。
特定のファッションスタイルや年齢層に向けて作られたモデルではなく、着る方の個性と年齢に自然と寄り添っていくのがデイトジャストという腕時計の本質的な魅力なんですよね。
ではいつも通り最後に、ベルモントルの視点をお伝えして、今日の話を締めくくりとさせて頂きます。
ベルモントルの視点
今日の動画を通じてお伝えしたかったことは、夏の着こなしにヴィンテージのデイトジャストを合わせるという体験が、新品の腕時計では得られない種類の豊かさを持っているということです。
ヴィンテージのデイトジャストを夏の着こなしに合わせるとき、腕時計は単なる時間を知るための道具を超えた存在になります。
その日の気分・着こなしのトーン・会う方への印象などなど。
こうしたことを意識しながら5本の中から一本を選ぶという行為は、ファッションとしての腕時計の楽しみ方の本質に触れるものだと感じています。
夏の間だけ腕時計を引き出しにしまっていた方も、今年の夏は一度ヴィンテージのデイトジャストという選択肢を考えてみていただきたいと思っています。
半袖シャツの袖口から覗くデイトジャストのフルーテッドベゼルとジュビリーブレスレット。
その組み合わせが手元に生み出す品格と存在感は、一度体験すると夏の腕時計の楽しみ方がまったく変わるはずです。
気になる方は、ぜひベルモントルの公式LINEよりお問い合わせください。
表参道・青山の店舗にてご覧いただくことも可能です。
5本の中からどの一本が自分に合うかを、一緒に考えさせていただきたいと思っています。
本日は「夏こそ、半袖シャツにデイトジャストという選択肢」というテーマで解説してまいりました。最後までご覧いただき、ありがとうございました。