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Article: カルティエの腕時計『激レアのタンクフランセーズ!』このグリーンメッシュ文字盤は本物か偽物(リダン)か?

カルティエの腕時計『激レアのタンクフランセーズ!』このグリーンメッシュ文字盤は本物か偽物(リダン)か?

こんにちは、ベルモントルの妹尾です😊

では問題です。

こちらは旧型のタンクフランセーズなのですが、本物でしょうか?

文字盤が修復されているフランセーズ

偽物でしょうか?

では5秒間のシンギングタイムスタート。

 

正解は偽物です。

 

というわけで本日の動画では『激レアのタンクフランセーズ!このグリーンメッシュ文字盤は本物か偽物か?』という内容で解説して参ります。

明日の4/29日(火曜日)ですが渋谷でポップアップストアを開くのですが、場所は桜坂の近くですので、お時間のある方はお越しくださいませ。

詳細な内容は概要欄に入れておきますね。

 

では解説を進めて参ります。

 

激レアのタンクフランセーズ!このグリーンメッシュ文字盤は本物か偽物か?

では再度こちらの画像をご覧ください⬇️

文字盤が修復されているタンクフランセーズ

こちらは旧型のタンクフランセーズで、メンズのLMサイズコンビモデルです。

先ほどの問題では偽物と説明したのですが、正式にいうと文字盤の修復がされている個体が正しいです。

ですので、ケースとブレスレットはタンクフランセーズのままなんですね。

というわけで、なんでこのグリーンの文字盤が修復されているのか?

を解説していきます。

 

まず皆様ご存知の通り、フランセーズにはグリーンの文字盤は存在しません。

しかし、このめっちゃ出来がいい文字盤を見たら、こんなのもあるのかもしれない・・・・

と思ってしまいます。

そして、実際に我々が見たことがないだけで、そういっためちゃくちゃレアな文字盤とか特別仕様のモデルというのは確実に存在します。

ですので、これまで見たことがないからそれは偽物と断定するには、時期尚早(じきしょうそう)です。

ではどういった部分から、この文字盤が修復されたものなのか?というのを解説します。

ではこちらの画像をご覧ください⬇️

カルティエタンクフランセーズの隠し文字純正品と修復された文字盤の比較

左が現在弊社で扱っている18Kホワイトゴールドのタンクで、右がリダンされたグリーンのメッシュの文字盤のモデルですね。

こちらの赤丸の部分をご覧頂きたいのですが、このグリーンメッシュ文字盤の方にも隠し文字が印刷されています。

これが入っていれば、間違いなく本物だと思ってしまいます。

あとインデックスのスタイルは、もうほぼオリジナルと遜色ないくらいのレベルで仕上げられていますよね。

ぱっと見の印象としては、これは純正なのでは!?

と一瞬思わせてくれる仕上がりです。

この隠し文字の部分ももっと拡大して詳細をご覧頂きたかったのですが、これ以上画像を巨大化させるとボケてしまって、何が写ってるか分からなくなってしまったので、別の部分でもっと深ぼって解説します。

 

では次にこちらの画像をご覧ください⬇️

カルティエのタンクフランセーズ、左が純正の文字盤、、みぎがリダンされた文字盤

今回の画像の比較で見ていただきたいのは、CARTIERのロゴの部分ですね。

一見すると同じに見えるんですが、このロゴの部分にいろいろなヒントが隠されていますので、ロゴの部分をもうちょい拡大した写真を見て見ましょう。

カルティエのタンクフランセーズの純正文字盤とリダンされた文字盤

YouTubeの画面の大きさと画質には限界があるので、もっと詳細にご覧になりたい方は概要欄に私のブログを入れてますので、そちらに巨大な写真を入れますのでパソコンからご覧ください。

これでもまだ比較が出来ないと思いますので、それぞれの特徴を解説します。

まずこれらを比較するときの見方なのですが、ロゴの『セリフ』をチェックします。

セリフというのは、例えばCARTIERの『R』の文字を見てみると、Rの付け根にピヨって尻尾が出ていますよね。

そして、Rの下にも2箇所ピヨって尻尾が出ていますよね。

ではさらに巨大化させた画像を一緒に見て見ましょう。

カルティエの腕時計に入ってるCARTIERのロゴのセリフ

 

1個目のRの部分のセリフを赤丸で囲っています。

2つ目のRは1個目のRと比較が出来るように、赤丸で囲ってないのですがセリフがあるのが分かりますよね。

まず文字盤を見るときには、このセリフを見るのが最初のスタートになることを覚えておきましょう。

では再度、グリーンの文字盤のセリフを見てみましょう。

修復されたタンクフランセーズのCARTIERのロゴのセリフ

純正品のCARTIERのロゴと比較して、大きく違いところはまず全体的にロゴの印字が太く、それぞれの文字に緩急がないことです。

Rの文字を見てみると、それっぽい作りですし、セリフもあるように見えますが、全部同じ太さで印刷されていますよね。

『E』はまだ上手かなぁ・・・・って印象ですが、ここもやはり緩急がありません。

特に分かりやすいのは、『I』の文字の部分ですが、中央を見てみたら左に横棒が飛び出てて、印刷ミスが発生していることが分かります。

これは純正品であれば、まずありえないミスです。

ではこれらの超拡大させたロゴの写真を比較して見ましょう。

カルティエの腕時計のタンクフランセーズの純正文字盤と修復された文字盤の違い

こうやって、超拡大させた2つのロゴを比較してみると、結構違うなぁ・・・・ってのが分かって頂けると思います。

修復された文字盤の特徴としては、緩急をつけることが出来ないことです。

要するに、細い部分を印刷できないんですね。

だから、まずはここの部分をチェックすれば大丈夫です。

 

そして、多分マウントを取られることが想定されるので、事前にお話ししておくと、この細い部分もクリアしている文字盤も存在しますので、それは理解しています。

私がこの動画で言いたいのは、まずはここの部分を見るのが最初ですよ。そして、純正のロゴのスタイルをちゃんと理解しおくと、まぁまぁ判断は出来ますよね。ってだけなので。

よって今回のリダンレベルは、ギア5を最強とすればギアファーストくらいのレベルと言えるでしょう。

 

ではここからは、リダンはダメなのか?

ということについて、私なりの見解をお話しします。

 

リダンされた時計はダメなのか?

元々腕時計ってのは、資産の側面がありませんでした。

それがロレックスが資産になるというのが世間に浸透し始めると、腕時計を資産として捉える方が増えていき、純粋にロレックスを欲しい人もいれば、それを邪魔する人も現れているのが現状だと思います。

そして、腕時計が資産になるという風潮が出来ると、時計はオリジナルのままでなければならない信者が現れることになります。

オリジナルのままでないと資産性が下がるから・・・という理由なだけであって、時計というよりかは、お金の方が大事って考え方ですね。

腕時計=資産という価値観がなかった頃は、リダンは自分が腕時計を楽しめる要素の1つとしてのカテゴリーだったのが、こういった流れがあってので、リダン=悪みたいなニュアンスになりました。

これらのことを踏まえての私の考えなのですが、リダンって分かっていればそれで良いと思います。

だから今回のグリーンメッシュの文字盤のフランセーズも、本人が気に入っていればそれで良い!ってことです。

ただし、中国や韓国で売られている明らかに、本物に寄せて騙すことを目的に作っている腕時計は確実に悪です。

ここは明確に線引きをしているのですが、おそらくオリジナル信者の方は、リダンもアウトって考えをお持ちだと思います。

そしてそれはその人の考え方なので、それで良いと思います。

一番問題なのは、その価値観を押し付けて正解は1つしかないとか、異論は認めない、という攻撃をしてしまうことです。

人が何をつけていようが、その人がそれが好きならそれで良いし、良い時計ですねぇ。で終わることなので、腕時計とお金を100%くっつけないで、もっとライトな距離感で付き合えるのが理想的ですよね。

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