腕時計を買うことを、なぜ仕事の成果と結びつけてしまうのか?
こんにちは、ベルモントルの妹尾です。
本日の動画では、腕時計を買うことを、なぜ仕事の成果と結びつけてしまうのか?
という内容で解説して参ります。
「昇進したから、一本買おうかな」「大きな仕事が取れたから、ご褒美に欲しいな」。
こういう気持ちになったことがある方は、かなり多いんじゃないかと思っています。
これは決しておかしいことでも、恥ずかしいことでもないんですよね。
私もここ最近、肌感的に世間様にやっと認知されてきたなぁ。
なんか最近、お客様の来店が多いし、以前に比べて格段に実際に購入されるようになってきたなぁ。
と感じてるとともに、これも自分が頑張ってるおかげかなぁ・・・じゃあ、節目になんか買ってもいいかなぁ・・・・って思っていますからね。
何の節目やねん!って話ですが、こんな感じで頑張った自分に対して、腕時計という形で応えたくなる。
その気持ちは非常に自然で、むしろ腕時計という道具が持っている特別な性質から来ているんじゃないでしょうか。
今日はその心理の正体を掘り下げながら、節目の腕時計をより豊かな選択にするための、自分への正当な言い訳をお伝えしたいと思っています。
繰り返しになりますが、今回の話は悪い行いではなく、自分への正当な言い訳です。
ベルモントルは金曜と日曜がフリーオープンで、その他の日を予約制でご対応させて頂いております。
気になる商品がございましたら、そちらから予約をお願い致します。
弊社では、価格だけではなく背景や佇まいも含めて腕時計を選びたい方に向けて、公式LINEで一般公開前の新着商品や入荷予定品をご案内しています。
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それでは話を進めて参ります。
仕事の節目に腕時計を買いたくなるのは、自然なことです
まず前提を整えましょう。
昇進・独立・大きな契約の成立・長年の目標の達成。
臨時収入によって生まれた心のゆとり。
こういった仕事の節目に「腕時計が欲しい」という気持ちが湧いてくることは、ほとんどの人が経験することです。
なぜこのタイミングで腕時計なのか、と考えると面白いんですよね。
旅行でもいいし、美味しいものを食べるのでもいいし、洋服でもいいはずです。
でも腕時計を選ぶ人が一定数いるのも事実です。
これは偶然ではなくて、腕時計という道具が持っている特別な性質が、仕事の節目という場面と相性が良いからなんじゃないかと思っています。
頑張った自分を形にしたい、という気持ちは非常に自然な感情です。
人間は目に見えない努力や成果を、何か具体的な形として残したくなるものですよね。
その形として腕時計が選ばれるのは、腕時計が「記録する道具」としての性質を持っているからだと思っています。
毎日手首にあって、自分でいつでも確認できます。
仕事の場面で袖口からちらりと見えるし、何年経っても手元に残り続けます。
その時々に、これはこれこれが達成できたから購入したんだ!という気持ちにさせてくれます。
この3つ、毎日そこにある・他者からも見える・長く残る、が重なったとき、腕時計は単なるご褒美を超えて、その人の人生の一部になっていくんですよね。
旅行の思い出は写真として残りますが、時間が経つと記憶が薄れていくことがあります。
私の場合は、新婚旅行は沖縄旅行3泊4日だったのですが、全部雨だったので良いか悪いか分かりませんが、全然面白くなかったのでちゃんと面白くなかった思い出が残っています。
でも腕時計は毎日手首にあるので、その節目の記憶を日常の中でポジティブな感情を繰り返し思い出させてくれます。
「あのとき頑張った自分」を、腕時計が毎日静かに証明し続けてくれるという感覚があるんじゃないかと思っています。
だから仕事の成果と腕時計を結びつけてしまうのは、腕時計という道具の本質的な性質に、人間の感情が素直に反応している結果なんです。
おかしいことでも、贅沢すぎることでもなくて、腕時計が持っている「記憶を纏う」という特性を、本能的に感じ取っているということだと思っています。
では次に、なぜ腕時計が選ばれるのか?という事について解説します。
なぜ腕時計が選ばれるのか?
では仕事の節目に、なぜ旅行や洋服ではなく腕時計が選ばれるのか?という話をもう少し掘り下げていきましょう。
なんで掘り下げるのかって言いますと、今回の動画は購入することを躊躇している自分に正当な言い訳を与えてあげて欲しいからです。
だから正当な理由でガチガチに固めていきます。
まず一つ目の理由は、腕時計が「毎日そこにある」ということです。
前述した通り旅行は終わったら記憶になります。
美味しいものは食べたらなくなります。
洋服は着る場面が限られていきます。
というか洋服は流石に30年着続けるというのは無理ですよね。
でも腕時計は、毎朝手首に巻いて、一日中そこに寄り添ってくれています。
仕事の場面でも、プライベートでも、ふとした瞬間に目に入ってきてくれます。
その継続的な存在感が、他のご褒美とは違う種類の満足感を生んでいくんですよね。
二つ目の理由は、「他者からも見える」ということです。
腕時計は自分だけが楽しむものではなくて、人と会う場面で自然と目に入るものです。
自分が見せびらかすつもりがなくても、勝手に目に入ってきてしまいますよね。
例えば、仕事で取引先と握手をするとき、会議のテーブルで資料をめくるとき、スタバでソイラテを頼む時にあえてカウンターに手を置いて女性スタッフに気づいて貰える様にする時、歯医者の定期検診に行った時に、必然的に9割が女性だから、これまたそんなところに無駄に高級腕時計を着用してくときなどなど。
あっ後半の2つは私ですね。
袖口からちらりと見える腕時計は、その人の佇まいの一部になっていきます。
頑張った自分を、言葉ではなく佇まいとして表現できる道具として、腕時計は非常に優れているんですよね。
三つ目の理由は、「長く残るもの」であるということです。
適切にメンテナンスされた腕時計は、数十年にわたって使い続けることができます。
仕事の節目に買った腕時計が、10年後・20年後も手首にある。
そのときに「この腕時計を買った頃、あんなことがあったな」という記憶と共に存在し続けてくれます。
時間が経つほどに、その腕時計が持つ意味が深まっていくという側面があります。
この三つ、毎日そこにある・他者からも見える・長く残る、が重なったとき、腕時計は単なるご褒美を超えて、その人の人生の一部になっていくんですよね。
もう一つ付け加えると、腕時計には「格」という概念があります。
仕事で成果を出したとき、自分の格が上がったような感覚を持つ方は少なくないと思っています。
その感覚に応えてくれる道具として、腕時計は非常に正直に機能するんですよね。
要するに、自分の格に相応しい相棒が必要になっちゃう現象ですよね。
身に着けるものの中でも、腕時計は特に「その人がどういう基準でものを選ぶか」を語ってくれる道具だと思っています。
だから仕事で一段階上のステージに進んだとき、腕時計もそのステージに合わせたい!という気持ちが自然に生まれてくるんじゃないかと思っています。
一応ですね、補足説明ですがそれまで使っていた腕時計もちゃんと大切に活躍するシーンを与えてあげて欲しいんですよね。
でも、やはり意識してても、新しいのを手にしたらそっちがメインになってしまいます。
そんな時には、次のオーナーにお譲りしてしっかり活躍するシーンを与えて欲しいと思っているわけです。
トイストーリーのウッディやバズみたいに、屋根裏で放置されることが1番もったいないからですね。
というわけで、その事についてはこちらの『腕時計は何本持てばいい?そしてどれを手放すべきか?』の中で詳細に解説しておりますので、気になる方はこちらの動画もご覧ください⬇️
では次に節目の腕時計が特別な意味を持つ理由!という事について解説して参ります。
節目の腕時計が特別な意味を持つ理由
ここまで、なぜ仕事の節目に腕時計が選ばれるのかをお伝えしてきました。
ここからは、節目に買った腕時計が、なぜ特別な意味を持つようになるのか、という話をします。
腕時計には「記憶の器」になるという特別な性質があると思っています。
どういうことかというと、毎日手首に巻くという行為の中で、その腕時計を買ったときの記憶が少しずつ染み込んでいくんですよね。
朝起きて腕時計を巻くとき、ふとあのときのことを思い出す。
仕事の場面で袖口から見えたとき、あの頃の自分を感じる。
こういう経験が積み重なっていくことで、腕時計はただの道具ではなく、その人の記憶と感情を纏った存在になっていきます。
これは腕時計という道具が持つ、他のものにはなかなかない特質だと思っています。
毎日身につけるという行為が、記憶と腕時計を繰り返し結びつけていきます。
節目に買った腕時計が特別に見える理由は、もう一つあります。
それはその腕時計が「自分の選択の証」であるということです。
仕事で成果を出したとき、それは誰かに与えてもらったものではなく、自分が積み重ねてきた結果です。
その結果として自分の意思で選んだ腕時計は、他の誰かから贈られたものとは違う種類の愛着を作っていくんですよね。
自分で選んだという事実が、その腕時計への関係を深めていきます。
仕事をしていると、うまくいかない時期や迷う場面が必ずやってきます。
そういうときに手首の腕時計を見て、「あの頃も頑張れた」という記憶が静かに背中を押してくれることがある。
腕時計が単なるアクセサリーではなく、自分の歴史の一部として機能し始める瞬間です。
ただここで一つ付け加えておきたいのは、節目だからこそ「どんな腕時計を選ぶか」がより重要になってくるということです。
節目に買った腕時計は、長く手元に残りやすい傾向があります。
その節目の記憶と結びついているから、手放しにくいわけです。
ということは、その腕時計との関係が長くなればなるほど、選んだときの理由が問われ続けるということでもあります。
「仕事を頑張ったから買った」という理由だけでなく、「この腕時計の背景や佇まいが好きで選んだ」という自分なりの理由も持っておくと、その腕時計との関係がより豊かなものになっていくんじゃないかと思っています。
では次にですね、だからこそ、選び方が大事になる!という事について解説して参ります。
【だからこそ、選び方が大事になる】
では実際に、節目の腕時計をどう選ぶかという話をしたいと思っています。
元々から、こうなったらこうしよう!って決めてた方であれば問題ありませんが、仕事での昇進は約束されたものではありませんので、それはいきなり訪れます。
そんな中、仕事の成果!という強い動機はあるのに、いざ選ぼうとすると選択肢が多すぎて、どこから考えればいいか分からなくなります。
この状態になること自体は、まったく不思議なことではありませんよね。
腕時計の世界は広くて、ブランド・モデル・価格帯・素材・ムーブメントと、考えるべき要素がたくさんありますから。
普段から腕時計に詳しい方でも、いざ自分のものを選ぶとなると迷うことがあるくらいですからね。
ただここで少し意識してほしいのは、「何が正解か」を外側に求めすぎないということです。
SNSで「この価格帯ならこのブランド」「この年齢ならこのモデル」という情報はたくさん出てきます。
それを参考にすること自体は良いことですが、最終的な決め手を外側の情報に任せてしまうと、選んだ後に「本当にこれで良かったのか」という気持ちが残ることがあります。
あと、SNSの情報はほとんどの場合で、その時のブームになってる腕時計がおすすめされているので、本当にそれがおすすめなのかの実態が掴みにくいところがありますよね。
節目の腕時計だからこそ、自分の内側からくる理由を一つでも持っておいてほしいと思っています。
たとえば「このブランドが長年好きだった」「この文字盤の色が自分のキャラにあってる」「このケースの薄さが自分の理想とする佇まいと合っている」。
どんな理由でも良いんですよね。
自分の言葉で説明できる理由が一つあるだけで、その腕時計との関係がまったく変わってくるんですよね。
もう一つお伝えしたいのは、節目の腕時計は焦って選ばなくていい、ということです。
「昇進したから、すぐに買わないといけない」という気持ちになることはよく分かります。
ただ節目のタイミングと、腕時計との本当の出会いのタイミングは、必ずしも一致しないこともあります。
節目から少し時間が経ってから、「これだ!」と思える一本に出会うことも十分にあります。
焦って選んだ腕時計より、ダウンタイムを挟んだ後に選んだ腕時計のほうが、結果として長く手元に残ることが多いと感じています。
節目の記念として買うという気持ちは大切にしながら、選ぶプロセスをゆっくり楽しんでほしいと思っています。
私はゴルフをやりませんが、ゴルフをされる方はその日までがとても楽しいらしいですからね。
そんなところでしょう。
では最後に、私からお伝えしたいことと私の考え!という事について解説して参ります。
私からお伝えしたいことと私の考え
今日お伝えしたことをまとめます。
仕事の節目に腕時計を買いたくなるのは、ごく自然な感情です。
毎日手首にある・他者からも見える・長く残るという腕時計の特性が、頑張った自分の記憶を形にしたいという気持ちと、自然に結びついていくんですよね。
ほとんどの人がそういう気持ちになることがあって、それはおかしいことでもなんでもありません。
ただ節目の腕時計だからこそ、ちゃんと選んであげれば長く手元に残りやすいです。
だからこそ、選ぶときに自分の言葉で語れる理由を一つでも持っておくと、その腕時計との関係が時間をかけてより豊かなものになっていきます。
仕事を頑張ったから買う、という動機を大切にしながら、この腕時計でなければならない理由も一緒に育てていきましょう。
その両方が揃ったとき、節目の腕時計は本当の意味で自分のものになっていくんじゃないかと思っています。
節目のタイミングで腕時計をお探しの方、あるいはどう選べばいいか迷っている方は、ぜひベルモントルにご相談ください。
仕事でどんな場面に立つのか、どんな佇まいでいたいのか、どんな腕時計との関係を築きたいのか。
そういった話を一緒に整理しながら、その方にとっての一本を探していく時間を大切にしています。