BELLE MONTREが最近入荷した新着腕時計 4本の着用レビュー
こんにちは。ベルモントルの妹尾です。
本日の動画では、BELLE MONTREが最近入荷した新着腕時計 4本の着用レビュー!という内容で解説して参ります。
同じ「ドレス寄りの時計」でも、着けてみると印象はだいぶかなり変わります。
面で見せるもの、線で見せるもの、色で印象を作るもの。
いろんな見せ方があるんですが、全てに共通しているのは、整えてくれるってことですね。
それはご自身の身だしなみとかスタイルとか全てにおいて、整えてくれる時計です。
今回はそのあたりを、映像で離れた視点でご覧頂くとより分かると思いますね。
ベルモントルでは、価格だけではなく背景や佇まいも含めて腕時計やリングを選びたい方に向けて、公式LINEで一般公開前の新着商品や入荷予定品をご案内しています。
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それでは話を進めて参ります。
ピアジェ プロトコール ラピスラズリ文字盤
まず最初にご紹介するのが、ピアジェのプロトコール、ラピスラズリ文字盤のモデルです。
この腕時計は、私が好きな時間を確認するためのものじゃないところですね。
時間を読むための道具というよりも、完全に「宝飾品とか装飾品として見せる時計」なんですよね。
実際に着けてみるとよく分かるんですが、まず視線が針ではなく、文字盤にいきます。
このラピスラズリの深い青と、ところどころに入る金色の粒なんですが、この質感がそのまま主役になっています。
というわけでですね、このラピス文字盤がいかに素晴らしいのか?
というのを簡単に解説しますね。
ラピスラズリという石は、単なる「青い石」ではなく、古くから特別な意味を持って扱われてきた素材です。
深い青色に金色の粒が散る見た目から、古代では夜空や宇宙に例えられることが多く、神聖なものとして扱われていました。
こういったコスモの背景を纏ってるストーリーも私がこれを気に入ってるところですね。
ちなみに、ラピスではありませんが同じコスモが生まれてる個体がありまして、それがロレックスのオイパペなのですが、こっちも凄く美しいので気になる方はこちらの動画もご覧ください⬇️
話を戻しまして、ラピスは実際に古代エジプトでは装飾品だけでなく、護符や儀式の道具にも使われていて、「守護」とか「知性」といった象徴が込められていたと言われています。
また、この石は人工的に作れる均一な美しさではなく、自然の中で生まれた不均一さがそのまま魅力になっています。
金色の入り方や青の濃さも一つ一つ違うため、同じものは存在しません。
つまりラピスラズリは、ただ綺麗な石というよりも、「背景ごと身につける素材」なんですよね。
この石を選ぶということ自体が、見た目だけではない価値を選んでいるとも言えると思います。
ケースとのバランスも非常に良くて、18Kのイエローゴールドとラピスの組み合わせがかなり上品です。
派手に見えそうなんですが、実際に着けると意外と落ち着いて見える!
これはサイズ感と面の出し方が上手いからだと思います。
また、厚みも抑えられているので、袖口にも収まりやすく、いわゆるドレスウォッチとしての使いやすさもあります。
ただ、この時計は「分かりやすく格好いい」というタイプではありません。
どちらかというと、少し距離を置いて見られるような時計です。
でも、その距離感があるからこそ、着けている本人にはしっくりくるんです。
この「他人に分かりやすく伝わらない良さ」というのが、この時計の一番の魅力だと思います。
時計というよりも、ジュエリーに近い感覚で選ぶ一本です。
時間を見るためではなく、手元の印象を作るための腕時計みたいな感じで、この考え方に共感できる方には、かなり刺さるモデルだと思います。
では次に、サントスカレのレビューですね。
カルティエ サントスカレ LM コンビ
次にご紹介するのが、カルティエのサントスカレ LMサイズのコンビモデルです。
先ほどのピアジェとはかなり方向性が違っていて、こちらは「形で見せる時計」です。
実際に着けてみると、まず感じるのがケースとブレスレットの一体感ですね。
サントスカレは、一体型のデザインになっていて、ケースとブレスが繋がって一つの形を作っています。
そのため、時計単体というよりも、手首全体でバランスを取るような見え方になります。
さらに、このモデルはステンレスとゴールドのコンビなので、重たくなりすぎず、程よい華やかさがあります。
完全なゴールドだと少し強すぎると感じる方でも、このコンビであれば取り入れやすいと思いますね。
サントスカレ以降のモデルからだんだん優しい感じになっていって、現行型と比べると、丸みが少なく、どちらかというと「硬質な印象」があります。
現行型と比較しても、かなり工業的な質感に作れているんですが、そこがいいんですよね。
この硬さが、逆に手元を引き締めてくれるんですよね。
サイズもLMですが、実際に着けるとそこまで大きく感じません。
現行型の1番小さいので、31mmなのですが実はそれよりも2mm小さい29mmです。
ですので、機械式の小径サントスを手に入れたいのであれば、このサントスは非常にオススメできる一本ですね。
横に広がるというよりも、腕に沿うように収まるので、見た目以上に使いやすいバランスです。
ピアジェのように「面で魅せる」というよりも、こちらは「輪郭で印象を作る時計」です。
形そのものに完成度があるので、特別な装飾がなくても成立します。
そういう意味で、かなり完成されたデザインだと思います。
ジュエリー的な時計とはまた違って、もう少し「造形美とか構造で見せる時計」を探している方には、とても相性の良い一本です。
今回紹介したサントスと、他のサントスの違いがまだ分からないよ!って方はですね、こちらのサントス歴代進化論の中で解説しておりますので、お時間のある際にご覧下さい⬇️
では次に、次にマストタンクのマルチカラーをご紹介します。
カルティエ マストタンク マルチカラー LM 手巻き
こちらは“色で印象を作る文字盤”です。
マスト期のカルティエらしい一本で、異なる3色の金属素材を用いています。
実際に着けてみると、まず目に入るのはやはり文字盤の色ですね。
黒のように引き締めるのではなく、手元に少し柔らかさや遊びを加えてくれます。
遊びはありつつも、華やかな印象を与えてくれますし、この辺のバランスはやはりカルティエがデザインしてるだけあるなぁ。と感心しますね。
ただ、このモデルも決して派手すぎるわけではありません。
ケース自体はタンクのシンプルな構造なので、色が入っていても全体としてはまとまりがあります。
この「色はあるけど整っている」というバランスがとても良いんですよね。
また、手巻きってのがいいんですよね。
こういう華やかな時計なんだけど、実は手巻きなんだよ。
っていうギャップが私は好きなんですよ。
一目見て、これがカルティエの時計である!というのは、伝わることのないデザインだと思います。
なので、この文字盤は自分が納得して、自分の審美眼を信じれる方に相性がいいと思われますね。
これって王道のカルティエのデザインではありませんが、だから面白いんですよね。
なぜなら、こういったデザインが決まりきってない時代に作られたものって、前述した通り遊びが入っていますし、そういったのがまだ緩かった時代の産物でもあるんですよね。
そういったことも含めて見てみたら、ヴィンテージのカルティエだから出来た文字盤なんだろうなぁ・・・・・って勝手に懐かしい気持ちになっちゃいますよね。
要するにエモいってことですよ。
では最後に、次にマストタンクの黒文字盤をご紹介します。
カルティエ マストタンク 黒文字盤 LM 手巻き
黒文字盤のマストタンクですが、今回の4本の中ではサントスと肩を並べるくらいに王道でしょうね。
先ほどのマルチカラーとは対照的で、この時計は、一言でいうと「引き算の時計」だと思います。
サントスのように形で見せるわけでもなく、ピアジェのように素材で魅せるわけでもない。
ただシンプルに、無駄な要素を削ぎ落として成立している時計です。
実際に着けてみるとまず感じるのが、この黒の強さです。
ラッカー塗料を使って文字盤を作ったミラーダイヤルですので、光に当てれば美しく艶が反射して、手元全体が引き締まります。
この効果はかなり大きくて、服装が多少カジュアルでも、手元だけでバランスが整うような感覚があります。
また、ケースの形も重要です。
タンクは直線で構成されたデザインなので、丸みのある時計とは違って、シャープで整った印象になります。
この直線と黒の組み合わせによって、静かな存在感が生まれているんですよね。
サイズ感も絶妙で、LMサイズですが主張しすぎることはなく、あくまで手元に自然に収まってくれます。
LMっていっても当時のLMなので、今ではレディースよりほんのちょっと大きいくらいなんですよね。
なので、女性の方でも先ほどのマルチカラーもこの黒文字盤も全然着用して頂く事は可能です。
この「出すぎないバランス」が、この時計の魅力だと思います。
そしてこのモデルは手巻きなので、日常の中で少しだけ触れる時間が生まれます。
この距離感も、この時計には合っています。
分かりやすい華やかさはありませんが、その分だけ長く使えます。
今となっては、タンクの黒文字盤は真っ黒のインデックスなしで、ステンのケースしかないのですが、マストだと18Kゴールドケースに地金は純銀でこの、金のケース、黒文字盤、シルバーインデックスってヴィンテージモデルしかないんですよね。
王道ではあるものの、ちゃんと選ばれる理由がある美しい一本であることに間違いありません。