
















CARTIER カルティエ プレマストタンク スターリングシルバー925製 1970年代
商品の特徴・ポイント
プレマストタンク スクエア スターリングシルバー925製 1970年代製 希少モデルでございます。
このモデル、ご存知の方はあまり多くないかもしれません。
というのも、これは有名な「マストタンク」シリーズの前に作られていた、いわゆるプレ・マスト・タンクに分類されるモデルで、特にこの"スクエア型"は非常に生産数が少なく、流通も稀な希少モデルなんです。
ただ、知られていないからといって品質が劣るということは全くなく、むしろ作りの良さが際立つ一本です。
まず素材ですが、これはスターリングシルバー(SV925)、つまり純銀製です。
1000分の925が銀という意味で、ステンレスと比べてもより高級感と柔らかな光沢があります。
そしてデザインも素晴らしいです。まさにカルティエらしい“引き算の美学”が詰まっています。
白文字盤に黒のローマンインデックス、そしてブルースチールのバトン針。リューズには青いカボション。
この時計で使われている色は白・黒・シルバー・青の4色だけですが、この配色の絶妙なバランスが、カルティエらしいエレガンスを引き立てています。
外装の美しさもさることながら、この時計の一番の魅力はムーブメントにあります。
通常1970年代のカルティエにはETA社製のムーブメント(一般的に手巻きならCal.78系)が使われていることが多いのですが、この個体は違います。
搭載されているのは、Peseux(プゾー)社製Cal.7040です。
プゾーを知らない方が多いと思いますので、ここで少しPeseuxについて解説します。
プゾーはスイスのムーブメント専業メーカーで、1920年代から薄型で高精度な手巻きムーブメントの開発に特化してきました。
後にETAに吸収されることになりますが、当時はAdolph Schild(アドルフ・シールド)やFHF(フォンテンメロン)などと並ぶ名門ムーブメントメーカーのひとつでした。
Peseux Cal.7040は、厚さわずか2.5mmの超薄型2針ムーブメントでスモールセコンドもないミニマル構成で、小径・薄型のドレスウォッチに最適な設計です。
ETAのように大量生産を前提とした構造ではなく、職人がひとつひとつ丁寧に仕上げることを前提とした設計であったため、カルティエのようにデザイン重視のブランドに採用されたのも納得です。
1970年代のカルティエは基本的にはETAが入ってるんですが、多分薄型に仕上げたかった為かプゾーが乗っています。
尾錠も当時のもので、現代のカルティエでは採用されてないかなり古いものですので、こう言ったヴィンテージらしい腕時計をお探しの方には是非とも手にして頂きたい逸品でございます。
プゾーについての詳しい動画(有料サブスク)はこちらから
コンディション
目立つ大きな傷なく良好な状態です。
商品の詳細
ブランド / カルティエ
モデル / プレマストタンク
製造年 / 1970年代製
ケース / 縦27mm × 横27mm (リューズ別)
ラグ幅 / 17mm
ケース素材 / SV925 (純銀製)
ムーブメント / Peseux Cal.7040 (手巻き)
ベルト / レザーベルト・当時の純正尾錠
付属品 / なし
保証 / ご購入から1年間
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