カルティエの腕時計は嫌味があるのか!?万人ウケするおすすめモデル7選
こんにちは。
ベルモントルの妹尾です。
本日の動画では、『カルティエの腕時計は嫌味があるのか!?万人ウケするおすすめモデル7選』という内容でお話しして参ります。
この動画を開いている方の共通の思いは、おそらく『控え目に時計をつけたい!』
ここが本心だと思うんですよね。
主張を抑えているけど、存在感がある!
時計がバレても『良いのつけてるんですねぇ』
という反応が返ってくる。
ここが理想系だと考えております。
よって、『袖口から時計が半分見えるくらいのチラ見せ』『サラリとつけれる』を基準としております。
この動画を見終わった頃には、自分のお気に入りの1本を見つけて頂けてると思いますので、是非とも最後までお付き合いくださいませ。
それでは早速やって参りましょう!
1.サントスガルべ
まず最初にご紹介するのは、男性であればほとんどの人が好きなスクエアスタイルの『サントスガルべ』です。
現行で販売されているのは、サントス ドゥ カルティエですがこちらはMMとLMサイズが展開してあり、MMが35mm、LMが40mmです。
サントスガルべはケース径が29mmであり、現行品の小さい方であるMMサイズと比較しても6mmもケース径が小さいです。
ここは細かな違いなのですが、デザインも少し変更されており、ベゼルの形状も最新型は変わっています。
それまでは正方形のベゼルでしたが、現行モデルからは12時位置と6時位置のベゼルが、ベルト方向に伸びたデザインに変更されています。
まずこの時点で、時計が大きくないので主張はかなり抑えられます。
そして時計が大きくないということは、厚さもその分薄いです。
現行モデルは結構な厚みがありますが、サントスガルべはかなり薄く作られています。
自動巻モデルとクオーツモデルがありまして、クオーツはかなり薄く、自動巻モデルの方が少し厚みがありますが、腕に乗せれば気になるほどでもなく、袖の下に隠れてくれます。
今の腕時計のサイズのスタンダードは40mmが基準にあるので、ここまで小さいとアクセサリー感覚になってきます。
もちろん、腕時計なのでアクセサリーではありませんが、アクセでもないし絶妙なサイズ感が嫌味にならず、サラリ男子を格上げしてくれるんですね!
サントスガルべの詳細については、こちらの動画で詳しく解説しておりますので気になる方はご覧ください↓
では2つ目を解説します。
2.サントスオクタゴン
2つ目はサントスオクタゴンです。
先ほどのサントスガルべと同じ時期に製造されていた派生型なのですが、こちらも最高にかっこいいです!
ケース径は30mmですが、ラウンド型なので先ほどのガルべより少し小さく感じます。
ロイヤルオークやロレアートのデザインと近いのですが、それらを小さくした感じをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。
1970年代にデザインされた時計なので、ラグスポ感強めのデザインでスポーティです。
それぞれのパーツは、エッジが立っており小ぶりな時計ではあるものの立体感があります。
サントスガルべもかっこいいのですが、こちらのオクタゴンはまた別の角度からのかっこよさがあり、どちらかというと上級者向けって感じでしょうか。
初見の印象としては、ガルべの方に惹かれるけどオクタゴンをじ〜っと見ていたら、だんだんとその造形美に吸い込まれてしまいます。
こちらも厚さはなく、薄型に作ってあるのでほとんど主張はなく、おしゃれサラリ男子を実現してくれることでしょう。
3.マストタンク
カルティエの伝統的なタンクスタイルを、安価に叶えてくれるのがマストタンクです。
マストタンクは、1976年から2005年ごろと30年近く製造されていた大ヒットモデルであり、その間にたくさんの種類のサイズと文字盤が作られました。
サイズはSM,MM,LM,XLが展開され、どれも小ぶりなサイズ感で作られています。
ここではLMとXLをご紹介させて頂きますが、LMでケース径が23mmであり現代のサイズ感からすれば小さいですが、腕に乗せた時の馴染みは最高です。
ケースは下地が純銀であり、そのままシルバーのケースのものか18Kのイエローゴールドメッキが施されたものがありますが、18Kゴールドのモデルであっても嫌味はありません。
それを実現しているのは、薄い、レクタンギュラー型、小型、という特徴でありつけていても目立つことはありません。
その反面、自分が着用している満足感は高いので、相手に嫌味を与えることなく美しい時計を身につける喜びを味わえます。
XLはケース径が25.5mmありますので、現行で販売されているタンクマストのLMサイズと同じ大きさになります。
ですので、小ぶりとは言えませんが巨大とも言えませんので、時代にあったサイズ感としてちょうど良いと思われます。
XLサイズにはクオーツしかありませんので、ムーブメントを選ぶことは出来ませんが、現行モデルと比較すればクラシック感があってとてもおしゃれです。
文字盤のデザインも主張が激しいものが存在しませんので、全体を通して見たときにXLサイズであったとしても、落ち着いた印象を与えてくれます。
マストタンクについては、こちらの動画で詳しく解説しておりますので気になる方はご覧ください↓
4.フランセーズ
4つ目はフランセーズです。
旧型も新型もどちらもかっこいいですね!
ステンレスであれば新型、18Kモデルであれば旧型といった感じです。
旧型のフランセーズは、どちらかというと女性向けではありませんが女性に大人気のモデルだったので、男性がつけてもカッコ良かったんですがサントスの影に隠れていた感じがありました。
しかし、去年の2023年にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルは時計全体を通してより一体感が強くなったデザインになっています。
雰囲気を変えているのはベルトで、それまではベルトに隙間があったのですが新型はその隙間がなくなり、同じ幅のままケースに繋がっているのでガッチリとした印象を与えてくれます。
リューズもそれまでは、ケースの外に取り付けられていたのが、新型はケースインしてますので、そこもより流れるようなデザインに繋がっています。
ムーブメントはLMから自動巻が搭載され、それより下はクオーツになります。
LMであっても、ケース径は30mmなので大きくはありませんし、シルバーの文字盤ですのでほとんど主張はありません。
ステンレスモデルであっても、このデザインの美しさからかなり高級感を感じられます。
18Kモデルはまだイエローゴールドモデルしかありませんので、ここはちょっと主張が激しくなってしまいます。
ブレスも18Kですからね。
よって、18Kモデルは旧型モデルがおすすめです。
旧型にはイエローとホワイトゴールドが展開されていたのですが、どちらもベルトは革ベルトがデフォルトだったのでケースだけが18Kであっても主張は激しくないです。
イエローゴールドもラウンド型となると、ゴールドの面積が広いですがスクエア型だとそこまで広くないので、思ってる以上に控え目な印象を与えてくれます。
ホワイトゴールドであれば、ステンレスとは違った質感の光り方なので、自分から言わない限りほとんどの人はステンレスだと感じるでしょう。
しかし、そういった自分だけが知ってる状態で、相手に嫌味を与えないというのがサラリ男子を格上げしてくれますよね。
5.タンク アメリカン
5本目はタンク アメリカンです。
タンクのスタイルを細長くしたデザインのタンクアメリカンですが、細長い作りなのでケースが湾曲しており手首にしっくり馴染んでくれます。
現行で販売してあるステンレスモデルが、LMサイズでケース径が24.4mm x 44.4mmなのですが、手首をある程度埋めてしまうので、幅はないのですが長さがある分、大きめに感じてしまいます。
ではこちらの画像をご覧ください。
左がMMサイズで右がLMサイズです。
LMもとてもかっこいいのでおすすめなのですが、今回のは嫌味にならない時計ということなので、ここではその1個下のMMサイズをご提案致します。
MMサイズであれば、18Kイエローゴールドであっても、主張は激しくないですしこの細長スタイルはよりサラリ男子を実現してくれることでしょう。
しかしなぜかMMサイズが現行ラインには存在しないので、ヴィンテージモデルから探して頂くことになります。
作られた年代によって、微妙にサイズが変わってくるので、一律にこのサイズという基準がないのですが大体のケース径は22mm前後、長さが41mm前後です。
ムーブメントはクオーツか自動巻が搭載されていますが、クオーツの 割合が多いかなぁといった印象ですね。
アメリカンの詳細については、こちらの動画で詳しく解説しておりますので気になる方はご覧ください↓
6.バロンブルー
6個目はラウンドスタイルが特徴的な、バロンブルーのご紹介です。
カルティエといえば、レクタンギュラー型が有名ですがラウンドスタイルも、いくつか展開してあります。
バロンブルーは普通のラウンド型に見えますが、風防側と裏蓋側が丸みが入っているので、時計全体に滑らかな流線を感じることができ、優しい印象を与えてくれますね。
ケースのデザインも特徴的で、なんといってもリューズがケースインしてるところが、他のモデルと大きく違うところでしょう。
このスタイルもカルティエが最初にデザインしたものであり、カルティエのデザイン性の先端性が窺えますよね。
現行ラインでは1番大きいので、42mmモデルがありますが42mmはさすがに巨大ですので、ここでは36mmモデルをピックアップします。
文字盤はサテン仕上げ、中央はギョーシェ彫が施してあるのでステンレスモデルであっても、かなり高級感が感じられます。
搭載ムーブメントも自動巻が乗せてあるので、男性には嬉しいポイントではないでしょうか。
文字盤のカラーが36mmモデルは、シルバーしかありませんのでそこがちょっと難点ですが、嫌味にならないということを目的としていれば文字盤はシルバーで充分だと思いますね。
40mmモデルまで含めて見ると、ブラック、ブルー、グレーなども選べます。
普通のラウンドモデルに見えますが、やっぱり計算され尽くされてデザインされているので、腕に乗せた時は他社のラウンドモデルとは違った魅力があります。
時計の美しさをより一層感じることが出来ますね。
イギリス王妃のキャサリン妃がバロンブルーを身につけているのですが、男性の方はあんまり分からないと思いますが、この方のファッションって結構注目されるんですよね。
この時計は旦那さんのウィリアムさんがプレゼントしたものだと言われていますが、こんな感じで凄い方が愛用してるって聞いたら、これまで以上に自信を持ってバロンブルーを身につけることができますよね。
バロンブルーについて詳細をご覧になる方はこちらからご覧ください↓
7.タンクルイ
最後にご紹介するのが、タンクルイカルティエです。
タンクの中の最高級モデルがタンクルイですが、袖元チラリとサラリの究極体だと言えるでしょう。
全く嫌味はありませんし、シンプルなデザインの時計なのですがシンプル故に、100年以上前から世界中の人々に愛されているモデルなんですね。
現行で販売されているのはLMサイズで25.5.mm x 33.7mmであり、現代での普通のサイズです。
使われる素材は基本的には18Kのゴールドだけで、特別モデルになるとプラチナもあります。
ムーブメントもLMサイズ以上は、手巻きか自動巻だけになります。
値段が200万円前後になってしまうので、お高いモデルであり誰にもお勧めできるとは言えませんが、その分洗練されたデザインを楽しむことが出来ます。
現行品では、ピンクゴールドのケースにサテン仕上げと中央はギョーシェ装飾の文字盤バージョンと、イエローゴールドのケースにブラックラッカー文字盤バージョンの2つが展開してあります。
どちらも素晴らしいモデルで美しいですね!
タンクルイは、形を微妙に変えながら100年近く製造されてきていますので、ヴィンテージのモデルも見ていくとより多くの中から、文字盤を選ぶことが出来ます。
サラリと着けることも魅力ではありますが、飽きが来ないし一生身につけることが出来る時計としてもオススメできる逸品でございます。
タンク ルイ カルティエの詳細については、こちらで詳しく解説しておりますので気になる方はご覧ください↓
といった感じで、嫌味にならないサラリと身につけることが出来るカルティエの腕時計をご紹介しましたが、私は時計に控え目だけど存在感があるものが欲しい!って思ってる方は結構多いと考えています。
『控え目』と『存在感』というのは、逆行するワードではありますが大きい時計でなくとも、存在感を感じられるということですね。
この動画をここまでご覧になってる方は、自分も満足出来て相手にも配慮される気持ちのある方だと思いますので、そんな方こそカルティエの時計を選んで頂ければ、まずは外さないかなぁと思いますね。