メンズのダイヤモンド腕時計を考えてみるの会
こんにちは。
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男性がダイヤモンド腕時計を着用できない理由
まず私の感想を先にお話しすると、実はダイヤモンドモデルめっちゃ好きです!
だから視聴者さんも、マジで良いやつを見れば『これめっちゃカッコええやん。価値観変わるわぁ』って声に出てしまうことでしょう。
ではまずはなんで男性がダイヤモンドモデルを選ばないのかを考えてみましょう。
上げればキリがないのでしょうが、その理由を私になりに考えてみました。
・そもそもダイヤモンドが女性的なイメージがある
・男性の無骨さとか力強さとかとは対角にあるために候補に入らない
・普段の格好に合わせるのが難しい
・小っ恥ずかしい気持ちになっちゃう
・アクセサリー感が強くなっちゃう
・成金感がちょっと苦手
大体この辺の内容で収まるのかなぁって思うのですが、他にもあったらコメント欄から教えてください。
それでこれらの内容の中で、一番影響を与えているのが
『小っ恥ずかしい』
という部分だと思うのですが、その中には成金みたいに見られたくないなぁ・・・って気持ちも含んでいると思われます。
私も今となっては、18Kイエローゴールドも自分自身で似合ってるなぁって思えるようになりましたが、ほとんどの方はまだまだシルバーが良いと思うでしょうし、頑張ってコンビかなぁって感じではないでしょうか。
ダイヤモンドってのは、その上になりますからね。
要するに、日本の男性の皆様は自分を実態より高く見せようとせず、身の丈に合ったものを選んでいると考えられます。
言い換えると、皆様まともな判断をされているということですよ。
例えば、ヒカキンさんのデイトナ レインボーは5300万円程度らしいのですが、ヒカキンさんがそれを買ったとして、別に嫉妬も起きなければ、不思議でもないじゃないですか。
もうそういう人だよね。って感じになってますからね。
それでこのデザインは、やっぱりそれなりのレベルの人でないと、着用するのに勇気が必要だと思うんですよね。
ただしですね、ダイヤモンドモデルってのは我々が想像する以上に結構色々あって、ケースもベゼルも文字盤も全部ダイヤだよ!
ってものもあれば、ベゼルだけインデックスだけ、ケースのサイドだけみたいな感じで、結構いろんなパターンがあります。
ではここからはですね、昔の私も含めてそんな小っ恥ずかしい気持ちになってしまう方に向けて、こんなんならいけそうじゃないですか?
という私なりの選び方を解説して参ります。
いやらしくないダイヤモンド腕時計を選ぼう!
成金感を出したくないなぁって方は、時計を選ぶときに小さいものを選んだら良いと思うんですよね。
例えば、現行ロレックスって18Kじゃなくても40mmがベースにあるので、結構な存在感があります。
これがロレックスが成金に見られる理由なんでしょうが、こうなると袖口からは絶対に見えますし、『これ見よがし感』が出ています。
これは成金感を出したくない方に向けてのお話しであり、別に自分が満足していれば40mmでも45mmでも良いので、でかい時計がダメだと捉えないでくださいね。
では私なりの成金感が出ない腕時計の考え方を解説します。
こちらの図をご覧ください。
成金かどうかというのは、その人の価値観によって変わってきますので、成金ではなく、その部分を腕時計の『力強さ』という言葉で表現しましょう。
左下は腕時計の力強さは下がり、右上に行けば行くほど腕時計の力強さは強くなります。
ヒカキンさんの腕時計であれば、もう圧倒的に右上を突き抜けてしまっているのはイメージできることでしょう。
では我々はどこを選ぶべきかと言いますと、これは自分のちょうど良いを選んだらベストなのですが、ほとんどの人は左下を選んで良いと思いますね。
ダイヤモンドモデルに難しさを感じるのは、小っ恥ずかしさからがまぁまぁ影響してると思うのですが、ダイヤモンドの割合が少なければ少ないほど、普通の時計に近づいていきますよね。
そして、人によっての割合というのは見え方が変わってきますが、ダイヤモンドが少量であれば男性が着用していても、それは上品に見えるようになります。
また、割合を増やしたとしてもその時計自体のサイズが小さければ、ダイヤモンドの量とサイズでバランスを取ることもできますよね。
ではここからは実際に、それらの商品を見てみましょう。
ダイヤモンドを使った腕時計のモデル
例えばこちらはロレックスのRef.115234オイスターパーペチュアルデイトなのですが、デイトの部分以外を1つ飛びでダイヤモンドインデックスが配置されています。
さらにこのモデルが良いのは、ケースサイズが34mmしかないことなんですよね。
このようなダイヤモンドが入るモデルになると、全体の印象ってのは繊細になりますし1mm違うだけでもだいぶ変わってきますからね。
製造時期が2007年から2015年と短命ではありますし、2021年にはラインナップからオイスターパーペチュアルデイトが消えてしまったのは残念ですが。
これくらいの入り方であれば、そこまで違和感なく着用できるのではないかなぁと思いますね。
次はデイデイトのRef.18248です。
ケースが18Kでブレスも18Kなので、結構主張強いなぁって感じる方もいるでしょうが、36mmなのでそこまで大きな主張はないんですよね。
デイデイトなので、そこは仕方ないのですがもうちょっと落ち着かせてデイトジャストも見てみましょう。
こちらデイトジャストの36mmですが、デイデイトと比べたらだいぶ落ち着いた感じになりましたね。
これらを選んでる理由は、どちらも6と9時位置だけの2Pダイヤモンドになっていることです。
さっきのオイスターパーペチュアルは5点でしたが、今回のはノーインデックスに2Pダイヤであっても、全くいやらさしさは感じられませんよね。
これらであれば、大きくもないしダイヤモンドが使ってあるメンズモデルであっても、上品に演出してくれると思います。
では次はカルティエですね。
こちらはタンク アメリカンのSMサイズです。
SMなので、レディースに分類されるのですがこの小ささであれば、文字盤が全部ダイヤモンドになってても違和感はなかったですね。
よ〜く見たら、ダイヤでぎっしり埋まってるのではなく1個飛びでダブルCのイニシャルが入ってるので、ギラギラに輝くって感じではなく落ち着きがあります。
それに加えて、そもそも文字盤の面積が小さいので主張は激しくないんですよね。
そもそも男性はでかい方が好みでしょうから、このモデルは少数の方にしか分からないと思われますが、私はとてもかっこいいと感じましたね。
最後にご紹介するのが、オーデマピゲのコブラです。
もう今となっては、オーデマピゲ=ロイヤルオークみたいになっちゃってますが、ヴィンテージを見ていくとこんな感じで、かっこいいモデルがたくさんあります。
これは全部オーデマピゲのコブラってモデルなのですが、ケースからブレスまでの一体型でそれらは全部18Kのホワイトゴールドになっています。
写真ではちょっと伝わりにくいと思いますが、実際に着用したら物凄くオシャレでかっこいいんですよね。
それで左側2つがダイヤモンドインデックスバージョンで、一番右がラピスラズリのインデックスです。
ダイヤのインデックスなのですが、こちら結構小さい石が取り付けてあってほとんど主張はありません。
とはいえ、小さいダイヤインデックスにすることで、通常のインデックスと同じくらい目立っていますね。
これがもう少し大きいダイヤだと、バランスが崩れてしまうと思うんですよね。
オーデマとかになってくると、デザインも腕時計というよりかはアクセサリーよりになっていますが、これがまた男性が想定するアクセサリーとは違ったカテゴリーなんだと感じています。
超薄型に作ってありますし、絶妙にちょうどいいサイズなので、誰もが気軽に着用できるメンズ版アクセの最高峰って感じでしょうね。
そして、ダイヤモンドではありませんが、ラピスラズリインデックスもこれがまた凄くかっこいいんですよねぇ。
私の感覚では、エキゾチックという言葉一番しっくり来たのですが、丸のインデックスはダイバーズで結構見てるので新鮮さはないのですが、これがブルーになるとまただいぶ違った印象になります。
画像からだと結構主張が激しそうに見えますが、実際にはネイビーの文字盤と同化して、そこまで目立ちません。
腕時計ってそもそもの役割は時間を知るためのツールなのですが、別に今はスマホがあればそれで充分ですし、伝統的な腕時計としての軸で選ぶ方と、オシャレアイテムの軸で選ぶ方がいると考えています。
どっちが正しくてどっちが間違ってるとかありませんが、たくさんの時計の種類があるというのが分かっていれば、それだけ幅を持って選ぶことが出来ます。
結構インスピレーションの要素が大きいのが、このダイヤモデルだと思いますので、簡単に自分のお気に入りを見つけることは出来ないと思われますが、私のところでも『これは!』と思えるものを選んで並べていきますので、こんな好きなんだよねぇって方は是非ともチャンネルお願い致します。