我々一般庶民が5000万円の腕時計を手にすると幸せになれるのか?
こんにちは。
ベルモントルの妹尾です。
本日の動画は、我々一般庶民が5000万円の腕時計を手にすると幸せになれるのか?
と言う内容をお話しして参ります。
5000万円あればほとんどの人が100%ではないにしろ、半分上がり状態に入れると思います。
5000万円とはそれくらいの威力がある数字ですよね。
そして本日のお題は、もしその5000万円の価値がある腕時計を偉い人から譲って貰ったとしたら。
しかし、その腕時計は大切なものだから絶対に売ってはならない!という条件がついていたら。
という話になります。
売ってはならないという条件がなければ、おそらく私は4500万円になろうが売ると思いますね。
皆様も大半は、この条件がなければ売るという選択肢が入ってくると思います。
そんな売れない5000万円の腕時計を持っていると、果たして幸せになれるのか!
それでは早速やって参りましょう!
売れない5000万円の腕時計を手にした時に想定されること
おそらくほとんどの人が少し値段が下がったとしても売る!と考えてるかというと、時計よりも優先すべきことが山のようにあるからです。
東京だったらこの額では大きな家は買えませんが、小さい部屋なら買えますし、これが4大都市であれば十分な家を購入できます。
家をダウンサイジングさせて、車を買ってあとは少し貯金ってパターンも全然ありですよね。
そう言った感じで、5000万円あれば相当な生活をすることが出来ますし、人生は豊かになるはずです。
では5000万円の売れない腕時計を持っていることを考えてみましょう。
そうそう5000万円の腕時計ってのはありませんので、それを持ってる所有感は最高地点にまで到達できそうですよね。
おそらく5000万円の時計ですから、相当にかっこいいはずですし装飾も丁寧に施されてめっちゃ美しいはずです。
自肯定感も爆上がりだし、その腕時計をつけていれば最強になれている気持ちになりそうです。
使用用途としては、俺5000万円の腕時計を付けてるんだよねぇ・・・・
のマウンティング。
実際に自分のお金で購入された方は、こう言ったマウンティングに使用されることはまずないのですが、私のような一般庶民の思い浮かぶ使用用途ですよね。
あとは、5000万円の腕時計をしていればロレックスの販売員は、結構食いついてくれると思うんですよね。
いや〜実は店頭には出してないんですが、お客様にぴったりの腕時計がありまして・・・・
みたいな感じで、かなり有利な立場でロレックスの購入の交渉が出来そうな気がします。
あとは捻り出して考えられることは、ラウンジとかに行ってそれを使って凄い人に見せるとかですが、まぁこれは誰もに当てはまるわけではないので、1つの使用用途として考えましょう。
と言った感じで、パッと思いつく5000万円の腕時計手にした時に、どんな気持ちになって、どんな使用用途があるかを考えたのですが、これ以外には思いつかなったですね。
私だったらこう使いますよぉ〜。的な提案がありましたら、コメント欄からお願いします。
話を戻しまして、この5000万円の腕時計を着用した時の高揚感とか時計の持つパワーを使った有利に働く現象というのは、いつまで続くかを考えてみましょう。
5000万円の腕時計の高揚感はいつまで続くのか?
譲り受けた時計ですが、自分の好みが反映されていません。
ただ、その価格が5000万円という事実ということで話を進めますが、その腕時計が自分の好みとマッチしているのであれば、おそらく一生高揚感は続くのではないかなぁと思いますね。
自分の好みとマッチしてその腕時計を手にした方は、マッチしてない方よりも人生は楽しめるはずです。
問題はここからですね。
自分の好みにマッチしてない場合です。
人間という生き物は飽きがあるのですが、不思議なことに腕時計は飽きが来るものもあれば、来ないものもあります。
全部が全部そうではありませんが、一生物の腕時計という言葉があるように、やはり長く使えるアイテムの側面があります。
5000万円の腕時計ですので、飽きが来にくように作られているはずですが、自分が気に入って購入した場合だと考えられます。
100人いれば100人が気に入る時計ってのは、まずありませんので気に入ってくれた人は飽きが来ないだろうということですね。
そんな自分の好みにマッチしてない時計を着用し続けることができるのか?
ここが問題になってきます。
やはり最初は5000万円の腕時計ということもあり、その金額のパワーで自分も酔いますし、着用する目的があります。
ただそれが、1年続くかというとなかなか難しいのかなぁ。
と思いますね。
ではここから、その腕時計を着用し始めて1年経った場合の2つの側面を見ていきましょう。
1つ目の側面としては、腕時計のパワーを優先させて自分の気持ちは押し殺したまま着用を続ける。
2つ目の側面は、高揚感が0になり着用をやめる。
この2つになるのですが、おそらく2つ目になると考えます。
というのも、自分の好みじゃないものを身につけ続けるのは、結構しんどいからです。
そもそも何のために、腕時計をつけるのか?
という話なのですが、やっぱり自己満の側面がかなり大きいと思うんですよね。
人に見せるための要素も少なからずあるのでしょうが、自分のオシャレの為とかステータス性のための方が影響があるはずです。
そんな自分のためのツールに対して、本人が納得してないわけですからそれを使い続ける理由というのがなくなってしまいます。
全員が全員このような道を歩むのかというと、もちろんそうではないでしょうし5000万円の時計を上手に使ってビジネスをする人もいるのでしょうが、それもほんの一部かなぁと考えております。
ではここからはですね、5000万円の腕時計を所有していることは幸せなのか?
ということを見ていきましょう。
5000万円の腕時計を所有していることは幸せなのか?
このように私のような一般庶民が、5000万円の腕時計を手にしたら起きるであろう現象をお話ししてきましたが、高額なものを所有していれば必ずしも幸せであるとは言えないでしょう。
我々はよく高額のものに憧れますし、実際に高額商品は品質は最高です。
ただし、ここで分かっておかないといけないことは、高額商品だから良いのではなく、自分の好みが第一優先であり、さらに身の丈に合っている商品でないといけないということです。
もっと分かりやすく言うと、自分が良いと思ったことが正解だということです。
そして、別の見方をすると私たちはその5000万という数字に惹かれているのか、その腕時計に引かれているのかが明確に分かることです。
やはり資産になるとは言え、そこの部分(売れないということですね)に制限が入ると欲しいと考える人は激減すると思うんですよね。
売れなくても大丈夫!って言って5000万円払える人は本物ですよ。
こう考えていくと、ある一定の金額を超えるともしかしたら、それは腕時計ではなく資産として見えているのかもしれませんね。
要するに、私たちが5000万円の腕時計を手にして喜ぶのには、それを売却までのことも含めているわけで、ただ単に5000万円の腕時計を持っているだけでは恐らく幸せを感じられないだろう。
ということですよ。
話が変わるのですが、価値観について繋がるのでそのまま聞いてみてください。
この前久しぶりに、芸能人格付けチェックがテレビで合ってたので見てたのですが、1流芸能人はどのグループも残っていませんでした。
まぁこの番組を知らない方もいらっしゃると思いますが、もう知ってるって程で話していきますね。
簡単に説明すると
どっちが高級お吸い物かどうか。とか
どっちが高級な楽器を使って演奏されている音楽かどうか。とか
どっちが天才バレリーナかどうか。とか
こういったのをAとBで当てて行くんですが、絶対に皆様どこかで間違えています。
でもその人たちは、真剣に悩んで悩んだ結果、AとかBの間違った札を上げるわけですよ。
こう考えると、その人の中での正解というのは間違えてる方が美味しかったとか、上手に見えたとか、綺麗だったという判断をしたわけです。
それを見て私はどう思ってたかというと、まぁそんなもんだろうねぇ。
って感じです。
だってお吸い物の専門家でもなければ、オーケストラ上がりの人でもないわけで、その違いをその瞬間で見分けるなんて、自分の勘でしか選ぶことはできないのですから。
ここから分かってくることは、その人の正解というのはその人しか持ってないということです。
そして、例え安い方を選んだとしてもそっちが美味しいと感じたのであれば、それで満足できているのです。
これは腕時計も同じですよね。
普段購入しようとする腕時計よりも、5000万円の腕時計の方が良く見えると思います。
まぁそれは実際にそうなんでしょうが、ただそれを使いこなせるかどうかというのは別問題です。
だからと言って、安いものがダメなのではなく、500円の時計を買おうが1万円の時計を買おうが100万円の時計を買おうが、それで満足出来ているのであればそれが正解なのです。
あの番組もただのバラエティとして制作されてますし、実際に面白いと思いますがこう言った小さな刷り込みが繰り返されることで、自分が本当に幸せだと感じられる価値観から離れていってしまいます。
私は番組をディスってはいませんので、受け手側がライトな感じで視聴してる分には全然問題ありませんよね。
といった感じで、5000万円の腕時計を手にしたら幸せになれるのか?
を話してきましたが、身の丈にあった中から消費し体験することが大切なんだと考えています。
視聴者様はみんながみんなそうではないと思うんですが、1回はキャビア食べたことがあるのではないでしょうか?
私も30歳の時に憧れのキャビアを食べたのですが、あれを初めて食べた時に、へ〜こんなもんかぁ。
くらいしか思いませんでした。
味の記憶ももうほぼ0ですね。
それくらい何の思い出もないですし、もう一回食べたいか!というと別に自分から食べたいとは思いません。
それだったら、グランピングに行ってそこで作ってもらったカレーの方が美味しいし食べたいと思いますね。
でもそれで自分が満足してるわけですから、それで充分なんですよ。
腕時計もそうやって、自分の買える範囲の中から選んで買った時計で充分楽しめるんですよ。