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Article: 【Royal Pop/ロイヤルポップ】の転売価格はメルカリで〇〇万円!でも定価で買えます

【Royal Pop/ロイヤルポップ】の転売価格はメルカリで〇〇万円!でも定価で買えます

こんにちは、ベルモントルの妹尾です。

本日の動画では、「【Royal Pop/ロイヤルポップ】の転売価格はメルカリで〇〇万円!でも定価で買えます」という内容で解説して参ります。

 

昨日5月16日に発売されたSwatch × APのRoyal Pop、皆さんもう見ましたか?

定価は5万7200円から6万1600円なんですけど、今朝メルカリを見たらなんと25万円で売れてるんですよね。

ヤフーショッピングでも14万〜25万円の成約が並んでいて、これはなんと定価の3〜4倍です。

転売ヤーの皆様は、当たるかどうか分からない今回の転売商品に対して、かけた労力はしっかりと回収出来てると思いますね。

これを見て「えっ、限定品だったの?」って感じた方も一定数いることでしょう。

でも実は、これ多分限定じゃないんですよ。

今日はそこの話をしたいと思います。

転売価格の実態と、なぜこれが起きているのか。

そして最後に、この騒ぎを優しく見ながら私が思っていることを話させてください。

 

ベルモントルは金曜と日曜がフリーオープンで、その他の日を予約制でご対応させて頂いておりますので、気になる商品がございましたら、そちらから予約をお願い致します。

ベルモントルでは、価格だけではなく背景や佇まいも含めて腕時計やリングを選びたい方に向けて、公式LINEで一般公開前の新着商品や入荷予定品をご案内しています。

こうした商品選びに共感してくださる方は、概要欄から公式LINEのお友達登録をよろしくお願い致します。

それでは話を進めて参ります。

 

 

ロイヤルポップ 転売価格の実態

ではこちらの画像をご覧下さい。

メルカリで「Royal Pop 売り切れ」で検索すると、成約済みの実績がずらっと出てくるんですけど、価格の高い順に並べると、上から29万9999円、28万8888円、28万5000円、28万3000円……という感じで、大体ですがこれを慣らすと15万〜25万円の間での成約が並んでいます。

ヤフーショッピングでも14万〜25万円が中心帯で、全部SOLDになっています。

定価が約6万円のものが、翌日には15万〜25万円で取引されているわけです。

これが今起きていることです。

ただ、ここに関しては私はやらないんですが、購入者がその金額の価値があると判断して購入してるわけで、我々がワンワン言うのもお門違いです。

転売ヤーに対しても、これまた私はやりませんが、勝てる保証もないのにしっかり並んで、購入して売ってるわけですが、我々がワンワンいうのもお門違いです。

繰り返し補足説明しますが、この動画を見てる視聴者様も私もやらないんですけどね。

そしてもう一つ面白いのが、カラーによって人気に差があることです。

成約数と露出の多さで見ると、

1位がOcho Negro(オチョ ネグロ)のブラック

これが圧倒的に多いですね。

当たり前ですがこれがロイヤルオークに1番近いし、シンプルで合わせやすいからだと思います。

2位がLan Ba(ランバ)のライトブルー

3位がOtg Roz(オーティージー ロズ)のコーラルピンク

この2つはサヴォネット仕様、つまりスモールセコンド付きで定価も少し高いモデルです。

おそらく腕時計に進化できるのではないか?
というのを前回の動画で話したモデルですね。

まだ前回の動画をご覧になってない方は、こちらで詳細にまとめておりますので、ご覧下さい⬇️

4位以降はグリーン、ネイビー×オレンジという順番ですね。

ちなみにサヴォネット仕様の2色

ライトブルーとコーラルピンクは定価も6万1600円と少し高い上に、成約価格も上振れしやすい傾向がありますね。

確定ではないのに、腕時計に進化しそう!という期待感から価格を押し上げているというのは、なかなか面白い現象だなと思いますね。

全体的に見ると、「シンプルで使いやすいブラック」と「希少なサヴォネット2色」に人気が集中していて、その他のカラーはやや落ち着いた相場になっています。


では次に、限定じゃないはずのになぜ転売が成立するのか?という事について解説して参ります。

 

限定じゃないはずのになぜ転売が成立するのか?

ではここからが本題なんですけど前述した通り、Royal Popは多分限定生産じゃないんですよ。

というのも、これまでの流れから、今回のロイヤルポップもMoonSwatchやブランパンコラボと同じ販売方式であり、過去モデルは継続販売されていましたからね。

じゃあなぜ、定価の3〜4倍で売れているのかって話ですが、これは「人工的な希少性」が生まれているからです。

まず一つ目に、販売チャンネルが店頭のみという点ですよね。

オンライン販売は一切なくて、日本では全国12店舗でしか買えないんです。

「欲しいけど近くに店舗がない」という人が転売市場に流れる構造ができています。

地方に住んでいる方や、仕事で発売日に並べなかった方は、どうしても転売市場に頼らざるを得ないという状況があるんですよね。

二つ目に、1人1日1店舗1本という購入制限です

複数買いができないので、発売直後に一気に市場に出回らないんですよ。

これが発売当日の希少感を生んでいます。

三つ目に、これが一番大きいんですけど、転売目的の行列が供給を食い潰しているという問題です。

昨日の銀座では500〜600人規模の行列ができたそうです。

でも実際に買えたのは約100人分だと言われています。

残りの400〜500人は買えなかったそうで、しかもその行列の大半が転売業者で、本当に欲しいと思っている人が後ろに追いやられているはずです。

転売ヤーは一般の欲しい人よりも熱量が高いですからね。

本当に欲しい人が買えなくて、転売目的の人が買っていくという、この構造が価格を吊り上げているわけです。

四つ目に、MoonSwatchの前例効果もあります。

2022年のMoonSwatchで「発売直後に買わないと入手できなくなる」という記憶が市場に刷り込まれているので、「今買わなきゃ」という焦りが転売市場への需要を後押ししています。

だから、来年も再来年もこのカテゴリーの新作は常に転売ヤーの餌食になるという事です。

でも、ここで冷静に考えてほしいんですよ。

限定生産ではないとは断言出来ませんが、これまでの流れを見れば、Swatchはこれからも作り続けるということです。

一時的に店頭から消えていても、補充されれば定価で買えるようになります。

転売価格が高止まりしているのは、あくまで「発売直後の一時的な現象」に過ぎないんですよね。

これは時計に限らず、あらゆる転売市場に共通する構造です。

だから、転売ヤーに対して実りがないからもう辞めた・・・・って気持ちにさせるためには、我々が買わないことが1番なんですね。

では次に、もうちょっと深く踏み込んで「転売価格で買う必要はない!」という事について解説します。

 

転売価格で買う必要はない!

ここで皆さんに一番伝えたいことを言います。

転売価格で買う必要はないです。

MoonSwatchの前例を見ると分かりやすいんですけど、2022年の発売直後、MoonSwatchの転売価格は定価13,200円に対して2〜3万円まで跳ね上がりました。

でも半年以内にほぼ定価近辺まで落ち着いています。

今では普通に買えますよね。

Royal Popも同じ軌跡を辿ると思っています。

発売から3〜6ヶ月以内に転売相場は収束するというのが私の見立てです。

今15万円、20万円払って買うのか、3〜6ヶ月待って定価の6万円で買うのか。

この半年の間、もう我慢できなくて夜も寝れない方は購入した方がいいでしょうが、大半の方は半年は待てると思います。

だから、もうちょっとだけ待っていいと思うんです。

それから一つだけ補足しておくと、今この転売騒ぎを見て「AP、ブランド価値が下がるんじゃないか」と心配している方もいると思うんですけど、私はそうは思っていないです。

Royal Popは腕時計ですらないポケットウォッチで、本物のRoyal Oakの代替にはなりえないし、当たり前ですがロイヤルオークとは比べ物になりません。

むしろ今回のコラボで「APってどんなブランドなんだろう」と興味を持った人が増えたとすれば、中長期的にはヴィンテージAP市場にとってプラスになる可能性すらあると思っています。

どうしても今すぐ特定のカラーが欲しいという方以外は、少し待つことを強くお勧めします。

 

 

ここから先は、Royal Popじゃなくて本物のAPが欲しい方への話です

ここから先は、Royal Popじゃなくて本物のAPが欲しい方への話です。

今回のRoyal Popの騒ぎを見ていて、改めて強く感じたことがあるんですよ。

世間ではRoyal Oakばかりが注目されています。

APといえばRoyal Oak、Royal Oakといえばコラボ、コラボといえば転売——という連想で話題が回っています。

でも実は、APの世界はRoyal Oakだけじゃないんですよ。

今私の手元に、1970年代のヴィンテージAPが3本あります。

Royal Oakが誕生したのが1972年ですから、ちょうどRoyal Oak登場と同じ時代に作られたモデルたちです。

昔のオーデマピゲは、薄型のドレスウォッチを得意としていたんですが、現代の我々が見ても非常に手の込んだ作りで、センスを感じるモデルがたくさんあるんですよね。

では今回は3本だけご紹介させていただきますね。

1本目は、ホワイトゴールドケース&ブレス一体型のレクタンギュラーモデルです。

これ、見ていただくと分かるんですけど——「渋い」という言葉がこれほど似合う時計もないなと思っています。

ブラックに見えるダイヤルが実はマットな深いネイビーで、その上に鏡面仕上げの針とインデックスだけがさりげなく光っています。

ブレスもケースもマットな質感でつながっているから、光るのは針とインデックスだけなんですよ。

主張しないんですよ、この時計は。でもそこに美しさを感じるんですよねぇ。

このブレスレット、編み込みの精度が本当に素晴らしくて。2000年頃まで時計のケースは専門工房に外注するのが当たり前でして、このモデルのケースは「ブレラ」という工房が作っています。

パテックやヴァシュロンにもケースを納めていた名工房で、裏蓋のキーナンバーが27であることからそれが分かります。

こういった背景まで知った上で手に取ると、また違って見えてくるんですよね。

 

2本目は、ホワイトゴールドケースのTVスクリーン型です。

クッション型の横長ケースに、ブラックダイヤル。

薄型で、ヴィンテージ感溢れるフォルムです。

「静かに存在感を放つ」という表現がぴったりで、華美に主張するのではなく、でも確実にそこにある、そういう佇まいの一本です。

このモデルのケースはラ・ショード・フォンにある「Alcide Guyot(アルシド・ギヨー)」という工房が製造していて、裏蓋のキーナンバー122がそれを教えてくれます。

70年代のAPは、こういった工房との分業によって成り立っていました。

今のように全てを自社で賄う時代とは違う、職人たちのネットワークで作られていた時計なんですよね。

 

3本目は、ホワイトゴールドケースのレクタンギュラー型・3Pダイヤモンドインデックスモデルです。

これ、ケースの厚さが約1.85mmしかないんですよ。

1.85mmです。Royal Popのケース厚が8.4mmですから、その薄さが想像できると思います。

12時位置にはAPのブランドロゴ、3・6・9時位置に控えめなダイヤモンドインデックスが入っていて、シンプルなのに華やかさがあり、とてもバランスが取れています。

搭載されているCal.818というムーブメントは、実はオーデマピゲとヴァシュロンコンスタンタンにしか供給されなかったムーブメントです。

世界でこの2ブランドだけが使えたムーブメントという、その事実を知ると、この薄くて小さな時計に対する見方が変わりますよね。

この3本に共通しているのは、Royal Oakが生まれる以前のAPの美意識が詰まっているということです。

Royal Oakは革命的なモデルで、APの歴史においても特別な存在です。

でもRoyal Oak以前のAPには、ジュエラーズピースに近いような、上品で静かな美しさがありました。

今の時代に「APといえばRoyal Oak」という文脈の中で、こういうモデルたちは少し忘れられている存在かもしれません。

でも私は、この忘れられかけているモデルたちに強く惹かれるんですよね。

転売で騒がれるものでもなく、コラボで話題になるものでもなく、ただ静かにそこにある、その佇まいが好きなんですよ。

Royal Popの騒ぎをきっかけに「APってそんなに深いブランドなんだ」と思い始めた方がいれば、ぜひ一度ショップを覗いてくださいね。

今日紹介した3本のような、Royal Oak以外のヴィンテージAPやヴァシュロン、パテックの世界はまだまだ広いです。

ベルモントルではLINEから気軽にご相談いただけます。概要欄のリンクからどうぞ。

転売価格で焦って買うより、本物と向き合う時間の方が、ずっと豊かだと思いますので。

今日もご視聴ありがとうございました。またお会いしましょう。

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