カルティエの腕時計『サントスガルべのオールステンレス/SSモデル』の魅力
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本日の記事では、何が良い!?サントスガルべの初期型オールステンレスモデルをレビューという内容でお話しして参ります。
皆様ご存知の通り強烈にかっこいい腕時計なのですが、コンビモデルとの違いは!?着用した感じどうなの?
などなど気になるところをレビューして参ります。
ベルモントルは3連休もお盆休みも営業しておりますので、気になる商品がある方はお気軽にお申し付けください。
自宅兼事務所としてやっております。
それでは早速やって参りましょう。
サントスガルべ オールステンレスモデルスペック解説
今ご覧になってるのが、サントスガルべのオールステンレスモデルなのですが、ほとんど市場に出てくることはないので、見慣れてない分、違和感というか不自然さを感じる方も多いと思われます。
サントスガルべは元々はコンビモデルがベースにあり、そこから大ヒットしてきた中でいろんなバージョンが派生していきました。
そして、作られた数もかなり少ないです。
感覚的にはコンビが10あるのに対してSSは1かなぁといった感じですね。
ですので、一般的に我々が見かけるのはコンビモデルであり、このSSモデルは派生系であり希少モデルなんですね。
ではこちらの時計の特徴とスペックを解説します。
まずケース径は30mmであり、搭載ムーブメントは自動巻。
サントスガルべの中でも初期型です。
初期型に分類出来る理由は、ブレスとバックルです。
まずブレスの作りは、初期はピンタイプでありコマの横からネジを回して外すタイプではなく、ピンを押し込んで外れます。
バックルは、ダブルCの装飾が入った片方向開きで、ラグからバックルに向かって細くなっていくデザインで作られます。
中期型以降は、こんな感じでバックルは同じ太さのままバックルにつながり、バックルも観音開きのタイプに変わります。
あと、ケースの裏蓋も違います。
初期型の自動巻はこんな感じでガクンと裏蓋が膨らんでいるのに対して、後期型はかなり薄く仕上がっています。
これはサントスガルべが誕生した頃(初期型の頃)はラグスポブーム時代真っ只中であり、ブレスはバックルに向かって細くなっていくデザインがかっこいいとされていたんですね。
これは今でも素晴らしいデザインです。
そして、そこからラグスポブームが段々と終わりかけて、過渡期を経てデカ厚時計ブームが起きるのですが、その過渡期のモデルが同じ幅のままバックルに繋がる中期モデル何ですね。
その時代その時代に、にカッコいいと言われるデザインがその特徴からも、いつ頃のモデルなのかがある程度分かるようになっています。
こちらのガルべは、おそらく1980年代の時計ですね。
サントスガルべ SSモデルのレビュー
仕入れの時点で、もうほんとかっこいいよねぇ〜〜〜。
って思いながら、仕入れたいと願ってたのですが、どうにか仕入れることが出来た時計です。
じゃあ実際に手元に来て、手首にはめてみての感想なのですが、もう感動しますね。
ケースは大きすぎず、手首に収まるジャストサイズ。
コンビもいいですが、こっちは全部同じ色で統一されているので、コンビほどの主張はないです。
私はこの主張のなさが1番気に入っています。
目立つことがないけど、良くよく見たらめっちゃかっこいいやん。
って感じですかね。
何より、造形が美しいので着用してると、顔には出ませんが心はにやつきますし、すぐに時計に目が入ってしまいますね。
あと、時計がかっこいいので自分自身もカッコよくなったというか、こんなんをつけてたら姿勢が正されますし、自信がつきますよね。
と言った感じで、これはどちらかというと外観の感想ですね。
では文字盤を見てみましょう。
文字盤が珍しいことにクラックがなく、かなり綺麗なコンディションです。
大体ガルベはクラックがあるんですが、クラックがないってのは本当に凄いです。
この光り方を見ても、多分なのですがカルティエ社で交換された感じもありません。
ケースはステンレスのシルバーに対して、文字盤はホワイトであり黒のローマンインデックスが配置されています。
そしてそこに入ってくるのが、ブルースチールの3本の針とリューズについたブルーのカボションですよ。
ステンレスのシルバー、文字盤のホワイト、針とリューズのブルー。
この3色展開が上品さを駆り立てています。
カップヌードルを食べる時に、絶対に使うこともないであろうクロノグラフのストップウォッチ機能がついたあのデザインも男心をくすぐりますが、この動画を見てる方は、シンプルな時計が好きなはずです。
確かにシンプルな時計は、たくさんありますが出自が宝飾品ブランドであるカルティエのデザインというのは、さらにそれをいく美しさがあります。
世界3大時計ブランドのステンレスモデルも超絶かっこいいんですが、3大時計ブランドではないにも関わらず、その領域に持っていけるカルティエの実力は歴史に裏打ちされています。
こちら本日オーバーホールに出しておりますので、帰ってくるのはおそらく9月の半ばになると思います。
どんなものか見てみようかなぁ、って方はお気軽にお申し付けくださいませ😊